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  • 「野獣の像」
    『その時,神の秘義は終了する』
    • なのでしょう! しかも今日,その一員であれるのはこのうえない特権ではありませんか。エホバ神と子羊イエス・キリストのみ前における,彼らの恵まれた立場を享受するためには,「神の秘義」に対する獣のような敵,その政治的「野獣」の印,数字を絶対に受けないようにしなければなりません。

      注: ヨハネへの啓示の残りの部分,すなわち啓示 14章1節から22章21節にかけての各節の説明は,704ページの本「『大いなるバビロンは倒れた』神の王国は支配す」(英文)の21章(454ページ)から結びの31章までをごらんください。この本は,ニューヨーク市ブルックリン,コロンビア・ハイツ124番地,ペンシルバニア州のものみの塔聖書冊子協会(郵便番号11201)により1963年に出版されました。

  • 終了した「神の秘義」とあなたとの関係
    『その時,神の秘義は終了する』
    • 第24章

      終了した「神の秘義」とあなたとの関係

      1 「神の秘義」とは何ですか。それはいつ告げ知らされ,いつ終了しましたか。

      終了した「神の秘義」は,今日すでに啓示されました。六千年近くも前にこの秘義を設定された,すべてのことを御存じの神が,今やわたしたちのためにそれを解いてくださったのです。全人類に対する唯一の希望を表明する言語に託されたその秘義は,神の「女」の王統の「胤」がつかさどる,統治権を付与された神の王国すなわち,メシアまたはキリストつまり油そそがれた者による神の王国です。(創世 3:15。啓示 12:1,2,5-10)人類の歴史に最初の危機が訪れた時,神はご自分の意志と目的に従ってその秘義を告げ知らせました。それから六千年近くの後,常に生きておられるその同じ神が,世界をゆるがす年となった西暦1914年に,その秘義を終了させたのです。

      2 エホバ神はご自分の「秘義」をどのように終了させましたか。

      2 政治的「野獣」が何ら干渉を受けずに地を支配することのできた,長期間にわたる「諸国民の時」が終わったその年,エホバ神がご自分の「秘義」を終了させる輝かしい時機が到来しました。神は,メシアによる王国を天に誕生させ,統治権を付与することによりそれを終了させたのです。エホバは,天におけるメシアの座に,ご自分を犠牲にされた,子羊のようなみ子を即位させることによりそうなさいました。こうしてみ子は,統治するメシアつまりキリストとして仕え,地上の人類からすべての敵を除き去る権限を付与されました。―啓示 10:7; 11:15-18。詩篇 2:1-9; 110:1-6。ルカ 21:24。

      3 (イ)終了した「神の秘義」の益を受けることはなぜ肝要ですか。(ロ)今日各人は,過去のいかなる時よりも大きな責任を負っています。なぜですか。

      3 読者であるあなたは,この終了した「神の秘義」から永遠の益を受ける立場にあります。わたしたちすべてが,終了した「神の秘義」から永遠の益を受ける立場にいるのです。わたしたちはその益を平和な態度で,感謝して受けるでしょうか。そうするのは良いことです。なぜなら,この終了した「神の秘義」の働きは地の四隅に及び,それは,あなたの命,わたしたちの命,そして地上の全人類の命に影響を及ぼすからです。あなたも,わたしたちも,その驚くべき働きを無視することはできません。これからは,「神の秘義」を考慮に入れて行動することを余儀なくされるのです。正しい行動を取るなら,尽きることのない益にあずかれます。以前の無責任な人類世界の状態は,永遠に過去のものとなります。わたしたちは情勢の変化する「終わりの時」,つまり正しい決意をすることが急を要する時代に住んでいるのです。過去の安易な時代に逆戻りすることも,時をとどめることもできません。人間と神の敵すべてに臨む壊滅的な結末,そしてメシアの王国に関する神のその後の輝かしい目的の実現へと,時は刻一刻と進んでいるのです。苦悩するわたしたちの心は,人類を支配する義にかなったその完全なメシアによる政府のもたらす祝福,わたしたちの苦悩を和らげてくれるその祝福を切望するのではありませんか。

