真理について証しする雑誌を提供する
1 「ものみの塔」誌と「目ざめよ!」誌にはどんな役割がありますか。
1 「エホバの王国を告げ知らせる ものみの塔」とその姉妹誌「目ざめよ!」は,引き続き,王国を宣べ伝えて弟子を作る業の最前線で活用されています。(マタ 24:14; 28:19,20)わたしたちは王国奉仕の様々な面に参加して,時宜にかなったこの二つの雑誌を定期的に提供できることに喜びを感じます。
2 「ものみの塔」誌と「目ざめよ!」誌にどんな変更が加えられてきましたか。なぜですか。
2 これらの雑誌は,体裁や内容また配布方法に,時代と共に変更が加えられてきました。そうした変更は,これらの雑誌がいっそう効果的に人々に訴えるものとなり,それによって王国の音信が『あらゆる人々』の心に達し,人々が『救われて真理の正確な知識に至る』ようにするためでした。―テモ一 2:4。
3 二つの雑誌は,宣教奉仕でどのように用いられますか。
3 2006年1月以降,わたしたちは月1回発行の「目ざめよ!」誌を様々な証言方法を用いて提供することによく慣れてきました。そしてこれから,公の宣教において,「エホバの王国を告げ知らせる ものみの塔」の毎月の二つの号のうち一方を同じ方法で配布してゆきます。それぞれの雑誌の証言例は「王国宣教」の最後のページに載せられます。通常は,雑誌の初めの記事の一つに焦点を当てますが,多くの人に訴える他の記事が取り上げられることもあります。それら掲載される提案は,取り上げられている記事そのものにわたしたちがよく通じ,証言例を区域に合わせて自分の言葉で述べるとき,最も効果的になるでしょう。
4 「王国宣教」の提案とは異なる証言方法を用いることにも益があるのはなぜですか。
4 「王国宣教」にはそれぞれの雑誌について二通りの証言例が載せられますが,それとは全く異なるものを用いたいと思うなら,自由にそうしてください。その理由として,あなたの区域では他の記事を用いたほうが多くの人に訴える,ということが考えられます。あるいは,自分にとって興味深い記事のほうがいっそう効果的に紹介できる,という場合もあるでしょう。
5 提供しようと思う雑誌の証言を準備する前に,何をする必要がありますか。
5 証言を準備する: まず,自分が紹介する記事の内容に十分通じなければなりません。その号を野外宣教で使い始める時に,雑誌のすべての記事に精通できていないこともあるかもしれませんが,自分が紹介する記事については熱意と誠実さをこめて話せるようでなければなりません。そのためには,自分が用いる記事の内容を詳しく知っている必要があります。
6 自分の証言をどのように準備できますか。
6 次に,最初に述べる言葉を,柔軟な,もしくは融通の利くものにします。記事に合った,関心を引く質問をして会話を切り出せるかもしれません。常に,人々の心に響く神の言葉の力に頼ってください。(ヘブ 4:12)紹介する論題に関係のある適切な聖句を選びます。取り上げようとしている記事の中に引照もしくは引用されている聖句がよいでしょう。その聖句と記事とをどのように結びつけるかを考えてください。
7 どうすれば自分の証言方法に磨きをかけることができますか。
7 あらゆる機会に: 証言を真に効果的なものとするために,それを実際に使ってみなければなりません。会衆の仲間と一緒に土曜日の雑誌証言に参加してください。以前,他の文書を受け取った人に雑誌を提供しましょう。聖書研究生や,再訪問のときに出てきた別の人にも忘れずに勧めてください。買い物や旅行の時,また診察の待ち時間に人々と会話をして雑誌を渡すこともできます。その1か月を通じて自分の証言方法に磨きをかけてください。
8 「ものみの塔」と「目ざめよ!」は,どんな点で類例のない雑誌ですか。
8 「ものみの塔」と「目ざめよ!」は,類例のない雑誌です。エホバを宇宙の主権者として高めています。(使徒 4:24)神の王国の良いたよりによって慰めを与え,イエス・キリストへの信仰を鼓舞します。(マタ 24:14。使徒 10:43)さらに,聖書預言の成就となる世界の出来事を絶えず見守っています。(マタ 25:13)あらゆる適切な機会に雑誌を提供できるように準備しておき,区域の個々の人々がそこから益を受けられるようにしてください。
9 再訪問のための土台をどのように据えられますか。
9 雑誌を配布できたなら,また友好的な態度で霊的な事柄を話し合っただけであっても,再訪問や霊的な話し合いを続けるための質問を残すか,考えを刺激する事柄を述べるようにしてください。真理の種をまく業に熱心に携わるなら,神を知ってその方に仕えたいと誠実に願っている人の心をエホバが開いてくださることを確信できます。―コリ一 3:6。