集中的な冊子配布
1 1月の伝道者の増加は本当に驚嘆すべきものでした。966人も増えて2万1,419人に達したのです! 正規開拓者は3,011人に増え,開拓者の合計5,566人もやはり新最高数となりました。伝道者も時間20.9,再訪問9.9という空前の最高記録を作り,熱心に働く開拓者すべてとともに,89万978時間,40万5,273件の再訪問,3万9,604件の家庭聖書研究および95万4,387冊の雑誌配布というそれぞれの最高数に寄与しました。得られた新しい予約は4万3,967件で,昨年10月の最高数よりわずかに284件少ない好記録でした。4月には雑誌や予約の点でなおいっそう優れた成果を上げることができるでしょうか。それに,5月にはさらに別のわざが続きます。
2 「王国ニュース」は,「終わりの日」の最終部分に住むわたしたちが正直な心を持つ多くの人びとに音信を伝えるのに,まさに必要としている出版物です。世界人口と比べれば,わたしたちは『少数の働き人』です。畑は広大で,『収穫は大きな』ものです。(マタイ 9:37,新)限られた証言しか受けていない人びとにどうしたら接することができるのだろうかと,わたしたちの多くはしばしばいぶかってきました。頻繁に回っている区域でさえ,多くの人びとは時間をかけて話を聞こうとはしないために,わたしたちの訪問の目的を依然としてよく知ってはいません。エホバのみことばに基づく重大な音信をすばやく人びとに伝えられる手段を用い得るようにしてくださったエホバに,わたしたちはどんなに感謝できることでしょう。
3 5月に「王国ニュース 第17号」を配布するのはわたしたちの特権です。この冊子の第一面には,「宗教は神と人を裏切ってきましたか」という,人を考えさせる質問が掲げられています。その質問は,深い関心をいだいてこの冊子を読むよう人びとを動かすものとなるでしょう。
215万部
4 今回の配布もまた,5月3日から同12日までの10日間だけで完了する予定です。この冊子は5月3日以前には決して配布しないよう要請されています。そして,5月12日に野外奉仕を終える時までには,最後の1部を含めてすべてを一般の人びとの手に渡し終えることが期待されています。今回わたしたちは日本中で丸々215万部の冊子を配布します。それらの冊子は,2月に報告した伝道者各人につき100枚の割合で各会衆や群れに送られています。恐らく5月には,さらに多くの人びとがこのわざに携わる用意ができていることでしょう。受け取った冊子は「新しい伝道者を含め,皆さんで分け合ってください。「5月の間,皆さんの会衆ではどれほど多くの伝道者が野外の奉仕に加わるでしょうか。再び,胸の躍るような新最高数が得られるでしょう!
5 冊子の配布はなぜこうした集中的な仕方で行なわれるのでしょうか。それは一般の人びとに及ぶ影響を考えてのことなのです。人びとは互いに話しあうので,自分の知っている人びとのほとんどすべてに同じ緊急な音信がそれぞれ知らされたことにやがて気づくでしょう。この方法は,何か月もの間に徐々に配布するよりもはるかに深い印象を与えます。そのうえ,わたしたちは,バビロン的な宗教が神と人をほんとうに裏切ってきたことを知っています。人びとはそうした事実を知って,大いなるバビロンから逃れ,生き残るためにエホバの側に立たなければなりません。わたしたちは人びとを深く愛し,人びとのことを心配するゆえに,できるだけあらゆる機会を彼らに与えたいと思いますし,同時にエホバに誉れをもたらす偉大な証言を成し遂げたいと思っています。
このわざにおけるあなたの役割
6 あなたは自分に割り当てられる「王国ニュース」すべてを喜んで配布なさいますか。わたしたち各人はもう一度特別の努力を払うよう求められています。しかし,わずか何日間かのうちにこれまでの最大の証言の一つが行なわれるということを知るのは喜びではありませんか。確かに,人びとがのんびり休日をすごすゴールデン・ウィークに,偽りの宗教をこのようにして暴露するのは,きわめて時宜を得たことといわねばなりません。それはまた,野外の奉仕の務めによりいっそうあずかるべく努力すべき格好の時期ではないでしょうか。疑いもなく多くの人はこの時期に一時開拓者となって,まず「王国ニュース」を配布し,次いでその同じ区域を回って,通常の文書あるいは雑誌を提供したいと思われるでしょう。また,会衆は週中の群れの証言のための特別の取決めを設けることができます。さらに多くの土地では,特に日曜日の集会が午前中に行なわれている所では,集会後,会衆の人びとがこぞって冊子配布のわざに加わるよう招くこともできます。ほんのわずかの時間しかあずかれない人がいるにしても,そうした一団として行なう証言に会衆とともに加わるようお勧めします。
だれがあずかれますか
7 このわざにはだれがあずかれますか。すでに良いたよりの伝道者となっている人は皆,確かにそのわざにあずかるべきです。しかし,皆さんが研究を司会している人で,会衆の集会に出席している大勢の人びとのことを忘れてはなりません。そのうちの何人かは伝道者になる資格を持っていますか。もしかするとそれらの人は,冊子に収められている音信を伝えるあなたのお手伝いをしたいと考えているかもしれません。そして,その後も引き続き戸毎に良いたよりを知らせるわざにあなたといっしょに加わることを考えているかもしれません。では,そうするよう,それらの人を招待してください。
8 すでにご承知のとおり,これは難しいわざではありません。それはすべての人があずかれるわざです。健康がすぐれないため,一度に数軒の家しか訪問できないなら,それだけでも行なってみてください。もし数時間野外に留まれるのでしたら,躊躇せずにそうしてください。もちろん,中には健康をひどく害しているため,したいと思うほど多くを行なえない人がいるかもしれません。しかし,それでも,何枚かの冊子を他の人に手渡したり,あるいは郵便で送ったりすることができるでしょう。それに会衆内の他の伝道者は残りの冊子を配布するお手伝いを喜んでするでしょう。もし何らかの理由で,割り当てられた冊子全部を配布しつくせないなら,残りの冊子を書籍研究の司会者に渡すか,王国会館で返すかしてください。最後の週末が来る前にそうしてください。そうすれば,他の人たちが手伝って,残りの冊子を一般の人びとに手渡せるでしょう。
あなたの奉仕の報告
9 また,会衆の伝道者も開拓者も,5月の野外奉仕報告を提出するさいには自分が実際に配布した「王国ニュース」の冊子の数を報告用紙の下欄に記入してください。野外の監督は,会衆の配布した冊子の総合計を協会に知らせます。
同じ区域を再び回るわざ
10 冊子の配布を完了した後には,他の地区で働く代わりに再びその同じ区域に直ちに戻り,通常の戸別訪問の活動を行なうようお勧めします。このようにして区域を二度回るさい,それを「再訪問」としては報告しません。しかし,そうすることによって,冊子を読んだ人たちは質問をする機会を持つことになり,さらに何度か再訪問をしたり,良い聖書研究を始めたりする道が開かれるかもしれません。そうした再訪問は報告できます。また,あなたの区域のだれかが協会に手紙を書いて,いろいろ尋ねたりしたなら,協会はそのような人のことを皆さんに連絡します。その場合,そのような人を早速訪問するようお勧めします。そして,それを再訪問として報告してください。
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4月に一時開拓者になりましょう