新しい巡回大会プログラム

¹ わたしたちがエホバに仕えられるというのは何と大きな特権でしょう！ これ以上の生き方はありません。わたしたちは，コラの忠実な子たちと同じように言うのではないでしょうか。『あなたの中庭における一日は，ほかの場所における千日にも勝ります』。（詩編 84:10）そしてわたしたちは，「エホバに仕えることの優れた価値」という主題を強調する，9月から始まる，1988奉仕年度の巡回大会プログラムに歓びを見いだすことでしょう。―フィリピ 3:7，8。

² そのプログラムの目的は，この特別な時代にあって，エホバに仕えるというたぐいまれな特権を一層十分に認識するようわたしたちを助けることです。イエス･キリストは，思いを一つにして神に仕える点で完全な模範を残されました。クリスチャンはイエスの精神態度を得るだけでなく，それを保たなければなりません。（フィリピ 2:5-8）巡回大会プログラムは，神に対するわたしたち個々の奉仕を分析するよう，心をこめた奉仕をするために欠かすことのできない積極的な特質をはっきりと示すよう，そしてどの分野で進歩することができるかを知るよう，わたしたちを助けるものとなるでしょう。

³ わたしたちはしばしば「開拓者精神」という表現を耳にします。開拓者精神とはどのようなものでしょうか。エホバの僕すべては，開拓者精神をどのように示すことができるでしょうか。これら，そして他の同様の質問に対する答えを得ることができます。わたしたちの奉仕の務めに対する反対をどうみなすべきか，そしてそれにどのように対処することができるかに関する聖書的な助言が与えられます。若い人たちは，励ましを受け，スポーツや映画またテレビ番組に関連した事柄に対する価値観を吟味するよう助けられるでしょう。加えて，心をこめた奉仕の多くの機会が年配の人たちに開かれていることが討議され，年配の人たちの幾人かが実際に行なっている事柄が考慮されます。―イザヤ 48:17，18。

⁴ 大会プログラムの一部は，家族の事柄に特別な注意を向けるものです。家族内で識別力やよい意思の疎通を保つ必要性が討議され，実演で示されます。クリスチャン家族内の子供に対する世俗の教育についての幾つかの質問に注意が向けられるでしょう。

⁵ プログラムは，今直面しなければならない幾つかの問題を扱っています。わたしたちは，この巡回大会に出席する明確な計画を立て，聞く事柄に普通以上の注意を払うべきです。（ヘブライ 2:1）そうすれば，わたしたちの偉大な創造者エホバの僕であることの優れた価値をより十分悟ることになるでしょう。