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  • 「新しい天と新しい地の創造」
    ものみの塔 1961 | 1月1日
    • 世の基礎を完全に置くことの下準備,を示します。

      しかし,「新しい天」は王であるイエスキリストおひとりで構成されているのではありません。エホバがその「新しい天」を拡大する時は,程なく来ました。どのように? エホバは,イエスの忠実な油そそがれた弟子たちを天的な生命によみがえらせました。彼らは死の眠りについていたのです。エホバは,神の霊的な宮あるいは宮殿にいる王なる御子のもとに彼らをうけいれました。

      「新しい天」の拡大はいつ行なわれましたか。それは西暦1918年でした。どうして分かりますか。出来事を比較対照するときに,その年のことを知ります。イエス・キリストは,西暦29年に王になるべく神の御霊によって油を注がれました。それから35年の後である西暦33年,イエスはエルサレムの宮に行かれました。彼は宮を清めて,宮を泥棒の巣にしていた者たちを追い出しました。ユダヤ人の指導者たちは,王であるイエスを拒絶し,それから数日の後に彼は殺されました。彼が死んだとき,地震はエルサレムをゆるがし,宮の聖所の幕は真中まで裂け,御子を殺害した者たちに対する神の怒りを表わし示しました。―ルカ 19:46。マタイ 27:51。

      時の比較をするとき,イエス・キリストは西暦1914年天で王として即位しました。それから3年半の後である1918年は,彼が神の霊的な宮に来る時です。キリスト教国の支配者たちは,彼をうけ入れるでしょうか。あるいは王である彼を拒絶するでしょうか。彼らはイエスを拒絶しました。そして,御国についてのエホバの証者のわざを抑圧することにより,その拒絶を示しました。ユダヤ人の指導者たちがイエスを拒絶しても,神が御子を死人の中からよみがえらせることを妨げることはできませんでした。それと同じく,キリスト教国が王を拒絶しても,神が忠実な弟子たちを死人の中からよみがえらせることを妨げることはできなかったのです。それで,1900年以前の時の場合と一致して,1918年に宮の清めが行なわれてから間もない中に,死の眠りについていた油そそがれたクリスチャンの天的な復活は,人間の目に見えない仕方で行なわれました。そのとき,諸国民は戦争をしていたのです。「諸国民は怒り狂いましたが,あなたも怒りをあらわされました。そして,死人をさばく…そして,天にある神の聖所が開けて…」。(黙示 11:18,19,新口)西暦1918年の春,宮は開かれて王がその中に入り,油そそがれたクリスチャンたちの復活は行なわれました。これらの者たちは,イエスと共に,「生ける神の宮」をつくりあげます。―コリント後 6:16,新口。

      それでは,「新しい天」と神の霊的な宮とのあいだの関係は何ですか。こうです,基礎の隅石であるイエス・キリストと14万4000人の「生ける石」で構成される神の霊的な宮あるいは宮殿は,永久に新しい世の「新しい天」になります。―エペソ 2:20。ペテロ前 2:5。

      「新しい地」の設立

      エホバは「新しい天」の設立を約束されただけでなく,「地の基礎を置く」つまり「新しい地」の設立をも約束されました。1918年,人間を裁くためにイエスが神の霊的な宮に来られたとき,キリスト教国は捨てられました。地上にいるイエスの油そそがれた弟子たちの残れる者は,その宮の裁きを過ぎて,清めをうけ,「新しい天」の見える代表者,エホバの証者としてつかわされました。第一次世界大戦の最高潮のとき,霊的な残れる者は,事実上沈黙の状態でした。そして象徴的なバビロンであるサタンの世に捕われていたのです。しかし,1919年,エホバは組織を失った御自分の民を再び集めて,その数を増し,御国伝道のために彼らを組織しました。このことは,「新しい地」の設立とどのような関係がありますか。1919年以来,実体的なバビロンから霊的な残れる者が回復されたことは,「新しい地」の設立であります。

