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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1976
塔76 1/15 37–40ページ

ほとんど6,000年にわたってたてられたエホバのための証し

エデンにおける男女の反逆は大論争を引き起こしました。人間はエホバに対する純粋の愛のゆえに創造者また主権者である神に神聖な奉仕をささげることを忠節に選ぶでしょうか。「初めからのへびで,悪魔またサタンと呼ばれ……ている者」は,人の住む全地を惑わすことに取り掛かっていました。エホバの主権に挑戦することにより,この者は人類の中で神に対する忠実を証明する者はただの一人もいないであろうと,ほのめかしました。サタンは,人間が本来,利己的である,つまり人間は物質的な面で得るところがなければ神に仕えることはしないと主張したのです。―創世 3:1-5。啓示 12:9。ヨブ 1:7-12。

その偉大な知恵をもってエホバはご自身の主権の正当かつ義であることを一度かぎり立証することを決意されました。エホバはアダムの子孫である人類の中に,たとえサタンがどんな試練をもたらそうとも喜んでエホバの主権を支持する人々のいることを予見されました。ひとたびこの論争が疑問の余地なく解決されるならば,それによってエホバの主権の立証は永遠に揺るぎないものとなるでしょう。これは将来のどんな挑戦をも直ちに試して退けることを可能にする試金石となるでしょう。しかしこの論争の解決にはおよそ6,000年という期間を必要とします。そして6,000年にわたる人類の歴史は今までに何を示していますか。この全期間を通じて地上には忠実を保ったエホバの証人が存在していましたか。そして神が真実であり,サタンの偽り者であることが証明されましたか。―箴 27:11。

第一千年期

アベルはエホバの主権を支持して忠実を守った最初のエホバの証人でした。(ヘブライ 11:4)彼はエホバに受け入れられる動物の犠牲をささげ,一方,カインのささげものは受け入れられなかったために,アベルはその兄弟カインに殺されました。「世の基」はアダムとエバが息子,娘を持つようになった時に置かれたのです。アベルは,記録されているところでは二番目の息子でした。アダムから七代目の人エノクも忠実な証人として『神と共に歩み』,不敬虔な人々に対するエホバの裁きについて預言しました。その忠実さのゆえに,365年後,生ける者の地より「神が彼を移された」ので,エノクは他の人々と同じような死に方はしませんでした。―創世 4:1-15; 5:1-4,21-24。ルカ 11:49-51。ユダ 14,15。ヘブライ 11:5。

第二千年期

この千年期の初めごろ,メトセラの子レメクは神の霊感を受け,彼自身の息子ノアが人類に慰めをもたらすであろうと預言しました。世界紀元の1056年に生まれたノアは,偉大な信仰の人として950年にわたる生涯のうち944年をこの千年期に生きました。ノアの時代,天使である神の子たちが不従順にも地上で結婚生活を始め,人類が暴力に傾いたにもかかわらず,ノアは『神とともに歩』み,『その世の全き者』であることを示しました。その信仰のあかしとして,彼は神の命令により「自分の家の者たち[忠実な他の七人の者たち]を救うために箱船を造り……この信仰によって,彼は[不敬虔な人々の]世を罪に定め」ました。彼は「義の宣明者」でした。そしてそののち,洪水の時に救われたことを感謝して神に犠牲をささげています。エホバに従い,忠実に奉仕したノアとその家族は,サタンが偽り者であるという生きた証拠となったのです。そしてかの悪しき者をくやしがらせました。―創世 5:28-31; 6:9。ヘブライ 11:7。ペテロ第二 2:5。

