エホバの証人の2003年「神に栄光」地域大会
1 エホバは，ご自分の忠実な預言者イザヤを通して次の命令をお与えになりました。「わたしの民よ，わたしに注意を払え。わたしの国たみよ，わたしに耳を向けよ」。（イザ 51:4）危機の度合いを増しているこの終わりの時に，エホバの命令に注意を払うことはますます重要になっています。この点に同意できるのではないでしょうか。エホバに『耳を向ける』一つの方法は，崇拝のために集まるようにとの神の命令に従うことです。わたしたちは毎年，地域大会という特別な機会を何と楽しみにしているのでしょう。エホバの証人の統治体は，2003年にも日本支部の区域内で数多くの地域大会を開く取り決めを設けました。
2 2002年7月1日号の「ものみの塔」誌で知らされたように，一部の都市では国際大会も開かれ，世界中からの代表者が出席します。日本では，札幌，さいたま，横浜，神戸の4都市で国際大会が開催される予定です。その開催都市の数は限られているため，割り当てられた会衆だけが国際大会に出席できます。とはいえ，どの大会でも国際的な面が感じられることでしょう。すべての大会が木曜日の午後から日曜日の午後まで開催されます。多くの大会に宣教者が出席するので，経験を聞く機会があるでしょう。現在準備が進められている，秋の大会の取り決めから十分に益を得るため，何ができるでしょうか。
3 毎日出席する: 忠実で思慮深い奴隷級を通して与えられる教えから十分に益を受けるために，プログラムの間ずっと大会会場にいられるようにしたいものです。（マタ 24:45）大会に毎日出席するため，雇い主に休暇を求める必要がありますか。エルサレムに行って城壁を再建する許可をアルタクセルクセス王に求める前に，ネヘミヤは「天の神に祈（り）」ました。（ネヘ 2:4）同じように，大会に4日とも出席するための休暇を雇い主にお願いする勇気をエホバに祈り求めるべきでしょう。雇い主がなかなか休暇を取らせてくれない場合はどうでしょうか。大会で受ける教えが，正直で勤勉な，信頼できる働き手となるのに役立つことを説明すれば，好意的な返事をしてもらえるかもしれません。さらに，未信者の家族がいるなら，できるだけ早めに大会の予定を知らせておくのは愛のあることでしょう。2003年の大会は，夏ではなく10月に行なわれるため，学生を含め皆が出席するために特別の努力を払う必要があるでしょう。
4 「推薦されている宿舎の一覧表」を見てホテルを予約する: これまで数か月間，地元の宿舎部門は大会に必要なホテルの部屋を確保するために精力的に働いてきました。各大会の規模は大きく宿泊を必要とする人が多いからです。すでに皆さんの会衆には「推薦されている宿舎の一覧表」が届いており，この折り込みを奉仕会で考慮した後に，掲示板に張り出されるでしょう。大会の割り当てに関する手紙が読まれる週に2日間の巡回大会がある場合にのみ，書籍研究の監督は自分の群れのために一覧表を一部コピーできます。その場合でも，個々の奉仕者のために「推薦されている宿舎の一覧表」をコピーすることはできません。
5 4ページの囲み記事の指示に目を通し，予約を入れるのは最新の一覧表に載っているホテルだけにしてください。一覧表に載っていないホテルに電話をかけて，エホバの証人の大会向けの料金設定がないかと尋ねたりはしないでください。過去に，一覧表に載っていないのにエホバの証人向けの料金設定があると述べたホテルもありました。一部屋に宿泊できる人数は，一覧表で確認してください。
6 予約を保証するため，予約してから10日以内に，予約した部屋ごとに求められていれば内金を払う必要があります。このことを怠ると予約がキャンセルになることがあります。内金を銀行振込や郵便為替で送る場合には，必ず予約番号を明記してください。
7 一覧表に載っているすべてのホテルに電話をかけても空き部屋がなかったり，何かホテル側との問題が生じたりする場合には，会衆の書記に知らせてください。書記は，「推薦されている宿舎の一覧表」の上部に記されている番号に電話をかけ，大会の宿舎部門と連絡を取ります。一覧表に載っていないホテルに電話をかけることはせず，改訂された一覧表が届くのを待ってください。
