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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1971
塔71 12/15 766ページ

神に仕えようとして迫害される

ガールフレンドと私は,1967年の11月ごろ,エホバの証人と聖書の勉強をはじめました。彼らとは,フロリダ州のここマイアミで,何回か合ったことがありました。その時までわたしたちは,今日のいわゆる「新しい世代」の一員でした。私に関するかぎりでは,「グル」になるほど反抗的でした。グルとはヒッピー仲間でいう,幻覚的な体験のくろうとのことです。私は自分の住んでいた地域の仲間からそのように見られていました。刑務所にはいること数回,一度は裁判にかけられるなどして,たえず“ぜいたく”な生活を2年つづけたのち,そしていく度か精神の旅 ― そのあいだ私は問題を切り抜ける助けとして自分には「グル」が必要だと感じていた ― をしたのち,今こそこのようなむなしい生活から出る時だと考えました。

聖書の勉強をするにつれ,わたしたちは,聖書の重要さとその真理のすばらしさにしだいに気づきはじめました。わたしたちの関心は深まり,やがてエホバの証人の集会に出席するようになりました。このことはわたしたちの関心をいっそう高めるのに役立ち,ほどなくわたしたちの外見(頭髪・衣服)と性格は変化しはじめました。

わたしたちがエホバ神の真理を真剣に考えるようになり,また学んでいたすばらしい事柄に関連して,神がご親切にも開いてくださったこの新しい生活をわたしたちが愛するようになったことは,注意を引かずにはいませんでした。わたしたちの頭上には,ガールフレンドの家族のもの凄い攻撃が降ってきました。彼らはユダヤ教徒です。大して信心家でもなく,強い信仰を持ってもいないのに,娘がクリスチャンに,しかもエホバのクリスチャン証人になるということが,がまんならなかったのです。

彼女の両親も,兄弟も,おばあさんも,親せきの者も,神の真理がわたしたちの生活にもたらしていたすばらしい変化を認めることができませんでした。それどころか,娘がこういう宗教的な状態に陥ったのも私の影響であり,私が彼女をそうさせているからだと彼らは考えていたので,私はさんざん非難されました。しかしこの点彼らは大きな考えちがいをしていました。なぜならそれは私ではなく,彼女の強い願いと認識から出ていたからです。そのために,わたしたちをやめさせようとする彼らのあらゆる努力も効を奏しませんでした。

私が家に行っても,みんなでわたしたちを取り囲んで質問をあびせ,わたしたちの信仰を弱めようとして偽りを言うとき以外,彼らはろくに口をきいてくれませんでした。ひどい金切り声をあげることもありました。ある晩例によって非難攻撃されていたとき,彼らは次のようなことを言い出しました。つまりわたしたちがもうひとりの証人を連れてき,彼らが自分たちのラビを連れてきてわたしたちに合わせよう,そうすればラビはわたしたちがいかにまちがっており,いかに狂信者であるかを示してくれるというわけです。しかしそれは問題をなんと大きく逆転させたのでしょう。というのは,ラビは,わたしたちのしていることは美しいことだと言い,わたしたちに「青信号をつけ」てくれたからです。

残念なことにそれでも迫害はやみませんでした。それからは冷戦状態にはいったからです。彼らは私に,こんにちは,さようなら,以外のことは何も言わなくなりました。1968年の5月,わたしたちはエホバ神への献身を表わすためにバプテスマを受け,それから数か月して結婚することにしました。彼らは,わたしたちの結婚とはかかわりをもたない,この結婚は認めないと言いました。そして私の婚約者をヨーロッパ旅行でつろうと試みましたが,それも失敗に終わりました。また結婚式には参列しない,援助もしてやらない,と宣言しました。

彼らの反対には心を痛めましたが,わたしたちはそれによって弱くはなりませんでした。忠実を保つように,エホバ神がこの試練のあいだずっと力づけてくださったことをわたしたちはほんとうにうれしく思っています。仲間の証人たちの助けを得て,わたしたちは結婚式の計画を進めました。いったいどんなことが起きたでしょうか。彼らが結婚式にやってきたのです。しかもそれぞれ家族をひきつれて。だれが花嫁を連れてきたと思いますか。私のしゅうとでした。

わたしたちが今日まで堅実な歩みをつづけてきた結果,親せきの者たちもすっかり変わってしまいました。彼らの現在の状態を語ろうと思えば,いくページも必要でしょう。たとえば,私が全時間の伝道活動にはいったとき,彼らは私の奉仕を助けるために,自分の建築会社の中で,パートタイムの仕事を与えてくれました。現在私は,週に最高三日だけ働いて,よい給料をもらっています。そのために,やがては妻も,私といっしょに全時間伝道活道ができるようになるでしょう。こうしたことはすべて,エホバ神の過分のご親切と愛によるものです。「ヒッピー」の生活をすて,永遠の生命に通ずる唯一の道,エホバ神の崇拝を行なうために,迫害を耐え忍んだことを,わたしたちはほんとうにうれしく思っています。―寄稿

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