「王国ニュース」第35号を広く配布する
1 10月と11月は,わたしたちすべてにとって忙しい月となります。10月の最初の11日間は,「ものみの塔」と「目ざめよ!」を配布します。次いで,10月12日の日曜日から,11月16日,日曜日までは,世界じゅうで行なわれる「王国ニュース」第35号の配布に加わります。自分の区域のすべての人に大切な知らせを携えてゆく特権があります。それは,「いつの日かすべての人が互いを愛するようになりますか」という問いの答えです。この特別活動の間,平日には「王国ニュース」第35号を配布します。週末には「王国ニュース」を提供することに加えて,最新号の雑誌も紹介します。
2 だれが加われるか: これまでと同じように,業を先導するのは長老たちです。すべての人が「王国ニュース」の配布を楽しむでしょう。そのため,かなり大勢の伝道者は,この活動が行なわれるどちらかの月,またはその両方の月に補助開拓者の隊伍に加わるに違いありません。それ以外の伝道者も,宣教に普通より多くの時間を充てたいと思うことでしょう。
3 あなたが援助している聖書研究生は,「知識」の本による研究がかなり進み,間もなく野外奉仕に携わる資格をとらえるようになるでしょうか。その人は,それまでにバプテスマを受けていない伝道者となって「王国ニュース」の活動に携われるかもしれません。簡単に述べるだけでそのパンフレットを紹介できます。例えば,こう言えます。「これはとても大切なお知らせで,今月,169の言語で世界じゅうで伝えられています。1部差し上げたいと思います」。年若い子供も,興奮をさそうこの業にりっぱに加われます。
4 書籍研究の司会者は,「王国ニュース」第35号の配布に十分携わるよう群れのすべての成員を励ますべきです。伝道者の中にはいま不活発になっていても,必要な励ましが得られれば再び活発に奉仕するようになる人がいるかもしれません。この活動に先立って,長老たちはそのような人を一人一人訪ね,それらの人が経験を積んだ奉仕者に伴って再び野外奉仕にあずかるのを助けるため何ができるかを確かめるべきです。
5 奉仕のためにいつ集まるか: この活動すべてのため,都合がよくて実際的な群れの証言の取り決めが必要です。できれば,平日の各日,週末,晩に奉仕のための集まりを組織してください。それは,伝道者や開拓者が証言の時間を最大限に活用できるような時に行なうべきです。午後遅くにも集まりを取り決め,学生や交替勤務の人などの益を図ることができます。奉仕監督は,家から家やビジネス街の区域を十分に確保して,全員がこの業に十分参加できるようにすべきです。ある地区に奉仕者が大勢いる場合,一定の区域をどれほどの人数で奉仕するかという点で分別を働かせるべきです。
6 留守宅はどうするか: できるだけ多く家の人と個人的に話をして,なぜ「王国ニュース」第35号を読んでいただきたいかを説明したいと思います。それで,訪問した家が留守なら,住所を書き留めて,別の時間帯にもう一度訪問してください。このように努力しても活動の最後の週まで家の人に会えないなら,戸口の,通行人から見えないところに「王国ニュース」を残してくることができます。住宅街では,通りを歩いている人に「王国ニュース」を機敏に勧めてください。めったに奉仕できない区域で働く時や,この活動の期間中に区域を網羅しきれないことがはっきりしている場合には,最初の訪問で留守の家に「王国ニュース」を残してくることができます。
7 何を目ざすか: 会衆は,この活動の終わる11月16日までに区域全体を網羅し,「王国ニュース」を配りきるようにしてください。会衆に割り当てられている区域がかなり広く,しかもだれかと組まずに一人で働いても安全であれば,そうするほうが実際的かもしれません。それによって,ふさわしい人にできるだけ多く会って良いたよりを伝えられるでしょう。(マタ 10:11)かばんを用いるよりも,パンフレットは手に携え,聖書はポケットか小物入れに入れておくほうが有利かもしれません。関心を示す人については,必ずきちんと記録してください。
8 始める用意は整いましたか: 長老たちは,協会へ依頼した追加分の雑誌が会衆に届いているかどうかを確認してください。「王国ニュース」第35号を依頼する必要はありません。それは現在,各会衆に発送中です。特別,および正規開拓者は,配布用に一人128部,会衆の伝道者は一人24部受け取ります。前途には,なすべき業が置かれています。あなたは,この喜ばしい活動にぜひ加わりたいと思いますか。きっとそうでしょう。「王国ニュース」第35号の,聖書に基づく大切な知らせを最大限に広く伝えましょう。あなたの努力をエホバが豊かに祝福してくださいますように。