種々の用紙の使用に加えられた少しの調整
1 簡素化を図る努力の一環として,統治体は,招待ビラや記念式招待状,および巡回大会のプログラムとバッジに関する幾つかの調整を承認しました。これらの調整は人手と時間を要する協会の多くの仕事を省き,巡回区や会衆の監督たちの仕事を一部軽減することを意図したものです。加えて,王国宣明の業や諸会衆の必要に仕える協会の働きの効果を減じることなく,少なからざる費用も節約されます。
2 春の特別講演の招待ビラと巡回大会の公開講演の招待ビラは取りやめになります。しかし,週ごとの会衆の集会を宣伝する招待ビラは今後も入手可能であり,すべての会衆は野外での使用のためそれらを十分保有するように勧められています。また,1984年からは,会衆が記念式の招待状を注文する必要はなくなります。
3 すべての会衆のための標準化された記念式招待状が用意されます。招待状は年ごとに特色を持つものとなるでしょう。そして,各会衆に送られる「わたしたちの王国宣教」の数に基づいて,十分な数量が送られるでしょう。この招待状は再注文することはできません。1984年4月15日の記念式招待状は他の用紙類とは別個に郵送されますが,来年の9月からは用紙類や会衆への他の供給物の通常の発送に伴って送られます。標準化されたこの記念式招待状には日付および時間が日没後であることが示してあるだけなので,通常の会衆の招待ビラと共に用いることになるでしょう。関心を持つ人に記念式招待状を渡すにあたって,伝道者は付加的な情報を何であれ伝えることができます。
4 これらの調整は関係するすべての人にとって,時間,労力,費用を大いに省くものとなるでしょう。しかし,巡回大会に関連してさらに簡素化がなされます。巡回大会で公開講演の招待ビラの使用を取りやめることに加え,1984年9月から始まる一連の大会のために,標準化された巡回大会プログラムが用いられます。巡回監督たちはそのようなプログラムを注文するにあたって踏まねばならない手順について知らされます。巡回大会でバッジを使うことは取りやめになります。しかし,地域大会ではバッジが引き続き用いられます。
5 王国の業が全地にわたって拡大と増加を続けるのに伴って,わたしたちが自分たちの資金やエネルギーのすべてを最大限有効に用いることはいよいよ大切になってきます。わたしたちはエホバがゆだねてくださった能力や資産を用いて最大の善を成し遂げたいと思います。(伝道 10章10節と比較してください。)兄弟たちすべてが今日宣べ伝える業に与えている支持を協会は心から感謝しています。それはエホバの心に喜びをもたらすものに違いありません。この新しい取り決めは疑いなくエホバの祝福を受け,前途の業を成し遂げる点で利点のあることが証明されるでしょう。