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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1990
塔90 9/1 16–17ページ

約束の地の風景

あなたは季節から学びますか

エホバはかつて,『地の存続するかぎり,種まきと収穫,夏と冬は決してやむことはない』と言われました。(創世記 8:22)エホバはこのように,農耕に関連した季節を強調されました。

あなたは季節について,また季節と農業の関係について,どんなことを知っていますか。都会で生活していても,農業に携わっていなくても,わたしたちはイスラエルの季節と農作業について学ぶべきです。なぜでしょうか。なぜなら,これらについて知れば知るほど,神の言葉をよりよく理解できるようになるからです。

農夫は土地をすき返し,種をまき,それから穀物の収穫と脱穀を行ないます。しかし,聖書が述べることをもっと明確に理解するためには,それらの作業がいつ行なわれるかを含め,もっと多くのことを知らなければなりません。では,上の写真にあるような,古代ユダヤの段丘で行なわれていた,すき返す作業を例に取ってみましょう。a この写真は何月に撮影されたものだと思われますか。すき返す作業を自分の国で行なう時を知っていると,間違えるかもしれません。すき返す時期は北半球と南半球とでは異なっていますし,標高の違いによっても,また雨季がいつあるかによっても変わります。

このことは,聖書中の出来事に対するあなたの見方に影響を与えるかもしれません。あなたは,エリヤが自分の後継者を任命した部分を読むことがあるでしょう。こう記されています。「彼は……シャファトの子エリシャを見つけた。そのとき,彼は十二対の牛を先に立て,……すき返していた」。(列王第一 19:19)これは何月の出来事だと思いますか。そして,その地はどんな様相を呈していたのでしょうか。また,ヨハネ 4章35節によると,イエスは次のように言われました。「あなた方は,収穫が来るまでにはまだ四か月あると言うのではありませんか。……目を上げて畑をご覧なさい。収穫を待って白く色づいています」。イエスは時を具体的に挙げられましたが,あなたにはそれがいつだか分かりますか。

この表には,約束の地における季節と農作業が分かりやすくまとめられています。外側の輪はユダヤ人の教暦の月を表わします。b これらの月とわたしたちが用いている月とを比べ,重なり合う部分に注目してください。例えば,ニサン(またはアビブ)は3月の終わりと4月の初めに重なっています。その内側の部分には,穀物がいつ実るかが示されています。これは,収穫や脱穀など,特定の農作業がいつ行なわれたかを理解する助けになります。表の中心部分を用いて,年間の天候の変化を比べることができます。

既に二つの例を挙げましたが,こうした聖書中の記述の理解や認識を深めるために,この表を用いてください。

エリシャは預言者として召された時,すき返すための大がかりな作業に参加していました。それは恐らく,夏の厳しい暑さが過ぎたティシュリ(9月-10月)のころでしょう。そのころまでには,早い雨が土壌を柔らかくし,すき返す作業やその後の種まきができるようになっていました。

では,イエスがヨハネ 4章35節にある言葉を語られたのはいつでしょうか。収穫は4か月先のことでした。大麦の収穫がニサン(3月-4月)に,つまり過ぎ越しのころに始まったことに注目してください。その時から4か月前を逆算すると,キスレウ(11月-12月)になります。それは雨量が増えるころで,このあと雨は強くなり,寒い気候になってゆきます。ですから,「目を上げて畑をご覧なさい。収穫を待って白く色づいています」と言われた時,イエスは明らかに比喩的な収穫のことを言っておられました。

次に,あなたの個人研究のため,また家族で楽しく研究する時に用いるためのほかの問題を出しましょう。

■ エリコ近辺の亜麻の収穫はアダルの月に行なわれました。では,ヨシュア 2章6節と3章15節に記されている詳細な事柄は,どのように聖書の正確さを裏づけていますか。―ヨシュア 4:19; 5:11。

■ 脱穀は穀物の収穫に次いで行なわれました。では,レビ記 26章5節の約束は,豊かな繁栄をどのように描いていますか。

■ リツパは,神の民から血の罪を取り除くために処刑された二人の息子の寝ずの番を長期間行なっていたと思われますが,サムエル第二 21章10節は,その点をどのように示していますか。

■ サムエル第一 12章17節に述べられている雷と雨は,なぜ神からの答えとみなされたのですか。―箴言 26:1。

■ ルツにとって,ボアズの自分に対する処遇は一時的な反応ではないと結論できるどんな理由がありましたか。―ルツ 1:22; 2:23。

聖書朗読をする際に,この表を手もとに置いておくのはいかがですか。

キスレウ ニサン

25日 献納の祭り 14日 過ぎ越し

15-21日 無酵母パンの祭り

16日 初穂の捧げ物

イヤル アダル

14日 月遅れの過ぎ越し(民数記 9:10-13) 14,15日 プリム

シワン ティシュリ

6日 七週の祭り(ペンテコステ) 1日 ラッパの吹奏

10日 贖罪の日

15-21日 仮小屋の祭り

22日 聖会

[脚注]

a 「1990 エホバの証人のカレンダー」もご覧ください。

b 19年周期で7回ずつ,余分の月つまり閏月(ベアダル)が加えられました。

[17ページの図/図版]

(正式に組んだものについては出版物を参照)

ニサン(アビブ)

3月-4月

大麦

イヤル(ジウ)

4月-5月

小麦

シワン

5月-6月

早なりのいちじく

タンムズ

6月-7月

ぶどうの初物

アブ

7月-8月

夏の果物

エルル

8月-9月

なつめやし,ぶどう,いちじく

ティシュリ(エタニム)

9月-10月

すき返す作業

ヘシュワン(ブル)

10月-11月

オリーブ

キスレウ

11月-12月

羊の群れの冬ごもり

テベト

12月-1月

草木の生育

シェバト

1月-2月

アーモンドに花が咲く

アダル

2月-3月

カンキツ類

ベアダル

3月

[16ページの図版のクレジット]

Pictorial Archive (Near Eastern History) Est.

[17ページの図版のクレジット]

Garo Nalbandian

Pictorial Archive (Near Eastern History) Est.

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