質問箱
■ エホバの証人が用いる法人のロゴマークを個々の会衆や個人が使用するのはふさわしいでしょうか。
ロゴマークとは,事物をはっきりと識別できるようにデザインされた名称や図案や商標のことです。物見の塔をかたどったロゴマークは,「ペンシルバニア州のものみの塔聖書冊子協会」や,組織が用いているその他の法人を象徴します。「エホバの証人のクリスチャン会衆」という法人は,開かれた聖書の絵をレターヘッドに用いています。エホバの証人が用いる他の法人にもそれぞれのロゴマークがあります。
個々の会衆や個人は,組織が用いる法人団体のロゴマークや名称,またそれに類似したものを,王国会館の壁面や看板,レターヘッド,個人の物品などに用いるべきではありません。そのようにしてロゴマークを用いるなら,当局者や会衆の奉仕者たちは,地元の会衆と組織が用いる法人団体との間に法的関連があると取り違えてしまうかもしれません。同様に,書面の通信物についても,それが世界本部や支部事務所によって承認されたもの,またはそこから送付されたものとの誤解が生じるかもしれません。
今後,王国会館プロジェクトには,その建物が,ものみの塔法人の所有である場合でも,物見の塔をかたどったロゴマークや類似のものを用いるべきではありません。既存の王国会館にロゴマークを掲げている会衆は,看板やデザインをすぐに変える必要はありません。大きな改造が伴うため時間や労力や費用がかかるかもしれないからです。しかし,少しの手直しでよく,それほど大きな作業でないなら,変更することを考慮してください。それ以外の場合は,建物の改装や看板の修正が計画される時に変えることができます。