      4 終了した「神の秘義」はすでにすばらしい業を成し遂げました。どのように。

      4 終了した「神の秘義」はすでにすばらしい業を成し遂げ,その信望を高め,エホバ神がすべての者を支配する主権者であることを立証しています。1914年,冠を頂いた王,メシアなるイエスは,「征服しに,また征服を完了するために出て行った」のです。(啓示 6:1,2)彼は,み使いの頭ミカエルという天的な称号の下に聖なる使いたちを率い,サタン悪魔である「大いなる龍」とその使いの悪霊たちと戦って勝利を収め,彼らを地に投げ落としました。地ではその時,象徴的な「野獣」の「頭」,および王冠を着けた「角」が,世界支配をめぐって,西暦1914-1918年にわたる第一次世界大戦を行なっていました。「龍」とその使いたちが卑しめられたこと ― それは,エホバ神および統治しておられるメシア,つまりイエスの側に付く者すべてに,何という勝利の救いを意味したのでしょう。―啓示 12:7-12; 6:3-6; 13:3。

      5,6 神のメシアによる王国は,大いに怒り狂ったサタンが地に投げ落とされてからの期間,何を成し遂げましたか。

      5 わたしたちは今,卑しめられた「龍」とその使いたちが地球の近辺に閉じ込められる,あの『短い時』に生きています。それは,彼らがわたしたちの近辺から獄のごとき「底知れぬ深み」へ移され,無力かつ不活発の状態に置かれるまでの期間です。その間,勝利に輝くメシアなる王は,14万4,000人の霊的イスラエルの残りの者たちが,神の特別な所有物として額に「生ける神の証印」を押されるよう,彼らを集めておられるのです。(啓示 7:1-8。マタイ 24:31)しかし,天のメシアによる王国でご自分の共同相続者となるこの残りの者たちに加え,彼は第二次世界大戦が始まった1939年以前から,地的臣民をメシア王国の側に集めておられます。―ヨハネ 10:16。

      6 卑しめられた「龍」が,地と海に怒りを込めてもたらしているあらゆる「災い」にもかかわらず,それら地的臣民の数は増加の一途をたどっており,すでに「大群衆」の規模に達しています。それは,献身し,バプテスマを受けた幾十万もの,イエス・キリストの弟子から成る「大群衆」です。イエスは,彼らを「大患難」から奇跡的に導き出し,苦難のない地の新秩序に導き入れると約束しておられます。―啓示 7:9-17; 12:12。

      7 (イ)残りの者と「大群衆」は,この世的な人びととどのように,またなぜ違いますか。(ロ)実質的に,『わたしが何をすべきか,あなたに指図される筋合いはない』,と言っている人たちに対し,どんな答えを提供することができますか。

      7 集められた残りの者たち,そして増え行く「大群衆」はみな,「神の秘義」が終了し,それがメシアに関する役割を果たすべく,何ものも抗し難い勢いで行動していることを全世界に示す,目に見える,生きた証拠です。その理由で,彼らは「世の中」にいるとはいえ,世と異なっているのです。彼らは「世のものではない」からです。(ヨハネ 15:19; 17:14,16)不満と反抗の精神がびまんするこの世の中で,わたしたちはよく次の言葉を耳にします。「わたしは『あなたはこうすべきだ』と言われるのが一番いやだ」。しかし,わたしたちはだれにも『こうすべきである』とか,『こうしてはならない』などと言っているのではありません。あらゆる国民を強制し,無理やりに何かをさせ,しかも周囲の事情からそうせざるを得ないような状態に追い込んでまでそうさせるのは,別のものです。超人的な影響力を行使し,すべての民に『こうすべきだ!』と言っているのは,悪霊を率いる,目に見えない「龍」つまり悪魔サタンなのです。それら知性を備えた悪質な霊者は,政治的「野獣」を使い,『自分の支配下で生き延びたいなら,こうすべきである』と言っているのです。

      8 「野獣の印」を「右手」と「額」に示している者たちはどんな状態にありますか。

      8 自分の周囲を見回してください。「右手」や「額」に「野獣の印」を付けている人を何人見いだすことができますか。彼らは,自分がだれの奴隷であるか,また,自分に『こうすべきだ』と命令する自分の所有者あるいは主人がだれかを否定するわけには行きません。本性を明らかにする「印,つまり野獣の名もしくはその名の数字」は,印を持っている者たちを疑問の余地なく暴露します。(啓示 13:16-18)霊的に盲目であるためにその「印」を見分けられない人がいても,全能の神はそれを見分けることができます。政治的「野獣」を崇拝するそれら『印を付けられた』者たちは幸福ですか。彼らは安全に保護されていますか。その心と思いには平安がありますか。目に見える,悪魔の世界的政治組織である「野獣」の足下に置かれた彼らに,有望な将来が約束されていますか。いいえ。では,その理由を考えてみてください。

