質問箱
● 会衆の集会において奉仕のしもべはどの程度まで演壇上での割当てを果たすことができますか。
その土地での必要や奉仕のしもべの個人的な能力に応じて,彼らに行なってもらえることはたくさんあります。演壇上での務めをよく果たせる人を公開集会の司会者として割り当てることもできるでしょう。良い発音をしていて,意味を強調する,流ちょうな読み手はだれでも「ものみの塔」研究で朗読するよう招かれるでしょう。奉仕のしもべは奉仕会で適当な部分を会衆に提供できます。演壇からの教える者としての良い能力を培ったある人々は,講話を行なうように求められるかもしれません。顕著な教える能力を示し,もっと長い話に対する聴衆の関心を保つことができる人々は自分の交わっている会衆で公開講演を行なうよう招かれるかもしれません。また,これらの方々に対し特に求めがなされるなら,他の会衆においてさえも行なえます。
もちろん,人が奉仕のしもべだからといって,こうした割当てに対して自動的に資格を備えるということではありません。多くのことが,その人の培った能力そしてその土地の会衆の必要に依存しています。
できる所では,大勢の異なった兄弟たちが演壇から会衆に仕えるのは有益なことです。しかしそうすることにより,教訓の質が不当に犠牲にされるべきではありません。しかしながら,実際には多くの奉仕のしもべはりっぱな話し手であり,集会において彼らの能力を活用することは適切なことでしょう。