良いたよりを伝える ―『永遠に生きる』の本を用いて
1 美しい地上の楽園で完全性のうちに受けるとこしえの命! エホバからの何と掛け替えのない贈り物でしょう! エホバの愛によって,わたしたちは,新しい本「あなたは地上の楽園で永遠に生きられます」を用いて区域内の人々にこの希望を分かち与えるよう動かされるはずです。
2 地上の楽園で永遠に生きるという論題について話し合い,この新しい書籍を提供するべく十分に備えるため,わたしたちすべてがまず自分で読んでおくべきです。あなたは,新しい会話するための話題と共に用いることのできる野外奉仕のための興味深い点をいくつか見いだされるに違いありません。どんな種類の人々がわたしたちの区域に住んでいるかを知っていれば,永遠の命というエホバの約束に対するその人々の関心を高めるのにどの章あるいはどの特定な点を用いることができるかを決める助けとなるでしょう。真理に対する家の人の関心をとらえるようなさし絵に注目してください。皆さんの区域でこの新しい書籍を提供する際,これらの事柄を思いに留めてください。
提案されている提供方法
3 19章にあるさし絵は野外奉仕のために際立っています。詩編 37編29節を読んでから,次のように言うことができるでしょう。「正しい人々が永久に住む時,地上はどのような状態になると思われますか。[家の人に答えてもらう。]この新しい本の156ページから載っているさし絵と説明にどうぞ注目してください」。それから,用いられる時間に応じて,156-158,161,162ページに描かれている神の新秩序の特色を幾つか示してください。述べられている事柄の聖書的な裏付けを家の人が認識するように助けてください。次いでイザヤ書 55章11節を用いて,これらの約束を十分信頼できることを示し,結論とすることができます。1,000円の寄付で書籍を提供してください。
4 1章は新しい会話するための話題と見事に一致します。家の人にあいさつしてから,このように言えるでしょう。「わたしがお訪ねしている目的は,この地を楽園にして人に終わりのない命を与えるという神の約束をお伝えすることです。多くの人々は,地上で永遠に生きられるということは単なる夢だと思っています。あなたはどう思われますか。[答えてもらう。]科学者たちは,人間が永遠に生きるべきものとして造られていると言っています。それらの人たちは,細胞を入れ替えて自力で更新する体の能力はまさしく永遠に続くはずだと述べています。[付加的な資料として,『真理』の本28ページ3節,1977年10月8日号『目ざめよ!』3-5ページ参照。]聖書もそれと調和することを述べていますし,地上の楽園で人間が永遠に生きるということをはっきり,そして確信をこめて述べています。この詩編 37編29節で述べられていることに注目してください。[もし時間が許せば,イザヤ書 45章18節,ヨハネ 3章14-16,36節,啓示 21章3,4節などの聖句を読んで説明することもできる。]この約束について疑問を持つ人がおられるかもしれません。しかし,エホバ神は偽ることができませんので,そのことを信ずる十分の理由があります。イザヤ書 55章11節の神の言葉はそれを保証しています。[読む。]すばらしい見込みではありませんか。[考えを述べてもらう。]『あなたは地上の楽園で永遠に生きられます』と題するこの新しい出版物を是非お分けしたいと思います。1章には,永遠に生きることがなぜ単なる夢ではないかがさらに論じられています。この本は1,000円のご寄付でお求めになれます」。
5 神を信じない人が大勢いる区域で働いている場合は,このように言うことができるでしょう。「きょう皆さんを訪問している理由は,将来についての情報をお分かちするためです。人間が永遠に生きる可能性についてこれまでお考えになったことがありますか。[考えを述べてもらう。]ある方々は,神はいないと思っているために,このことを信じたがりません。ですから,永遠に生きることは単なる夢だと考えます。この本は,神の存在と神の約束を信じる根拠に対する確信を築き上げる興味深い点を述べています。[35ページを示して,3節を読む。]そして,地球や人間をお造りになった際,神は目的を持っておられました。[詩編 37編29節を読む。]神は,ご自分の目的が変わっていないことを保証しておられます。[イザヤ書 55章11節を読む。]この新しい本を1,000円のご寄付でお分けできればうれしく思います」。
6 エホバがわたしたちの益のためにしてくださったことを考えれば,感謝すべき多くのことがあります。新しい『永遠に生きる』の本を活用して他の人々を助けることにより,エホバの愛ある親切に対する感謝を示してください。永遠に生きることに関する良いたよりは単なる夢ではないのです。