      9 「野獣」の崇拝者たちは今日何を経験していますか。

      9 人間が「野獣」および「野獣の像」の崇拝者として「印」を帯びることには,どんな益がありますか。そのような崇拝者は今,自分の好むと好まざるとにかかわらず,苦い飲み物つまり,神の「憤りの杯」から「神の怒りのぶどう酒」を飲んでいることに気づきます。そればかりか,当人は,すべての偽りの崇拝者の滅びを,さほど遠くない将来に控えた今でさえ,「聖なる使いたちの見るところで,また子羊の見るところで,火といおうによる責め苦に遭わされ」ているのです。(啓示 14:9-12)さらに今日,考慮すべき別の事柄があります。それは,見ることのできない,神の「七人の使い」によって全地に注がれている「神の怒りの七つの鉢」です。注ぎ出された第一の「鉢」は,「野獣の印を持ち,その像を崇拝していた者たち」に影響を与えます。「害をもたらす悪性のかいよう」に相当するもの,つまり,自分たちの偶像崇拝が痛みを伴う不快な死に至ることを示す前兆が彼らに臨むのです。―啓示 16:1,2。

      10 「野獣」の「印」を帯びる人びとに関し,いま考慮に値するどんな重要な質問が提起されていますか。

      10 啓示の中でこのような苦痛を伴う象徴の下に描写されている事柄は,生けるまことの神であられる,全能のエホバのみ手からもたらされる不快なもの以外の何物でもありません。神が,その忌むべき「印」を持つそれらの人びとを喜んでおられないのは極めて明白です。このことは,いま考慮に値する重要な問題を提起します。それは,ハルマゲドン(アーマゲドン)という意味深い名で呼ばれる迫り来る世界情勢において,「全能者なる神の大いなる日の戦争」が激発する時,それら『印を付けられた』人びとはどこにいるか,ということです。彼らが戦場で正しい側にいるはずはありません。この点を熟慮するのは賢明なことです。

      11 人びとはどんな源から害となる影響を受けていますか。

      11 人びとは今日,幾年にもわたり,目に見える源および目に見えない源から発するものによって,大きな影響を受けてきました。見ることのできる一つの源は,「印」を持つ人たちが強い愛国心を抱いて崇拝している,政治的「野獣」です。目に見える別の源は,「野獣の像」のために感銘的な予言をする,「偽預言者」です。もう一つの源は,見ることのできないもの,すなわち「大いなる龍」です。それはサタン悪魔であり,全人類に対する世俗の力と座と権威を「野獣」に与えた,強力な霊の被造物です。これら三つの源から出てくるものは,宣伝,発言,布告そして「霊感の表現」です。「霊感の表現」とはいっても,それはエホバ神の霊による霊感の表現ではありません。

      12 神の言葉は,それらの源から出る「霊感の表現」をどのように描いていますか。それはどこに民を集めていますか。

      12 神の霊感を受けたみ言葉は,それら「霊感の表現」を,象徴的な龍と野獣および偽預言者の口から飛び出る汚れた「かえる」として描いています。それにしても,この「霊感の表現」はだれに向けられているのですか。読者であるあなたを支配する,政治指導者に対してです。これに関してあなたは何をすることができますか。一般の人びとと同じ行動をしますか。今日,指導者は導きを与え,人びとはそれに従います。しかし,民を先導するそれら指導者たちは,三つの「汚れた霊感の表現」によってある場所へ集められているのです。どこへですか。ハルマゲドンの戦場における,全能者なる神に敵する最終的な戦争へです。―啓示 16:13-16。

      形成されつつある戦線

      13,14 わたしたちはどんな質問に真剣に,そして緊急に答える必要がありますか。

      13 ハルマゲドンはどれほど近づいていますか。そこに向かう諸国民の行進は,もうかなりの間続いています。人類が最終的に到達せざるを得ない世界情勢は,神の行動を必要としており,それは必然的にハルマゲドン(アーマゲドン)をもたらします。性急な態度を

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