質問箱
■ 伝道者や開拓者は,野外奉仕で用いる文書を王国会館で入手するたびに,協会の世界的な業のための寄付をしなければならないと感じるべきですか。
いいえ。日本のすべての会衆にあてられた1990年5月21日付の手紙は次のように述べていました。『奉仕者たちは,望むならいつでも自分の資力や願いに応じて,世界的な業を支持するために自ら寄付をすることができます。―コリント第二 8:10-15; 9:6-14』。
しかしある奉仕者たちは,文書を受け取る際にそうした寄付をすることにしてきました。その人たちは,文書を受け取る時が世界的な業を定期的に支持する特権と責任を思い起こすのにちょうど良い機会であると考えてそうしています。また,野外宣教で会った関心を持つ人から受け取る自発的な寄付を寄付箱に入れる際に,自分個人の寄付を一緒に行なっている人たちもいます。多くの人たちは毎週一定額の寄付をするようにしてきました。さらに,王国会館の出費を賄うための寄付と同様,世界的な業のために毎月一定の額の金銭を取り分けている人たちもいます。
いつ行なうにしても,世界的な業を支持するために何ができるかを各自が決定しなければなりません。こうした寄付は,それを行なう人の都合がつくところに応じ,秩序正しい仕方でなされるとよいでしょう。(コリント第一 16:2)寄付をする際,単に文書の生産の出費を賄うためだけに寄付しているのではなく,これが世界的な業のあらゆる面に対する支持であるという点を思いに留めておかなければなりません。それゆえ,文書カウンターの上とかそのすぐ近くに世界的な業のための寄付箱を置くのは,適切とは言えません。