女らしい慎み
● 皆さんの住んでおられる地域では,女性の最新流行の服装に「慎み」という特質が見られますか。世界中の多くの男女は声を大にして「いいえ」と答えるでしょう。丈の長目のスカートが流行しても,大抵,人々が身に着ける衣類は非常に露出的であったり,慎みを欠いたものであったりします。皆さんも恐らくそうしたことに気付いておられるでしょう。
では,クリスチャンの女性は,慎みという特質にかなった衣服を買うか縫うかするよう努力すべきでしょうか。様々な国にいる多くのエホバのクリスチャン証人の女性は,それが賢明な道であることを認めています。エホバの証人の女性は,きちんとしていて魅力的な身づくろいに関心を持ってはいますが,同時に「よく整えられた服装をし,慎みと健全な思いとをもって身を飾」らねばならない,という霊感を受けた助言を自分の考えの導きにしているのです。―テモテ第一 2:9。
ものみの塔協会のプエルトリコ支部事務所は,一人の若い証人からこの事に関する興味深い手紙を受け取りました。その手紙には次のように書かれていました。
「私たちは先日,とてもうれしい経験をしたので,そのことについてお知らせしたいと思います。二人の若い姉妹と私が,戸別伝道の業に携わるため道を歩いていると,一人の男の人に呼び止められました。最初その男の人の動機を疑っていたので立ち止まろうとはしませんでしたが,あまりにもしつように呼ぶので,何の用なのかを聞くために立ち止まりました。その人は,『皆さんの服装をほめようと思ったのです』と語りました。私たちは,自分たちがエホバのクリスチャン証人であること,また,慎み深く装わねばならないと聖書が述べているのでそうしていることを説明しました。『それだからこそ皆さんに敬服しているのです。私は福音教会に属していますが,聖書に従ったふさわしい服装をしているのはあなた方だけだということが分かるからです』と,その人は述べました。それで私たちは,ふさわしい装いに関して聖書から優れた諭しを与えられていることを,どんなにうれしく思い,感謝しているかをお知らせしたいと思います」。