質問箱
● 新しい聖書研究はいつ報告できますか。そして,どのような人との研究を数えることができますか。
研究の取り決めを実演で示した訪問後,2度司会されており,研究が続くとのはっきりとした理由がある場合に,新しい家庭聖書研究を報告することができます。「研究の報告」用紙に記入し,毎月提出すべきです。
家庭聖書研究を司会するたびに,一つの再訪問および費やした時間を数えます。事情によって,その研究を司会している人と共にもう一人の伝道者が参加し,両者が意味ある仕方でその研究にあずかるなら,両者が時間を数えることができます。しかしながら,研究の司会者だけが再訪問と聖書研究を報告します。通常,二人よりも多くの伝道者が家庭聖書研究で教えることにあずかる必要はないはずです。
家庭聖書研究は,「あなたは地上の楽園で永遠に生きられます」および「唯一まことの神の崇拝において結ばれる」という,人を真理に堅く据える2冊の書籍を新しい人が学び終えるまで,続けるべきです。両方の書籍を終える前にその人がバプテスマを受けるとしても,これら2冊の出版物を終えるまで,研究,再訪問,そして奉仕時間を報告することができます。
時々,会衆の奉仕委員の立場にいる長老が,既にバプテスマを受けているものの不活発になっている人との家庭聖書研究を司会するよう,伝道者に依頼することがあるかもしれません。このことは,援助を望むそのような人たちを築き上げるという協会の取り決めに一致しています。そのような場合,研究,それに伴う再訪問および野外奉仕時間を報告することができます。―務 103-104ページに注意。
親は,自分の子供を正しい崇拝のうちに教え諭し,訓練する責任をエホバのみ前で負っています。(申命記 4:9。エフェソス 6:4)この点で,定期的に司会する家族の聖書研究は最も有益です。家族の頭あるいは親は,バプテスマを受けていない成員が含まれている場合,定期的に司会した家族の聖書研究を報告することができます。研究を司会した週ごとに,奉仕時間として1時間まで,そして一つの再訪問を数えることができます。―宣 83/8 4ページ参照。