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自分で縫うのはいかがですか目ざめよ! 1973 | 11月22日
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ふち縫いすれば直ぐに使えます。ただし,生地が木綿の場合は,10%の縮みを計算にいれることを忘れないようにします。まくらカバーの材料も買えます。まくらに合わせて断ち,一方の端を縫い合わせ,もう一方の端をふち縫いします。
成功へのかぎは,何を縫うときでも,自信をもって当たることだということを忘れないようにしましょう。
繕いと仕立てなおし
衣服が破れたり仕立てなおしが必要な時に,家庭でそれを修繕するなら,たくさんのお金が節約できます。アイロンをかける時やたたむ時に,繕いの必要なものを分けておくのはよい考えです。また,スーツの上着またはコートなどの修繕または仕立てなおしが必要な場合は,他の繕いものといっしょに置いてあるメモにそのことを書きとめておきます。
テレビなどを見て一家がだんらんする時には手でできる繕いをします。くつ下の穴をかがるときは,電球をくつ下の中に入れ,くつ下を丸くしておいてかがります。娘さんにも手伝ってもらいましょう。ボタンのつけ方,ボタンが落ちないように糸をしめることなども教えましょう。
新しいミシンには,針の下で布地を自由に動かせて破れやほつれを縫い合わせることができるようにしてある,修繕用部品がつくりつけになっています。しかしこの部品がなくても,片手で押え金を少し上げ,他方の手で布を前後に動かすようにすれば,ミシンで繕いものをすることができます。
物によっては,一箇所が早くすり切れます。たとえばベッド・シーツなどはたいていまん中が薄くなります。これに気づいたなら,まん中をたてに裂き,外側の強いふちを縫い合わせます。そうするといちばん地のやせていない部分がまん中にきます。それから外側の両端をふち縫いします。これは薄いまん中だった部分です。
もしご主人のお好みのズボンのおしりが薄くなったなら,よく似た切れを内側から薄い部分に当てかがりつけます。繕った部分は上着の下になるでしょうから,人目にはつかないでしょう。
多くの女性は,家庭にいて縫い物をしたり,家族のためにそれに似た必要な事柄をすることにもっと多くの時間を費やせる,より静かな,よりゆったりとした生活にあこがれています。有能な妻については聖書さえ次のように述べています。『彼は羊の毛と麻とを求め 喜びて手から操き……かれ手をいと車にのべその指につむを取る』(箴 31:13,19)そういうわけで,今でないにしても,将来いつか,あなたも自分で服を仕立ててみようという気持になられるかもしれません。
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エホバの証人の大阪「神の勝利」大会のエピソード目ざめよ! 1973 | 11月22日
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エホバの証人の大阪「神の勝利」大会のエピソード
● 大阪で多くの宿舎を捜すための訪問が行なわれていた時,豊中会衆の池谷姉妹から,彼女の自宅の向かい側に1年ほどだれも住んでいない,草木がのびほうだいになっている大きな庭のある空き家があるという知らせを受けました。家主に交渉したところ,大会中無料で使ってよいという快い返事を得ました。
そこで兄弟たちはその家にはいりきれいに掃除しました。そして,雑草を刈り取ると,100坪ほどの美しい芝生が現われました。この家はサイン部門の兄弟たちが使うことになり,18人の兄弟たちがそこに寝泊まりしました。兄弟たちは芝生の上に画布を広げて,ステージの背景の大きな絵を含め,種々のサインを書きました。ステージの背景になった絵は永遠の生命の本の384-385ページに出ている絵を基本にしたもので,主要な部分は150枚のベニヤ板が用いられ,その上の虹を描くためにはさらに38枚のベニヤ板が必要でした。下絵は写真に撮ってスライドにし,次いで兄弟たちがいっしょにベニヤ板の上に輪郭を書くことができるよう,スライドはプロジェクターで目的通りの大きさに拡大されました。後ほど,演壇が作られましたが,その時には,ある大きな建築会社の地方責任者のひとりである深山唯三が用意した274本の金属製の足場が用いられました。外部の会社に依頼してその演壇を作れば300万円はかかるものとみられていましたが,兄弟たちの協力のもとに,この仕事は,エホバの証人の手で成し遂げられ経費はほとんどかかりませんでした。
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