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コリント第二 注釈 5章新世界訳聖書 (スタディー版)
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人間的な観点で見る: 直訳,「肉によって知る」。この文脈で,「肉」という語(ギリシャ語サルクス)は,思考や業績を含め人間の限界に関連した事柄を広く指す。(ロマ 3:20; 8:4の注釈を参照。)パウロが言っているのは,クリスチャンは,立場,富,人種,国籍などに基づいて兄弟姉妹を判断しないということ。キリストは全ての人のために死んだので,そのような違いは意味を持たない。仲間の信者との信仰に基づく関係こそが重要。(マタ 12:47-50)
もうそのようには見ません: 以前は人間的な観点で,または肉体を持つ方としてイエスのことを見て,イエスがユダヤ人の地上の王国を回復させるために来たと期待していたクリスチャンは,そのような見方を捨てた。(ヨハ 6:15,26)そして,イエスが自分の体を贖いとして与え,命を与える目に見えない存在になっていることを認識した。(コ一 15:45。コ二 5:15)
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