宣教で様々なブロシュアーを用いる
1 今日,人々は様々な話題に関心を持っています。7月中,野外奉仕に参加する際には,数種類の異なったブロシュアーを持って行き,区域の人々の関心を引きそうなものを用いることができるでしょう。皆さんは次のような提供方法の一つを試してみたいと思われるかもしれません。
2 『神は気遣っておられますか』のブロシュアーを用い,こう言えるかもしれません:
■ 「多くの方々はこれまでの人生の中で不公正や苦しみを経験したり見聞きしたりしてきたため,たとえ神が存在するとしても『神は本当にわたしたちのことを気遣っておられるのだろうか』[ブロシュアーを取り出し表紙を見せる]と疑問に感じておられるようです。あなたもそのように感じられたことはありませんか。しかし対照的に聖書は,現在でもわたしたちを深く気遣ってくださる神がおられるとはっきり述べています。なぜそのように言えるのか,どのようにその気遣いを示しておられるのかについてぜひこの冊子からお読みください」。
3 「愛する家族を亡くしたとき」のブロシュアーは,次のように紹介できるでしょう:
■ 「愛する家族と死別する必要のない時代が本当に来ると思われますか。このすばらしい冊子は何百万もの人々に慰めを与えてきました。近い将来にそういう時代になるという,聖書の確実な約束が書かれているからです。[2ページの質問を幾つか紹介した後,30ページのさし絵を開く。] このさし絵は,一人の画家が,死別した愛する家族と再び会える時にわたしたちが経験する喜びを描いたものです。しかし,そのような喜ばしい出来事はどこで起きるのでしょうか。この冊子をお読みになれば,こうした質問の答えを聖書から得ることができます」。ブロシュアーを受け取った人には,「また後ほど訪問して,この点についてさらにお話ししたいと思います」と言えるかもしれません。
4 若者には「見よ!」のブロシュアーを用い,このように言えるかもしれません:
■ 「一生に一度は聖書を読むようにと勧める学校の先生も多くおられますが,あなたも今までに聖書の言葉に接することがきっとあったことと思います。多くの人は聖書を古い文学書や歴史書として読むようですが,聖書は最新の本でもあることをご存じでしたか。しかし聖書は難しいので読めないという方のために,今日は聖書をごく簡単に説明したこのような冊子を無償でお分かちしています」と述べ,家の人に手渡します。最後に,次回は聖書がなぜ最新の本であると言えるのかこのブロシュアーから話し合うことを約束できるでしょう。
5 「人生の目的」のブロシュアーを用いて,次のように提供できるかもしれません:
■ 「『人は何のために生きているのだろうか』という質問はいつの時代にも考えられてきました。どのようなものにせよ,人生に目的があるかどうかはその人に大きな影響を与えると思われませんか」と述べ,6ページ16節にある一人の専門家の意見を紹介します。その後,「では,どのようにして人生の目的について知ることができるのでしょうか」と尋ね,次回このブロシュアーから再び説明したいと述べることができるでしょう。
6 わたしたちは様々な優れたブロシュアーを用いることができるので,確かに,「柔和な者たちに良いたよりを告げる」よう十分な備えができています。―イザヤ 61:1。