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わたしたちの王国宣教 2014
宣 14/6 2–4ページ

介護施設にいる人たちを忘れない

1. 介護施設にいる人たちに良いたよりを伝える必要があるのはなぜですか。

1 多くの人が老化の影響を経験しています。(伝 12:1-7)高齢者の中には,介護施設に住んでいる人がおり,家から家の奉仕で良いたよりを伝えるのが難しい場合もあります。年取った親が子どもや他の親族と同居することが習慣になっている国でも,同じような難しさがあります。高齢者など介護施設にいる人は,行動が限られていて記憶力が衰えているようでも,エホバについて学び,認識を深め,その方を愛するようになるかもしれません。どうすれば,そのような人たちに「幸福な希望」の良いたよりを伝えることができるでしょうか。―テト 2:13。

2. 介護福祉施設の訪問リストをどのように作成できますか。

2 どのように始めるか: 大抵の場合,電話帳やインターネットを見て,介護福祉施設のリストを作成できます。「介護施設」,「老人ホーム」,「グループホーム」などの項目を調べてください。奉仕監督は率先し,資格ある奉仕者がそのような施設を一つ一つ訪問するよう取り決めることができます。よく計画してエホバに頼るなら,聖書研究を始められる場合も少なくありません。―箴 21:5。ヨハ一 5:14,15。

3,4. (イ)グループ形式での研究について説明するため,だれに近づくのがよいですか。(ロ)研究の概略についてどのように説明できますか。

3 研究についてどのように話すかは,施設のタイプによって異なります。入居者やスタッフの多い大きな施設の場合,受付の人に,アクティビティの企画担当者と話したいと伝えるとよいでしょう。高齢者向けのグループホーム(少人数の入居者と介護スタッフがいる施設)の場合,施設のオーナーと直接話す時間を設けるのがよいかもしれません。

4 いずれの場合でも,自分はボランティアで,聖書の朗読や話し合いの機会を提供している,と説明してください。そして,希望する入居者の方に,週に30分程度の,聖書のグループレッスンに参加していただける,と話せます。様々な出版物を使えますが,「わたしの聖書物語の本」や「これまでに生存した最も偉大な人」が受け取ってもらいやすいようです。日本では「聖書 ― マタイによる福音書」を使うこともできるでしょう。アクティビティの企画担当者にそれらの出版物を見せることができます。曜日と時間と場所を企画担当者との間で決め,普通はそれを施設のアクティビティ・カレンダーに加えてもらいます。自分がエホバの証人であることをためらわずに伝え,同時に,訪問の目的が宗教儀式を執り行なうことではなく聖書教育活動を推し進めることであるという点を理解してもらいます。

5. 研究を楽しくて有益なものとするためのどんな実際的な提案がありますか。

5 研究を司会する: どのように研究を司会するかは施設の事情や状況によって異なるので,識別力を働かせ,融通を利かせてください。司会者は,教材として使う出版物を数冊持参し,研究が終わったら回収します。拡大コピーしたものを準備する必要もあるかもしれません。わたしたちがいつも行なっているように,節を読み,質問をして,答えてもらいます。読むことができ,そうしたいという人に,節や聖句を読んでもらうこともできます。研究中は,明るく親切に,親しみ深く接してください。担当者の許可を得て,時折,聖書に対する信仰を築くビデオや聖書中の記述から得られる教訓を際立たせたビデオを見せることができます。研究の最初と最後に簡単な祈りをささげることもできるかもしれません。王国の歌を紹介できた奉仕者もいます。

6. 異議が唱えられたなら,どのように対応できますか。

6 研究中に,読んだり述べたりした点に異議を唱える人がいたらどうすればよいでしょうか。いつ答えるのがよいか,識別力を働かせてください。(コロ 4:6)その人が気にかけている点にはっきり答えている短い聖句を紹介できるかもしれません。それが実際的でないなら,その人の意見を受け止めて,研究後に一緒に考えましょう,と言えるでしょう。

7. 個人的な質問をする人や特別の関心を示す人がいたなら,どうしますか。

7 入居者の中には,質問する人や,もっと詳しく知りたいという人がいるかもしれません。ある姉妹は次のように述べて対処しています。「それはとても良い質問ですね。でも個人的な質問ですから,少し待ってもらえますか。とりあえず先に進みますね。終わってから,一緒に話し合いましょう」。多くの場合,関心のある人とは,時間と場所を変えて個人的に聖書研究を行なうよう取り決めることができます。

