質問箱
● どのような時に会衆の書籍研究の司会を補佐に依頼すべきですか。
補佐は,任命された司会者が不在の時に司会します。訓練として周期的に補佐が書籍研究を司会するのはふさわしくありません。割り当てられた司会者には群れを教える責任があり,出席している時には,酌量すべき事情がない限り司会すべきです。(ローマ 12:7)教えることは重い責任ですから,ほとんどの場合に長老たちが研究司会者として割り当てられます。(ヤコブ 3:1)これは単に質問を読み,注解してもらうためだれかを指名するだけのことではありません。霊的な年長者の洞察力や経験は,群れの人たちにとって非常に有益であり,研究している真理を理解し,説明し,自分たちの生活に適用するよう助けるものとなります。言うまでもなく,資格のある長老が足りない場合は,十分に資格のある奉仕の僕たちがこの責任に割り当てられるかもしれません。
補佐は,割り当てられた書籍研究司会者を密接に観察することによって,効果的に教える方法を学ぶことができます。補佐は,神権宣教学校の話や奉仕会のプログラムを勤勉に準備して行なうことにより,また個々の人や家族との家庭聖書研究を司会することによって教える能力を得ることができます。そのようにして,割り当てられた司会者の代理を依頼される時に,兄弟たちに益を与える良い立場にあることでしょう。さらに補佐たちは,割り当てられた司会者が野外奉仕で群れを組織したり指導したりできない時に,それらのことをする面で大いに助けになれます。