第三千年期

ノアはこの千年期に入って六年生きました。彼の死後二年たってアブラハムが生まれています。アブラハムは本当に神を信じ,身体的に楽しみを与えるものよりも創造者に対する従順を大切にし,また神は復活によって命を再び与えることもできるという信仰をさえ示したので,エホバから豊かに祝福されました。「エホバの友」としてアブラハムはメシアが彼の家系から出るという神の約束を得ました。アブラハム,その息子イサク,孫のヤコブ(のちにイスラエルと名付けられた)はいずれも模範的な信仰を示し,どんな人間の王国にも愛着を示すことなく,エホバの建てる象徴的な「都市」を待ち望んで外国に天幕生活をしました。ヤコブの十二人の息子はイスラエル十二部族の頭となります。これら息子たちの中でもヨセフは高い道徳の原則に従うことにより,また(アブラハムに対する約束とかかわりを持つ中心的な家系である)父の家族をききんの時に救って神に対する大きな忠節を示しました。その後モーセはエジプトの栄光を自ら退けて,真の神の崇拝を擁護することを選びました。模型的な「聖なる国民」に組織されるべく神の民をエジプトの捕らわれから導き出すにあたって,モーセは確固としてエホバに従いました。同時代の人であるヨブは持ち物を失い,健康を損なうという苦しみに遭ったにもかかわらず,神への忠実を曲げようとしなかったことで有名です。ヨシュア,カレブそしてイスラエルの裁き人たちも義のための戦士として際立っています。この千年期が終わりに近づいたころ,エッサイの子ダビデは『神の心にかなう人』であることを示し,揺るぐことのない彼の忠節のゆえに神は永遠の王国の契約を彼と結ばれました。―創世 9:28,29; 11:26; 12:1-3。ヤコブ 2:23。使徒 13:22。ヘブライ 11:8-32。ヨブ 1:8; 27:5。

第四千年期

ダビデの子ソロモンの死後にイスラエルの国は二つの王国に分裂します。忠実な王は少数でした。しかしエホバの預言者の中にはエリヤ,エリシャ,イザヤ,エレミヤその他大勢の忠実を守った人々がいました。エリヤの時代,北のイスラエル王国には『そのひざをバアルにかがめ……ざる』忠実な者七千人がいたと記録されています。南の王国においては,忠節な祭司を含む何千人の人々がエルサレムのエホバの神殿で真の神の崇拝を続けていました。北の王国が流浪の身となったとき,北から来た多くの敬虔なユダヤ人はエルサレムで崇拝を続けたのです。そしてエルサレム自体が荒廃したとき,流刑の地バビロンでエゼキエル,ダニエルそのほかの忠実な人々が真の崇拝を守りました。七十年後,ほとんど5万人の献身的なユダヤ人と,彼らに交わる人々がエルサレムに神殿を再建し,そこにエホバの崇拝を再興するために戻りました。このことにおいて彼らを激励したのが預言者ハガイとゼカリヤです。ネヘミヤと他の忠実なユダヤ人もまた,神の民に律法を教えることに励み,その結果,人々は「エホバを喜ぶ事」がまことに「力」であることを認識できました。忠実な書士も手書きの聖書写本を作ることに労し,こうして神のことばはふえ,また広まったのです。―列王上 19:18。ネヘミヤ 8:9,10。ハガイ 1:12-14。ゼカリヤ 1:1-3。ヘブライ 11:32-38。

第五千年期

この千年期はゼカリヤとその妻エリサベツ,ヨセフとマリア,シメオン,アンナおよび他の真の崇拝者に対するエホバの祝福と恵みを述べた聖書のことばをもって始まります。バプテストのヨハネは来て『エホバの道を備え』,恐れを知らぬその奉仕は殉教者として死を招きました。しかし彼は自分自身の安全をおもんばかって妥協するようなことをしませんでした。約束されたメシアご自身が現われ,忠実の完全な手本を残されました。エホバの主権に対するイエスの絶えざる忠実に何かの欠点を見付けようとして,サタンはなんとやっきになったことでしょう! しかしサタンは惨めにも失敗しました。最も苦しい試練の下における,そして残酷な死に至るまでのイエスの忠実は,挑戦者に対して完璧で決定的な答えを与えました。使徒たちを初め他の初期クリスチャンはイエスの足跡に従いました。しかし第一世紀が過ぎると,預言されていたとおり,サタンのまいた「雑草」である偽りのクリスチャンのグループが,「小麦」のクラスつまり真のクリスチャンを迫害し始めました。第四世紀ごろ,異教の三位一体の教理を拒否した一部の人々は「アリウス派」と呼ばれました。キリストの死の記念をニサン14日に忠実に行なった他の人々は「クワルトデシマン」(14日派)と名付けられました。七世紀に「純粋で使徒的な,聖書のキリスト教」につき従った人々は「ポーリシアン」と呼ばれました。しかしこのような悪口そして迫害も,油そそがれた忠実なクリスチャンが忠実を保つのをやめさせることはできませんでした。―ルカ 1,2章。マタイ 13:24-30。

