一般的教育とあなたの霊的目標
1 若い時に良い基本的な教育を受けるなら,しっかり読んだり書いたりし,地理,歴史,数学,科学などを全般的に理解する学力を身につけることができます。それを修得する過程で,明快に考え,事実を分析し,直面する問題を解決し,生産的なアイデアを生み出す方法を身につけることができます。そうした学校教育は,人生を通じて大いに役立つものとなるでしょう。どうすれば一般的教育と人生における霊的な目標とを結びつけ,「実際的な知恵と思考力」を得ることができるでしょうか。―箴 3:21,22。
2 神への奉仕において有用な者となる: 在学中は授業に注意を集中し,宿題も十分に果たしましょう。良い読書法やしっかりした勉強の習慣を自分のものにするなら,神の言葉を調べることも容易になり,自分を霊的に強く保つことができます。(使徒 17:11)多方面にわたる知識があれば,野外宣教で,さまざまな背景,関心,信条を持つ人々に会っても話すことができます。学校で受ける教育は,神の組織においてクリスチャンとしての責任を果たすのに役立たせることができます。―テモテ第二 2:21; 4:11と比較してください。
3 自活する方法を学ぶ: 勉強に打ち込むなら,卒業後に生計を立ててゆくのに必要な技能を身につけることもできます。(テモテ第一 5:8と比較してください。)科目をよく考えて選んでください。仕事に就く機会が限定される分野に力を入れるより,むしろ適した仕事をどこででも見つけるのによい手職や技能を身につけることを考えてください。(箴 22:29)そうした訓練は,必要の大きな所での奉仕を決意する場合にも,あなたを支えるものとなるでしょう。―使徒 18:1-4と比較してください。
4 在学中に良い基礎的な教育を受けることは,宣教奉仕を拡大するのに役立ちます。エホバへの奉仕に進歩しつつ,自活するのに必要な技能を身につけることに励んでください。そうすれば,学校教育は,あなたの霊的な目標の達成に資するものとなるでしょう。