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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1970
塔70 5/15 291–292ページ

家庭の中であなたの務めを果たしましょう

夫と妻がかしらの権を争う家庭に平和と一致があるでしょうか。父親が子供のためにもうけた規定に母親が反対するなら,子供たちはしつけを受けることができますか。もし父親が責任を果たそうとしないならば,家族の士気は保たれますか。夫と妻が,おのおのその務めを果たさなければ,きわめて望ましくない結果が生じ,家族の分裂を招くおそれさえあります。

多くの夫婦はそれぞれの務めを正しく理解しないために,結婚生活は出発当初から不安定です。それが,今日,多くの国で高い離婚率をひき起こしている主因のひとつであることは疑いありません。もし彼らが結婚にかんする聖書の良い助言に従いさえすれば,多くのわずらい事や嘆き,それに感情のストレスを避けることができるのです。

聖書は夫と妻の務めを明確にし,夫を家族のかしらとしてこう述べています。「キリストは……〔会衆〕の首なるごとく,夫は妻の首なればなり」。(エペソ 5:23〔新〕)かしらである夫には,家族のために重要な決定を下す責任があります。

妻の務めについてはこう述べています。「〔会衆〕のキリストに従ふごとく,妻もすべてのこと夫に服へ」。(エペソ 5:24〔新〕)したがって妻の務めは夫に従うことです。このことを考えるならば,妻が夫とかしらの権を争うのは正しいと言えますか。夫が子供のために決めた規定に妻が反対するなら,妻は夫に従っていることになりますか。それよりも夫の決めた規定を支持するほうが,妻としての務めにふさわしい態度といえませんか。また子供に対して聖書は,『主にある両親に従う』ことがその役目であると示しています。―エペソ 6:1。

聖書は夫に対し,愛をもってかしらの権を行使するようさとしています。「夫はその妻を己のからだのごとく愛すべし」。(エペソ 5:28)ですから夫は,妻に対して,自分に対すると同様に,愛情のこもった関心と思いやりをもたねばなりません。どんな決定を下す場合でも,妻の幸福と最善の福祉を心にとめているべきです。

これは,家族のために重要な決定を下すに先だち,クリスチャンの夫は妻や子供たちの希望を考慮するということです。家族が幸福であるためには,家族の間でそのような話し合いを常に行なうことが必要です。家族のだれもが,お父さんは話しやすく,話のよくわかる人だ,と考えられるようでなければなりません。しかし父親が最終的な決定をしたならば,妻や子供たちはそれを受け入れ,それに沿って努力する義務があります。

しかし夫の決定が賢明でない場合はどうですか。そのときはどうしますか。妻はかしらの権を横取りして別の決定を下すべきですか。それは賢明とは言えません。妻はやさしく,巧みに問題について夫と話し合うことができますが,もし夫があくまでもその決定に固執するならば,神の律法に違反する行ないを要求しているのでないかぎり,妻は夫の決定を支持する責務があります。そのような忠節な支持を妻が示すなら,子供たちはかしらの権を敬い続け,家族の間に平和と一致が保たれます。

口うるさく夫のまちがいをなじるのは,従順な協力者としての妻の務めにふさわしい態度ではありません。それは夫の家庭生活をがまんのできないものにするだけです。聖書が次のように述べているのはそのためです。「相争ふ婦は雨ふる日に絶えずある雨もりのごとし」。(箴言 27:15)多くの家庭はそのような妻のために破壊されています。

では,母親が子供たちを正しくしつけるためになしうるかぎりのことをしても,父親が自分の権を行使して子供たちを懲らしめる務めを怠ったために,ある子供が悪くなった場合,母親は責めを感じるべきですか。そのような場合,おもな責任は,自分の務めを怠った父親にあります。

ところが,両親ともそれぞれの務めをよく果たしているのに子供が悪くなる場合もあります。もし両親が,子供を正しくしつけるためになしうるかぎりのことをしたのであれば,子供が悪くなった責任は両親にはありません。両親はそのことで自分を責めるべきではありません。聖書にも,親はよいのに子供が悪くなった例が幾つかあります。ヨタムはそういう経験をしました。―歴代下 27:6,9; 28:1。

夫と妻が,各自の務めにかんする聖書の助言に従うならば,結婚生活の諸問題はたいてい解決します。結婚生活が実際に離婚に終わったある夫婦の経験などはそのよい例です。離婚後1年たって男は女に会い,再婚したい気持ちがあることを話しました。彼女はその時の経験をつぎのように語っています。

「再婚したってそれは問題の解決にはならないでしょう,とわたしは言いました。以前成功しなかったのですから,2度目に成功することなど全く考えられませんでした。しかし彼は,こんどこそ結婚を成功させる方法を知っているんだ,と言い張りました。わたしは単なる好奇心から,わたしたちを幸福にするというその唯一の方法とは何なのか尋ねてみました。彼は,神の真理のことばだ,と答えました。それでわたしは,『ではこうしましょう。あなたが本気でそんなことを言っているなら,証明してください。そして,もしそうとわかれば,再婚しましょう』と言いました。『よろしい。それで結構』と彼は答えました。彼は……帰るとすぐにエホバの証人と連絡をとり,家庭聖書研究を取り決めました。そして全部の集会に出席し,わたしに毎晩電話をかけてくるか手紙を書いてよこしました。彼は学んだことすべてに心を奪われていました。わたしたちは1968年1月16日に再婚し,それ以来とても幸福に暮らしています。今では,問題が生ずると聖書から導きを得ることにしています」。

聖書の導きに従う家庭は,いろいろな危機に翻ろうされたり,離婚という破局に向かう心配はありません。むずかしい事態が起きても,意見の相違があっても,平和裏に解決できます。そのひとりびとりが自分の務めを果たす家族は,今のときでさえ,平和と一致と幸福を楽しむことができるのです。

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