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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1980
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モーセは自分の言葉にそむいたのですか

三日にわたって全くの暗やみに覆われるという九番目の災いの終わりに,ファラオはモーセを脅してこう言いました。「よく気を付けよ! 二度とわたしの顔を見ようとはするな。わたしの顔を見るその日にお前は死ぬことになる」。(出エジプト 10:28,新)出エジプト記 10章29節(新)によると,モーセはそれに対して,「あなたはそのように言いました。わたしはもはやあなたの顔を見ようとはしないでしょう」と答えました。

ところが,出エジプト記の次の章の4節から8節を読むと,モーセはファラオに第十番目の災いを宣告しています。モーセは自分の言葉にそむいたのでしょうか。いいえ,そうではないようです。出エジプト記 11章1節から3節は挿入語句とみなすべき箇所のようです。つまり,「わたしはもはやあなたの顔を見ようとはしないでしょう」と語ったあと,モーセは話すのをやめたのではなく,続けて十番目の災いを告げる言葉を語ったのです。その後,記録が述べるように,モーセは,「激しい怒りのうちにファラオのもとを出(まし)た」。―出エジプト 11:8,新。

十番目の災いが最後の災いになることを知っていて初めて,モーセは,自分がファラオの顔を再び見ようとはしないであろうと語ることができました。さもなければ,エホバのご意志にかなっていないかもしれない事柄に同意するというせん越な行為をすることになりかねませんでした。出エジプト記 11章1節から3節の言葉は,十番目の災いが最後の災いになることをモーセが知っていたことを明らかにしています。またこれらの言葉は,エジプト人にその災いが臨んだ後,イスラエル人が何をすることになっていたかについても情報を提供しています。―出エジプト記 11章2,3節と同12章35,36節とを比較してください。

事態の進展に伴い,ファラオはモーセとアロンを呼び寄せざるを得なくなりました。十番目の災いで卑しめられたファラオは二人にこう告げました。「起きよ。お前たちもイスラエルの他の子らも,わたしの民のうちから出て行け。行って,お前たちの言ったとおりにエホバに仕えるがよい。お前たちの羊の群れも,その言ったとおりに連れて行け。そして,わたしのことも祝福するのだ」。(出エジプト 12:31,32,新)なんと対照的なことでしょう。モーセに死の脅しをかけたファラオが今では祝福をこいねがっています。ファラオは,モーセと他のイスラエル人が自分をのろい,自分の上にさらに災いが臨むことを望みながらエジプトを出て行って欲しいとは思わなかったのです。

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