      それで,1919年にエホバが再興した残れる者を取り扱かわれたことは,一つの国民が「ひと時に生まれ」,一つの地が「一日の中に」産み出されるという現象を生ぜしめました。神の預言者はこう預言しています,「だれがこのような事を見たか。一つの地は一日の陣痛で生まれるだろうか。一つの国民はひと時に生まれるだろうか」。(イザヤ 66:8,新世)1日のうちに,「エホバの日」のうちに生み出された「地」は,神の霊的な国民の復興した残れる者,すなわち地上にいる「小さな群れ」の残れる者の占める地的な立場です。それで,新しい地的な位置に住む最初の者たちは,一時に産み出された「国民」です。彼らはイエスの油注がれた弟子たちで,イエスが宮に来られた時は地上で生存しており,「忠実にしてさとい奴隷」級として奉仕します。(マタイ 24:45-47,新世)羊のごとき人々の大いなる群衆は,この霊的な国民のところに来ました。そして,新しく生まれたこの国民の基礎にもとづいて新しい世の社会は建てられました。ハルマゲドン前のいま,「新しい地」の住民の群れは,腐敗しきった死滅する古い世の中にあって,急速に増加し,成長しています。

      新しい世の社会と交わるために「あらゆる国民,部族,民族,国語のうちから」出てくる羊のような人々の「大いなる群衆」の希望は何ですか。彼らの希望は,新しい世で生活し,地上で永遠の生命を楽しむことです。彼らは,神の霊的な国民の残れる者と共にハルマゲドンを生き残ると期待しています。彼らはまた,古い悪しき「地」が滅ぼされて後に残れる者が「新しい地」をエホバの崇拝にささげる時を強く待ちのぞんでいます。エホバの定めた時になると,残れる者はハルマゲドン後の「新しい地」を去って,永遠の「新しい天」で王なるイエス・キリストと共になります。それで,「新しい地」は,ついには「他の羊」だけで構成されるでしょう。正しい羊飼イエス・キリストは彼らのためにも死なれたのです。(ヨハネ 10:16)これらの「他の羊」の中に入る者たちは,ハルマゲドンを生き残る「大いなる群衆」とその子孫だけでなく,「義者と不義者の復活」のときに,死人の中からよみがえらされる者たちもいるのです。―黙示 7:9。使行 24:15,新世。

      「新しい天と新しい地」の創造が行なわれているとは,なんと心ときめかすことなのでしょう! 間もない中に使徒ヨハネの見た幻は実現するでしょう。「わたしはまた,新しい天と新しい地とを見た。先の天と地とは消え去り,海もなくなってしまった」。(黙示 21:1,新口)「先の天」はサタンとその悪鬼共です。ハルマゲドンの時に過ぎ去る「先の地」は,サタンの世を支持するために組織されている古い世の社会です。「海」とは人類の悪い要素を象徴しています。それは「もはや」ありません。(イザヤ 57:20)悪はなくなってしまいます。なぜなら,ペテロは,「新しい天」と「新しい地」に「義が住む」と書いているからです。(ペテロ後 3:13)いまこそ,全世界の他の人々に,神が「新しい天と新しい地」を創造されているという最善のニュースを告げる時です!

      「見よ,神はわが救である。わたしは信頼して恐れることはない。主なる神はわが力,わが歌であり,わが救となられたからである」。―イザヤ 12:2,新口。

  • 神の御名
    ものみの塔 1961 | 1月1日
    • 神の御名

      ボリビアのラパスで発行された彼らの小冊子第12号の中で,メリーノールの司祭たちは,うっかりして神の御名がエホバであることを認めています。カトリックの翻訳は,エホバという名前を出さないことによってかえってそれを目立たせています。しかし,つぎにあげるのはカトリック発行の小冊子からの引用です。

      「この戒め〔第二戒〕は,神の御名をみだりに用いるなと命令している。旧約聖書のユダヤ人は,神の御名を非常に尊敬していたため,その名を口にするのを避けるようになった。レビ記には,『エホバという名をのろう者はだれであっても死に定められる』と書かれている。だから『神の御名をみだりに口にあげる』ことに対する罰は死であった。そういう理由によってモーセは,神の御名をみだりにとりあげるぼうとく者を,石打ちにするよう人々に命じたのである」。

      あなたの聖書には神の御名がのっていますか。神の御名は,もとのヘブル語聖書には,6800回以上でているのをご存じですか。

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