第六千年期

見せかけのキリスト教であるキリスト教世界の広大な領域のただ中にあって,油そそがれた真のクリスチャンはカトリックの僧職者の手による残酷な拷問や殉教にもかかわらず忠節を保ち続けました。十二世紀からフランスのヴァルド派はカトリックの慣行を拒否して聖書に厳格に従う道をとりました。その多くは殉教者となっています。その一人はこう語りました,「十字架に祈るべきではない。それは正しいかたの死の刑具として忌みきらわれるべきものである」。西暦十六世紀に始まった宗教改革の結果,多くの個人また諸国家がカトリック教会の権威から離れ去ることになりました。1870年代になって現代におけるエホバのクリスチャン証人は,組織されたグループとして活発に伝道し始めました。『雑草のような』キリスト教世界の僧職者からの反対にもかかわらず,この「小麦」のクラスの人々は完全に分けられ,彼らは今に至るまでその伝道によって207の国々に証言を行なってきました。とくに両世界大戦中にこれらのクリスチャンは激しく迫害されました。彼らの中には,エホバ神に対する信仰を否定することを拒んでナチスの強制収容所で死んだ人も大ぜいいます。そしてエホバの証人は共産主義や他の国々で今もなお試練に直面しているのです。しかしそのすべてを経験しながらも彼らは忠実を保ち,王国の福音を全地に宣明することに引き続き心を傾けています。1935年以来,200万人を超える人々が数千人の残りの者に加わって神の王国を証しするわざを行なってきました。これはまことに「大群衆」であって,彼らは宇宙主権者としてエホバを仰ぎ,メシアなる王としてエホバのみ子を仰ぎ見ています。―啓示 2:10; 3:10; 20:4; 7:9,10。

エホバの正しさは立証された

これらの千年期が過ぎ去って歴史のページに加えられるにつれ,エデンで起きた論争におけるエホバの側は疑問の余地なく証明されてきました。すべての時代を通じてエホバは地上に忠実な証人たちをお持ちでした。そして今日,彼らはここにあり,その数は急速に増し加わっています。この第六千年期の終わりに当たって,彼らは生命の賜物自体そして神の新秩序における永遠の生命という栄光の前途を含めて,神の設けてくださったすばらしい備えのすべてを神に感謝しています。このすべては,忠実を保った神のみ子,メシアなる王イエス・キリストの犠牲によって可能とされました。彼らはエホバの主権が正当な主権であることを信じています。彼らの唯一の願いは神の正義の道に従うことです。彼らはサタンのために忠実の道からそらされることは決してないという決意を抱いています。彼らはサタンが偽り者であるのを証明することにあずかるのを喜び,確固とした信仰を抱いて,現代における「神の壮大な事がら」を告げ知らせるわざに励んでいます。間近に迫った大いなる日すなわち『エホバの怒りの日』にサタンとサタンにつき従う者,そしてサタンの悪しきわざすべてを除いて,エホバご自身が義をたて,ご自身の主権をあがめるため,まさに行動されようとしていることを知って,彼らはなんと大きな喜びを抱いているのでしょう!―使徒 2:11。ゼパニヤ 2:2,3。

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