8 特別な助けの必要な人を助ける: 大会に出席する点で助けが必要と思える人が会衆にいますか。お年寄り，病弱な人，全時間奉仕者などの特別な必要を主に顧みるのはクリスチャンである親族ですが，事情に通じている長老や他の人たちも愛ある援助を差し伸べることができます。
9 会衆の奉仕委員は，奉仕者が提出した「特別な必要にこたえる宿舎申込書」をすべて検討します。奉仕委員は，申し込みの理由となっている特別な状況が，会衆で顧みることのできないものかどうかを，申込書に書かれている指針に照らして判断します。この備えの対象となるのは，良い立場にいる奉仕者と，行儀の良いその子どもたちだけです。宿舎部門は，申込書に関して何か尋ねたい点がある場合，会衆の書記と連絡を取ります。
10 ほかの大会に出席する: 何かの事情で，割り当てられていない大会に出席することになり，ホテルの部屋が必要な場合には，会衆の書記に相談してください。書記は，「特別な必要にこたえる宿舎申込書」の裏面に印刷されている大会本部の住所を教えてくれるでしょう。返信用のあて先を書いて切手を張った封筒を依頼の手紙に同封して，該当する住所に郵送してください。同じ都市で大会が二つ以上開かれる場合には，出席を希望する日付を依頼の手紙に明記してください。特定した大会の，最新版の「推薦されている宿舎の一覧表」が，その都市の宿舎本部から送られてくるでしょう。
11 貸し切りバスの取り決め: 大会組織の兄弟たちの自己犠牲的な奉仕の結果，かなりの割引料金でバスを借りることができます。この取り決めを利用した兄弟たちから経済的にも身体的にも大きな益があったと感謝の声が寄せられました。2003年も地元の宿舎部門から詳細な情報が該当する会衆に送られることになっています。
12 劇場の見せ物になっている: エホバの証人と世の人との違いは，一般の人々から見ても明らかでしょうか。確かに明らかです！ ある都市の，ホテルの支配人たちのコメントに注目してください。「当ホテルはいつも，会議やコンベンションの出席者にご利用いただいていますが，皆様はとりわけ協力的で穏やかなお客様です」。「先週は他の宗教グループの方たちにお泊まりいただきましたが，皆さんとの違いは一目瞭然でした」。「皆様にはどんな場合でも援助や協力をお願いできると安心しております」。こうしたコメントは，「上からの知恵」がわたしたちの人となりにどれほど感化を及ぼすかを知る助けになるのではないでしょうか。（ヤコ 3:17）わたしたちは「劇場の見せ物のようになっている」ので，行状が常にエホバ神の品位と光輝を反映するようにしたいものです。―コリ一 4:9。
13 「この世のありさまは変わりつつある」ので，霊的な事柄にしっかり焦点を合わせておく助けとして，地域大会は必要です。（コリ一 7:31）毎日出席できる手はずを整えるには努力が要りますが，そうする価値があります。今年の「神に栄光」地域大会は，サタンの世に対するエホバの裁きの執行を待ちつつ確固とした態度を保つ助けとして準備されています。エホバがわたしたちのために用意してくださる教えを受ける機会を，何にも妨げられることがありませんように。―イザ 51:4，5。
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ホテルの予約の仕方
1. ホテルには，通常の営業時間内に，「推薦されている宿舎の一覧表」にある番号に電話をする。
2. 自分がエホバの証人の大会に出席することをホテルに伝える。
3. ホテルにチェックインする日付とチェックアウトする日付とを知らせる。
4. 宿泊料が「推薦されている宿舎の一覧表」の料金と同じかどうかを確認する。それより高い料金では予約しない。
5. すでに満室であれば，一覧表にある別のホテルに電話する。
6. 予約が取れたら，予約番号を尋ねる。
7. クレジットカード，銀行振込，あるいは郵便為替で内金を払い込む。現金を送ることは絶対にしない。銀行振込か郵便為替で払う場合，表面に予約番号を記す。10日以内に郵送する。
8. 何か問題があれば，会衆の書記にそのことを話す。
お願い
■ 「推薦されている宿舎の一覧表」のホテルにのみ宿泊してください。
■ 実際に使用する部屋だけを予約してください。
■ 最初の予約を変更しないでください。