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  • 神の目的とエホバの証者(その21)
    ものみの塔 1961 | 7月1日
    • 人が出席しました。ある者たちはオーストラリア,スイス,ドイツ,ポーランド,スカンジナビア,そして英国から来たと報ぜられました。多くの者たちはカナダや,アメリカ合衆国の各州から来ました。以前の大会のときと同じように拡声機が使用されました。

      ロイス: この大会の決議は,だれに向けられたものですか。

      ジョン: これは牧師たちに直接向けられました。大会出席者たちがその決議を採決してのち,それは「教会教職者級を告発する」と題するパンフレットの一部に入れられました。それの表題は次のようでした,「文明は滅亡に定められている ― 世界危機の理由 ― つづくべき人々の祝福 ― 約束のすえ対蛇のすえ」。またまたその幾百万部が配布されました。d ロイスさん,私がしるしをつけておいた抜萃のところを読んでいただけますか。

      ロイス: 〔読む〕

      われわれは次のことを言明し,かつ非難の言葉を述べる,すなわちサタンはひとつの陰謀をつくった。その目的は,生命,自由,および幸福で人々を祝福するための神の御準備について人々を無知の状態に保つことである。そして,他の者たち,すなわち不忠実な牧師たち,良心を持たぬ利益追求者,および鉄面皮な政治家たちは,意識的にせよ,無意識的にせよ,同じ陰謀に加わった。

      不忠実な牧師たちは教会制度をつくりあげ……そして,意識的に経済界の大立物や,職業的な政治家たちを自分たちの群れの内の主要な者にした。

      われわれは次のことを言明して非難する,すなわち牧師たちはサタンの提供した誘惑に屈した。そして,神の御言葉に反して,同じ陰謀に加わり,次のような明白な行いをした。すなわち,

      (1)彼らはその地位によって得たその霊的な力を用いて,自分たちの利己的な欲望をみたそうとした。彼らは自分だけ食べて,神の真理の言葉を人々に食べさせて,教えることに失敗し,かつ拒絶している。

      (2)彼らはこの世の栄光を愛し,人々の前で輝いて人々の是認をうけることをのぞんでいる……ので,見せびらかしの衣服を身につけ宝石で身を飾り,神の御言葉とその力を否定しながらも敬虔のかたちを取った。

      (3)彼らはメシヤの御国の音信を人々に伝道し,メシヤの再臨についての証拠を人々に指摘することに失敗し,かつ拒絶した。そして,主がその予定のときに御国を設立することを待とうとせず,国際連盟を是認して,それを「地上における神の御国の政治的な表現」と言明した。かくして,彼らは主イエス・キリストに対する忠節を破り,悪の神である悪魔に忠節をささげると言明した。e

      これは全く強烈な言葉です。

      ジョン: ほんとうにそうです。特に1924年には宗教の指導者たちがいまよりも人々から支援されていたことを考えると,そうです。その決議は,さらに七つの点の下に当時のエホバの証者の理解していた顕著な聖書教理を示しました。また,この告発状の述べていたごとく,それらの顕著な聖書教理は,キリスト教国の指導者により無視されただけでなく,反対され人々からかくされていました。この告発は偽りの宗教の致命的な性質をばくろするだけでなく,これらの宗教家に対して霊的な死が確実であると示し,幾世紀にもわたる背教の後にそれはすでに始まったと示しました。それで,彼らがばく露されることは,まったく当然でした。

      ロイス: 4番目の告発が,この決議より強いということがあり得るでしょうか。

      ジョン: 実際のところ,それは3番目ほどに強くありませんでした。それは世界の偽りの支配者たちをばくろしましたが,次の宣言文は,実際にはその題の示すとおり,「希望の音信」でした。今夜つづけて話しましょうか。あるいは来週にしましょうか。

      ロイス: もし御時間がおありなら,今夜のうちに聞きたいですね。ノートをそろえておられるあいだにコーヒーを1杯さし上げましょう。

  • 「すべての国々の盟主」
    ものみの塔 1961 | 7月1日
    • 「すべての国々の盟主」

      ヨシュアの時代のカナンびとの町ハゾルは,小さな,とるにたらない町ではありませんでした。聖書はハゾルのことを簡単にこう説明しています,「その時,ヨシュアはひきかえして,ハゾルを取り,つるぎをもって,その王を撃った。ハゾルは昔,これらすべての国々の盟主であった」。(ヨシュア 11:10,新口)ある考古学者は,この聖書の説明が,いかに適切であるかを述べています。1959年5月12日のニューヨーク・タイムスはつぎのように伝えています,「昨日,イスラエルのある考古学者が報告したところによると,イスラエルのガリラヤにある聖書の町ハゾルの発掘は,古代のカナンびととイスラエルびとの物質分明を『最もよく物語るもの』を明るみに出した。同じ時に,死海の巻物の権威イガエル・ヤディン博士はこういった。すぐる11月に,ハゾルの発掘でミケーネのつぼを発見したことは,聖書に出てくるヨシュアが,西暦紀元前13世紀に,エリコとともにハゾルをも征服したことを確証するものである。発見されたそのつぼによると,ヨシュアが戦ったのは,約3300年むかしになり,聖書の記録と符合する。

      「過去4年間,ヤディン博士は,ジェームス・A・ドロスチャイルド・ヘブル大学考古学調査隊をひきいて,北部ガリラヤの地域で発掘を行なってきた。そして,21の町の遺跡を掘り出した。……同博士の言によると,その発掘により,21の町のうちで最大の町,そして,恐らくカナンで最大の町は,ヨシュアが征服して焼いたハゾルであったことが明らかになったということである。……ハゾルの発掘は,この町が,『すべての国々の盟主』という聖書の簡潔な描写にぴったりあっていることを示したとヤディン博士は述べ,こう言った『ヨシュアのハゾルは,だいたい60ヘクタールくらいの町で,2万5000から3万人が住めただろう。エズレルの谷を守る有名な要塞都市メギドが,6ヘクタール余りしかなく,いく世紀もあとのダビデ王の時代のエルサレムが,約4ヘクタールしかなかったことを考えると,当時としては,それがいかに大きい町であったかが,だいたい想像できる』」。

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