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弟子を作るのに助けとなる集会王国宣教 1981 | 7月
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弟子を作るのに助けとなる集会
注意: 7月19日に始まる週の奉仕会は計画されておりません。これは地域大会に出席することを考慮に入れているためです。この空白の週は,7月または8月の,実際に大会に出席する週のプログラムと入れ替えることができます。7月26日に始まる週も,地域大会で学んだ事柄の復習のためにプログラムが空けられています。この復習も,7月または8月の,実際に大会に出席する週の翌週にずらすことができます。
7月12日に始まる週
24番の歌
10分: 会衆の発表および野外奉仕の取決め。「発表」のふさわしい点を含める。「支部の手紙」を喜びを表わしつつ討議する。
15分: 「霊的な諸活動を計画する」。質問と答えによる討議。2節に関連して,ポケット版の書籍を組にして配布するところを短く実演で示す。
20分: 「1981年『王国の忠節』地域大会」に関する折り込み。質問と答えで考慮する。結びに司会者はすべての人が夏の暑さに負けずに,毎週の定期的な奉仕に参加するよう励ます。大会の際の奉仕の機会も逃さず,それを忘れずに報告するように勧める。
91番の歌と祈り。
7月19日に始まる週
地域大会に出席するための週。(冒頭の注意書きをご覧ください。)
7月26日に始まる週
地域大会で学んだ事柄の際立った点を復習するための週。(冒頭の注意書きをご覧ください。)この復習のための準備として,大会の特定の日のプログラムについて報告するよう書籍研究の群れに前もって割当てておくべきです。
5番の歌
10分: 会衆の発表と野外奉仕の取決め。「彼らのえじきにならないでください!」 質問と答えで討議する。
20分: 大会の復習。
15分: 「『ものみの塔』研究を感謝する」。質問と答えによる討議。できれば「ものみの塔」研究の司会者が扱う。特に長年交わってきた人たちから個人的な感謝の表現を聴く。会衆の努力をほめる。8月2日第1日曜日の奉仕活動にすべての人があずかるよう励ます。
57番の歌と祈り。
8月2日に始まる週
116番の歌
4分: 会計報告,会衆の発表および野外奉仕の取決め。8月8日,第2土曜日の雑誌活動にすべての方があずかるよう励ます。
15分: 「開拓者としてエホバに仕えることを考慮してみましたか」の記事を質問と答えで扱う。できれば,全時間奉仕をしている,またはしていたことのある兄弟がこの部分を扱うべきである。8月に大勢の人が補助開拓者と共に奉仕に参加するように励ます。
17分: 「良いたよりを伝える ― 家から家の業は個人的な益をもたらす」。質問と答えによる討議。3節の資料を考慮する時,列挙されている点と関係のある個人的な経験を聴衆に尋ねる。家から家の業に一層十分に参加するように励ますことを念頭に置いて,討議を実際的なものとする。
9分: 「質問箱」。長老による話の形式で扱う。記事の中の要点となる部分を抜粋して読む。
4番の歌と祈り。
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彼らのえじきにならないでください!王国宣教 1981 | 7月
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彼らのえじきにならないでください!
「邪悪な者とかたりを働く者とはいよいよ悪に進み,惑わしたり惑わされたりするでしょう」。(テモテ第二 3:13)聖書はこのように警告しています。そして,これらかたりを働く者たちは,教理的な問題で惑わそうとするばかりか,物質面でも忠実な兄弟たちの寛大さにつけ込もうとします。こうした詐欺師たちについては「わたしたちの王国奉仕」に時々警告が載りますが,協会は相変わらず,兄弟たちが,旅をしながらかたりを働く者たちの語る“苦労”話を信じたために金品をだまし取られたという報告を受け取っています。彼らのよくする話というのは,自分は立ち往生していて,家へ帰るまでのガソリンと食物を手に入れるには1万円ばかり必要だ,といったものです。ほとんどの場合,彼らは全くエホバの証人などではなく,そのようなふりをしているに過ぎません。
もし見知らぬ人があなたのところにやって来て,困っている,と言うなら,その人がどんな人かを知るのは賢明です。そして普通この事を行なえる最善の立場にあるのは長老たちです。真理にどれほど長くいるか話し合ったり,最近の大会に出席したか尋ねたり,最近の出版物にどれほど通じているか確かめてみたりなどすれば,本物かどうかを見抜ける場合が少なくありません。その人の会衆にいる長老に電話で連絡して推薦を得るために,長老の一人の氏名を尋ねるのはいつも上策であることに気付かれるでしょう。思いもよらず困窮してしまった誠実な兄弟姉妹なら,関係者全員の保護のためになされるこの質問に反対はしないでしょう。電話はかけるべきです。こうして,かたりを働く者は暴露されるでしょう。
普通,特定の町のある監督の名前を知っている,と言うその人の言葉だけでは,受け入れるのに不十分です。旅行をするうちに,こうした詐欺師たちは兄弟たちやその交わる会衆の名前を知るようになることがあるからです。彼らの言うことが大変誠実に聞こえても,まずそれを確かめてください。彼らのえじきにならないでください!
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質問箱王国宣教 1981 | 7月
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質問箱
● 書記が月ごとの野外奉仕報告を集計した後,聖書研究の報告はどうすべきですか。
書記は,聖書研究の報告を自分の通常の記録箱に2か月保管すべきです。その後,研究報告は会衆の書籍研究の司会者たちに渡すことができます。書籍研究の司会者は,家庭聖書研究を司会している伝道者たちに励ましや個人的な援助を与える上でそれらが役立つことに気付くかもしれません。研究している人たちにも同じく援助を与えられるかもしれません。
書籍研究の司会者は,関心を持つ人たちと知り合いになり,できれば近くの書籍研究の群れと交わるよう励ますことに努めるべきです。書籍研究の司会者は家庭聖書研究に関して兄弟姉妹に励ましの言葉をかけることができます。そのために,たぶんいつもの会衆の集会の前後の時間を活用できるでしょう。また,ある場合には伝道者たちの家庭聖書研究について行き,そのようにして霊的な援助を与えることができるかもしれません。また,奉仕監督も,会衆の書籍研究の群れを訪問する際に,家庭聖書研究の報告から得られる情報を活用して家庭聖書研究に関する励ましを与えることができます。
書記の聖書研究報告のつづりは,巡回監督が会衆を訪問する際に目を通せるようになっているべきです。巡回監督はまた,幾人かの伝道者たちが家庭聖書研究を司会する時について行くことができるかもしれません。それは,特に研究生に励ましとなり,研究を司会する人にも助けになるはずです。あるいは,巡回監督は訪問中の別の時に,関心を持つそうした人たちの幾人かを訪問できるかもしれません。
聖書研究が中止になる場合には,そのことをいつも研究報告の用紙に記し,理由を述べるべきです。巡回監督は,会衆を訪問する時に聖書研究の報告に目を通します。聖書研究を中止した人の中には,援助を与えれば霊的な必要を一層認識できるようになる人たちがいるかもしれません。中止になった研究のあるものを再開でき,もう一度その人たちを霊的に援助できるとしたらどんなにすばらしいことでしょう!
わたしたちはみな弟子を作る業に大いに関心を抱いており,真理の知識を得始めている新しい人たちを励まし,援助するためにあらゆる機会を活用したいと思います。聖書研究の報告はその助けになります。会衆の書籍研究の司会者は,書記から毎月新しい報告を受け取るたびに,古い報告用紙を破棄することができます。
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