感動させられる時期
1 “ほんうに感動させられる!” これはエホバのわざにおけるすばらしい拡大について,しばしば耳にする評ではありませんか。4月1日号の「ものみの塔」の報告には感動させられますが,それに続く増加を報ずる,「王国奉仕」の神権的ニュースについても同じことが言えます。わたしたちはエホバのクリスチャン証人として,人類史上最も重大かつ感動的なこの時にあって,エホバの民のあらゆる人々がいだいている,緊急性に対する気概を強く感じています。―テモテ後 4:2。
2 たいていの会衆の区域で,この世代を悩ましている深刻で恐ろしい諸問題,また,そうした問題を解決しえない人間の無力さについて,憂慮を表明する人々がいよいよ多くなってきています。その結果,以前にはわたしたちの話を聞くために時間をさこうとしなかったり,わたしたちの提供する聖書文書を読もうとしなかった幾千人もの人たちが,今ではわたしたちの話を聞き,聖書を読んでおり,相当数の人たちはわたしたちの集会にも出席しています。これはわたしたちを感動させることではありませんか。
3 4月の間わたしたちすべては引き続き,エホバと王国の方法による救いのための備えについて学ぶよう,人々を助ける感動的なわざにあずかることができます。「ものみの塔」誌がわたしたちを霊的に啓発し,強めてくれるのと全く同じように,他の人々もその内容から助けを受けることをわたしたちは知っていますので,あらゆる機会を喜んで捕え,「ものみの塔」の予約を3冊の小冊子を添えて550円で提供するか,あるいは「ものみの塔」と「目ざめよ!」の両誌を,6冊の小冊子を添えて1,100円で提供するかします。4月には,4月15日号と4月22日号の特別の雑誌が用意されますので,予約にはこの上もない良い月と言えます。それらの号や,それに加えて他の最近号を手渡し,人々に目を通してもらうなら,多くの人が両方の予約をすることの価値に気づくかもしれません。
感動させられる報告
4 両方の予約が片方だけの予約と同様,容易に得られることがしばしばあります。東北の大館市の特別開拓者はこう書いてきました。「この地はいわばかたい地のようです。でも共に御意志のままに奉仕して祝福を受けられるならと思っています。先月予約活動を楽しみ,ふたりで42件の予約を得ることができました。その42件のうち30件は両方の予約だったことはうれしいことです。『1週間に1冊,1か月に4冊送られてきて,1年間1,100円のご寄付です』と証言して得たものばかりです。このかたがたをこれから幾度も訪問するのが楽しみです」。
5 ある休暇開拓者の姉妹は,不在訪問をし,1か月間に9つの予約を得て感動させられました。どのようにしたのですか。午前中,だれもいない家には聖書研究のちらしを置いて行き,午後や夕方にその家を尋ねたのです。良い考えではありませんか。
6 予約切れ用紙を受け取って,すぐにそれを取り扱ったため予約が得られたという,感動的な経験をあなたはしたことがありますか。ある会衆の開拓者と伝道者は80%の予約を更新させるのを助けて,感動を味わいました。
7 そうです,新予約を得る方法はたくさんあります。上記の方法に加えて,贈り物としての予約,以前あるいは現在の聖書研究生,雑誌を定期的に取る人,親戚,友人,偶然の証言の際に話す人などのことを忘れないようにしましょう。さらに,4月には,「真理」の本のようなポケットサイズの出版物を1冊携えて行き,予約を断わる人に書籍と2冊の雑誌を合わせて150円で提供できます。少なくとも2冊の雑誌を50円の寄付で配布するよう,各家で努力すべきでしょう。
8 最も感動的で重大なこの時期に住んでいることは,確かに特権だと言わねばなりません。真理を知り,人類の世が直面している乗り越えがたい種々の障害を克服するのは,御子イエス・キリストを通してのエホバの王国だけであるということを他の人々に知らせるわざに参加するのは,なんとすばらしい喜びでしょう。―歴代上 29:11-13。
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正しい見方を持って,神の王国を伝道しなさい