「王国ニュース」に関心を示した人々への訪問を続ける
1 わたしたちはここ数週間,「いつの日かすべての人が互いを愛するようになりますか」という題の「王国ニュース」第35号を配布する特権にあずかってきました。奉仕者たちは至る所で,ふさわしい人にできるだけ多く会って,この号の「王国ニュース」を渡す努力を払っています。(マタ 10:11)この活動は11月16日,日曜日に終わる予定ですが,まだ回っていない区域があれば,会衆に在庫のある限り「王国ニュース」第35号の配布を続けるよう,長老たちは皆さんに勧めることでしょう。
2 「王国ニュース」のこの号は,多くの人の関心を呼び起こしてきました。人々が一般に自然の情愛を失っているのを見ているため,将来どうなるだろうと考えています。(テモ二 3:3)関心を持つようになった人への訪問を続けたいものです。
3 「王国ニュース」は成果をあげる: 1995年の「王国ニュース」による活動の際,それを受け取った一人の女性は,王国会館での集会にやって来ました。エホバの証人が何を信じているか,もっと知りたいと思ったからです。その集会で聖書研究にすぐに応じ,以後,集会をめったに休みませんでした。ほどなくして,この女性は以前に所属していた教会に手紙を書いて自分で脱退したのです。
4 今,区域には「王国ニュース」第35号の知らせを読んだ人が大勢いるはずです。しかし,その人たちはそれをどのように受け止めているでしょうか。読んだことに好感を抱いても,たいていの人は,エホバの証人が再び訪問しない限り行動することはないでしょう。あなたは再訪問を計画しておられますか。仲間の人間に対する愛の気遣いに動かされてそうするはずです。「王国ニュース」に関心を示した人すべてを再び訪問すべきです。
5 再訪問の際にどんなことを話すか: 「王国ニュース」の知らせが時宜にかなったものであることについて幾らか話してから,考えさせる質問をしてみることができるでしょう。家の人が意見を述べる時には注意深く耳を傾け,その人の考えていることが分かるようにしましょう。次いで,「王国ニュース」で紹介されている「求め」のブロシュアーの適切な点に注意を向けます。反応が良ければ,聖書研究をその場で始めるようにしてください。
6 「王国ニュース」第35号に関心を示した人への再訪問のために,このような方法が提案されています:
■ 「先日お渡ししたパンフレットを覚えておられるでしょうか。その知らせは,今日,人々を分裂させている大きな問題として,他の人への愛の欠如を取り上げています」。「王国ニュース」,2ページの「隣人愛が冷えてきた」という見出しのもとに示されている事実に注意を引いてください。次いで,「人がそのように暮らすことを神は意図しておられると思いますか」と尋ねます。答えの間を置きます。「求め」のブロシュアーの第5課を開いて聖書研究を始めるようにしてください。
■ 「先日は,『いつの日かすべての人が互いを愛するようになりますか』というテーマで少しお話しできましたね。__さんは,そのような世界が実現すると思われますか」。答えの間を置きます。「求め」のブロシュアーの第6課を開き,6節を読んでください。次に,ミカ 4章3,4節の神の約束を読みます。家の人が関心を持っているようなら,そのブロシュアーを提供し研究を勧めてください。
■ 「この間お訪ねした時,『いつの日かすべての人が互いを愛するようになりますか』というパンフレットをお渡ししましたね。そこには,ご自宅での無料の聖書研究の勧めがありました。今日は,どんな手引き書があるかご覧に入れたいと思って伺いました。[「知識」の本を見せる。] この本は,すべての人が互いを愛するようになる時代についてはっきり述べています。そして,こんな疑問にも答えています。わたしたちが年老いて死ぬのはなぜか,神が苦しみを許しているのはなぜか,亡くなった愛する家族はどうなるのか,といった点です」。次いで,こう尋ねます。「どのように研究できるか,お見せしてもよいでしょうか」。家の人がその勧めを断わるなら,その本をご自分で読んでみませんか,と尋ねてください。読むようであれば,本を渡し,この世界的な聖書教育の活動が自発的な寄付によって支えられていることを説明します。再び訪問することを計画してください。
7 「王国ニュース」第35号を用いて区域を徹底的に回ったなら,それ以後は月の終わりまで「知識」の本を提供できます。この本による証言例は,すでに数多く挙げられていて,「王国宣教」1995年12月号,1996年3月号,6月号,11月号,1997年6月号の最終ページにあります。
8 「王国ニュース」を配布するこの特別活動は,宣べ伝える業にいっそう力を入れるようわたしたちすべてを動かすはずです。エホバの助けにより,この活動が必ず成功することを確信できます。それによって人々は,人が互いに愛し合うようになることが人類全体に対する神の意図であることを理解するでしょう。「王国ニュース」に関心を示した人々への訪問を続けるわたしたちの勤勉な努力をエホバが引き続き祝福してくださいますように。