「神を崇拝する」の本を研究する
「唯一まことの神を崇拝する」は,「知識」の本の研究を終えた新しい人との研究を意図したものです。会衆の書籍研究でこの出版物について考察するなら,この道具を宣教奉仕で用いるための備えができ,エホバとその組織に対する愛と感謝を深めることもできます。どうすれば「神を崇拝する」の本の研究から十分に益を得られますか。
研究を司会する: 毎週1章ずつ考察するので,書籍研究の監督は時間を注意深く配分する必要があります。冒頭の数節はあまり時間をかけないようにして,普通はその後にある,より重要な資料に多くの時間を充てたいと思うでしょう。毎回の研究の結びに復習のための囲みを手短に討議することは,要点を出席者が覚える助けになります。
「神を崇拝する」の本には,半分ほどの章に,字下がりになっている,黙想と討議のための質問があります。48,49ページはその一例です。節の朗読の時にそれらの質問を読む必要はありません。監督は,質問を群れの人たちと一緒に考察するとき,時間の許す限り引照聖句の朗読と討議が行なわれるようにします。
前もって準備する: 研究のための良い準備には,答えに下線を引く以上のことが関係しています。引照聖句について祈りの伴った黙想をするなら,注解だけでなく,もっと大切な,心の準備もすることができます。(エズ 7:10)相互に励まし合うため,わたしたちは皆,慎みを示しながら注解することで貢献できます。―ロマ 1:11,12。
「神を崇拝する」の本の研究は,わたしたちがエホバに近づく助けとなり,その方への崇拝に加わるよう心の正直な人たちを援助するための備えともなるでしょう。(詩 95:6。ヤコ 4:8)わたしたちすべてが,このすばらしい霊的備えから十分に益を得ることができますように。