8. グループ形式の研究,また,その結果として始まった個人との聖書研究は,それぞれどのように報告しますか。

8 通常,同じ施設での研究は毎回同じ証人たちが司会するのが最善です。参加するすべての奉仕者が時間を報告できます。中心となって司会を行なう1人の奉仕者は,司会するごとに1件の再訪問,そして月に1件の研究を数えることができます。理解力があって学ぶことのできる入居者個人と研究が始まったなら,通常の方法で数えます。

9,10. この活動に加わる人にはどんな特質が求められますか。説明してください。

9 継続させる: グループ形式の研究は,曜日と時間を定めるのがよいでしょう。入居者やスタッフは,研究が定期的に行なわれること,また時間どおりに始まって終わることを期待します。(マタ 5:37)ですから,約束を守ること,勤勉さ,秩序が求められます。経験からすると,グループ形式の研究は二人の資格ある奉仕者が協力して司会するのがよいようです。(伝 4:9,10)大きな施設では,さらに多くの奉仕者が必要かもしれません。

10 親しみ深く接することや個人的な関心を示すことも大切です。(フィリ 2:4)最初の訪問では,参加した入居者一人一人とよく知り合ってください。名前を書き留めて,次の研究までに覚えるようにします。辛抱強さと同情心を示すなら,入居者たちは,歓迎されている,大切にされていると感じるでしょう。

11. グループ形式の研究を司会する人は,スタッフや入居者の家族にどのように敬意を示せますか。

11 さらに,施設のスタッフや入居者の家族にも敬意や親切を示すのは肝要です。いったん研究が取り決まったなら,企画担当者とまず話し合ってからでなければ,時間や進め方を変えないのが賢明です。時折,研究のやり方について企画担当者に意見や感想を求めてください。研究中に家族が面会に来たなら,こちらから家族に近づいてあいさつし,聖書研究活動の目的を説明してください。誠実な関心を払って安心してもらうようにします。そして,研究に同席するよう勧めてください。

12,13. 介護施設での証言の成果を示す経験を述べてください。

12 成果: 旅行する監督や会衆からの報告によると,この分野の奉仕で励みとなる成果が見られています。ある施設では,最初のレッスンに20人ほどの入居者が参加し,結果として6人との個別の聖書研究が取り決まり,そのうちの1人がバプテスマを受けました。別の施設では,研究を始めた85歳の女性が地元の会衆と交わるようになり,バプテスマを受けたいと言うまでになりました。ある施設では,アクティビティを減らして,エホバの証人によるグループ形式の研究を取りやめることになりましたが,入居者たちが施設の責任者に苦情を述べました。結局,研究は再開され,それ以後,参加者は25人ないし30人になりました。

13 介護施設の人に対してわたしたちが示す愛は,入居者以外にも深い感銘を与えます。スタッフが一緒に座って研究に加わるようになることも珍しくありません。施設の人に個人的な関心を払う努力は,関係者に対しても良い証言となっています。(ペテ一 2:12)ある経営者は研究の目的を聞いて,「どうしてもっと早く言ってくれなかったんですか。いつから始めていただけますか」と言いました。別の責任者は次のように書きました。「私は,グループ形式のこの研究をこの地区の他の介護施設にもぜひ勧めたいと思う。エホバの証人は,この地域における奉仕活動の一環としてこの無料のサービスを提供している」。ハワイのある介護施設は,入居者にとっての「宝のような」ボランティアたちに贈られるボランティア・サービス賞に,エホバの証人を選びました。

14. 介護施設にいる人たちにも助けを差し伸べたいと思うのはなぜですか。

14 高齢の人々も,エホバを賛美するよう招かれています。(詩 148:12,13)それには介護施設にいる人たちも含まれます。区域内にそのような施設がありますか。そこには,良いたよりを聞いて益を得る高齢者がいるでしょうか。地元の長老と介護施設の責任者の助けがあるなら,施設にいる人たちに良い証言を行なえるでしょう。わたしたちは,エホバに見倣い,年を重ねた人々を忘れません。―詩 71:9,18。

介護施設でのグループレッスン

  • 予定したレッスンのために到着したなら,受付の人,およびアクティビティの企画担当者にあいさつする。

  • 教材用の出版物は,グループに十分足りる数を持参する。それをきちんとしたかばんに入れてゆき,研究が終わったら回収する。

  • リラックスし,親しみ深く積極的に行動する。入居者を名前で呼ぶ。

  • 1節ずつ読んで討議する。

  • 短い質問をする。コメントすべてを温かく褒める。

  • 教義的または議論になる質問はその場で扱わず,ふさわしい時に個人的に話し合うようにする。

  • スタッフや入居者の家族からの質問には簡潔に直接的な形で答える。

  • 入居者,親族,スタッフと個人的に聖書研究を始める機会を見逃さない。

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