質問箱
● 書記が月ごとの野外奉仕報告を集計した後,聖書研究の報告はどうすべきですか。
書記は,聖書研究の報告を自分の通常の記録箱に2か月保管すべきです。その後,研究報告は会衆の書籍研究の司会者たちに渡すことができます。書籍研究の司会者は,家庭聖書研究を司会している伝道者たちに励ましや個人的な援助を与える上でそれらが役立つことに気付くかもしれません。研究している人たちにも同じく援助を与えられるかもしれません。
書籍研究の司会者は,関心を持つ人たちと知り合いになり,できれば近くの書籍研究の群れと交わるよう励ますことに努めるべきです。書籍研究の司会者は家庭聖書研究に関して兄弟姉妹に励ましの言葉をかけることができます。そのために,たぶんいつもの会衆の集会の前後の時間を活用できるでしょう。また,ある場合には伝道者たちの家庭聖書研究について行き,そのようにして霊的な援助を与えることができるかもしれません。また,奉仕監督も,会衆の書籍研究の群れを訪問する際に,家庭聖書研究の報告から得られる情報を活用して家庭聖書研究に関する励ましを与えることができます。
書記の聖書研究報告のつづりは,巡回監督が会衆を訪問する際に目を通せるようになっているべきです。巡回監督はまた,幾人かの伝道者たちが家庭聖書研究を司会する時について行くことができるかもしれません。それは,特に研究生に励ましとなり,研究を司会する人にも助けになるはずです。あるいは,巡回監督は訪問中の別の時に,関心を持つそうした人たちの幾人かを訪問できるかもしれません。
聖書研究が中止になる場合には,そのことをいつも研究報告の用紙に記し,理由を述べるべきです。巡回監督は,会衆を訪問する時に聖書研究の報告に目を通します。聖書研究を中止した人の中には,援助を与えれば霊的な必要を一層認識できるようになる人たちがいるかもしれません。中止になった研究のあるものを再開でき,もう一度その人たちを霊的に援助できるとしたらどんなにすばらしいことでしょう!
わたしたちはみな弟子を作る業に大いに関心を抱いており,真理の知識を得始めている新しい人たちを励まし,援助するためにあらゆる機会を活用したいと思います。聖書研究の報告はその助けになります。会衆の書籍研究の司会者は,書記から毎月新しい報告を受け取るたびに,古い報告用紙を破棄することができます。