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  • 岩塊とはだれのことですか
    目ざめよ! 1977 | 6月22日
    • いいえ,彼は「この岩塊の上にわたしは自分の会衆を建てます」と,言われました。考慮されている問題はイエスがだれであるかに関するものでしたから,「岩塊」とは,ペテロが「キリスト,生ける神の子」と認めた方であるに違いありません。a 言い換えれば,イエスは,『ペテロよ,あなたが告白するこの岩塊の上にわたしは自分の会衆を建てます』と,言っておられたのです。

      こうした理解は,「ハデスの門はそれ[会衆]に打ち勝たないでしょう」というイエスの言葉からも確証されます。使徒ヨハネへの啓示の中で,神のみ子はこう述べました。「わたしは,死とハデスの鍵を持っている」。(啓示 1:18)したがって,会衆は,ハデスと死からその構成員を解放できる方の上に建てられるゆえに,ハデスはその会衆に打ち勝つことも,永久にそれを拘束することもできません。

      ペテロに与えられた「王国の鍵」が,「死とハデスの鍵」ではあり得ないことは明らかです。王国の鍵は,王国に入る機会を人々に開くことと関係があったに違いありません。ルカ 11章52節のイエスの言葉は,これらの「鍵」が何であるかを示しています。イエスは王国に入る機会を生かそうとしなかったユダヤ教の宗教指導者たちに,次のように言われました。「あなたがたは知識の鍵を取り去ったからです。あなたがた自身がはいらず,また,はいろうとする者をも妨げたのです」。「鍵」がペテロにゆだねられたという事実と調和して,この使徒は,西暦33年のペンテコステの日に,集まっていたユダヤ人と,ユダヤ教への改宗者に天の王国に入るための知識を与え,西暦36年には異邦人の最初の改宗者コルネリオと,その家族,およびその親しい友人たちに,王国に関する大切な知識を伝えました。―使徒 2:14-41; 10:19-48。

      聖書の他の部分は,岩塊が確かにキリストであることをさらに証明しています。使徒ペテロは仲間の信者たちに言及し,「たしかに彼は人に退けられましたが,神にとっては選ばれた貴重な石であり,あなたがたは,生ける石に来るごとくに[イエス・キリスト]のもとに来る」と述べました。これらのクリスチャンたちは,「生ける石として,霊の家に築き上げられてゆくのです」。(ペテロ第一 2:4,5)使徒パウロは,エフェソスのクリスチャンに手紙を書いた際,同じ点をこう指摘しました。「あなたがたは使徒や預言者たちの土台の上に築き上げられているのであり,キリスト・イエスご自身は土台の隅石です」。(エフェソス 2:20)二つの異なった場所で,イスラエル人に奇跡的に水を供給した岩塊に言及してパウロは,こう記しました。「彼らはいつも,自分たちについて来た霊的な岩塊から飲んだのです。その岩塊は[預言的な型として]キリストを表わしていました」― コリント第一 10:4。出エジプト 17:5-7。民数 20:1-11。

      聖書の証拠を総合的に見れば,ペテロが「キリスト,生ける神の子」と認めたイエスが,岩塊であることは明らかです。会衆はイエスの上に建てられ,ペテロを含む使徒たちは,副次的な基礎として仕えているのです。

  • 「冬の谷川のごとく」
    目ざめよ! 1977 | 6月22日
    • 「冬の谷川のごとく」

      ◆ ヨブは困っている時に,自分の兄弟たちが彼を見捨てたので,彼らの仕打ちを「冬の谷川」に例えました。(ヨブ 6:15,新)氷や雪が解けると,そうした谷川は水があふれ相当な水量になりますが,水が本当に必要となる夏の時期には,かれてしまい,人や獣のために何らさわやかなものを与えません。

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