おぼえていますか
最近のものみの塔を注意深く読まれましたか。もしそうなら,次の重要な諸点をご存じでしょう。おしらべください。
● 生涯とは何ですか。宣教に生涯をささげるためには,何をしなければなりませんか。
生涯とは,特定な分野あるいは仕事においてたえず進歩的に成果を収める道です。宣教に生涯をささげるためには,それを第一の職にして宣教にたえず進歩することが必要です。―453頁。a
● 完全なアダムとエバがまちがいをしたにもかかわらず,なぜイエスは一度もまちがいをしませんでしたか。
イエスはエホバにたいして強い愛を持ち,いつもエホバに従ったので,一度もまちがいをしませんでした。神の道はいつでも正しいのです。さらに,イエスは識別力を行使して,あることをする前にその結果を考慮し,そして神をあがめる道を選びました。アダムとエバは,このことにおいて失敗しました。―456頁。
● 十戒は,いまでもクリスチャンにとって価値を持つものですか。
そうです。たしかにクリスチャンはモーセの律法 ― 十戒はその一部 ― に縛られていませんが,そのいましめに含まれている原則は永遠に有効であり,私たちを教えるために記録されました。―472頁。
● よろこびを得るように祈ることは正しいですか。よろこびを得るためにそれ以外の何が必要ですか。
そうです。よろこびを得るために祈るのは正しいことです。それから,祈りと一致して,私たちは幸福の正しい源である神の御言葉の真理で心をみたして,よろこびをつちかわねばなりません。それからその真理を他の人々に告げるべきです。そのとき,与える大きなよろこびから益をうけます。神の新しい世の社会と定期的に交わりなさい。あらゆることにエホバのみちびきを求めなさい。そして,エホバの示す正しい道に従って行動しなさい。そして,他の人の幸福に貢献することをしなさい。―489頁。
● クリスチャンの監督は助言をどのように与えるべきですか。
愛の心をもって与えるべきです。また,人を建て起こして励まさねばなりません。同時に諸問題を解決するための実際的な援助を与えねばなりません。―495頁。
● イエス・キリストのほとんど全部の使徒たちは,どの地方から来ましたか。
ガリラヤです。―596頁。
● どんな特質を持つ人は,他の人をつまずかせないため,飲食物 ― 神は禁じていない ― を避けますか。
愛です。―523頁。
● クリスチャンが良い行儀を示すのは,なぜ大切ですか。
良い行儀は他の者に対する愛ある思いやりです。それは他の者との良い関係に貢献します。他の人は,行儀の良い人のもたらす音信や,彼の属する制度に対していっそうの好意をもつでしょう。―554,555頁。
● ユダヤ人の第七日目の安息日は,何を予表しましたか。
イエス・キリストの千年統治です。―575頁。
● ヘブル書 12章1節で言及されている「からみつく罪」とに何ですか。
信仰の不足です。―592頁。
● 聖霊とは何ですか。
それはエホバの目に見えぬ活動力です。エホバのうちにある力でなく,御心を達成するために,外に出されるエホバのエネルギーです。―620頁。
● どのようにすれば,心をかたくなにしないようにすることができますか。
わざわいをうけても心をやわらかくした人々の聖書的な例に留意することによって。神に祈りをささげ,強い信仰を保つことによって。つねに謙遜で忍耐し,寛容であることによって。愛をつちかうことによって。なぜ神がわざわいをゆるされるか ― すなわち,神の御名を立証し,神の被造物を救うため ― に留意することによって。―635頁。
● あなたが聖書を読むとき,それをもっとも有益なものにする二,三の提案を述べなさい。
正しい心,謙遜な態度でエホバの指示を求めなさい。理解を求めなさい。考えをめぐらす時間を取りなさい。理解できない部分の説明を求めなさい。読む部分を全般的に見て,背景の資料を集めなさい。預言の成就に注意を払いなさい。あなたの生活に影響する原則や,宣教に用いる聖句を抜き出しなさい。読んだところを頭に思いうかべるようにしなさい。―664,667頁。
● 良心とは何ですか。それはまちがいのないみちびきですか。
良心は,自分の行いが善か悪かを告げる心の機能です。良心に正しいみちびきを与えるためには,神の御言葉によって訓練されねばなりません。―677-680頁。
● 「顔を立てること」はキリスト教の原則と一致しますか。
いいえ。それはエホバ神との関係を危険なものにします。―688頁。
● 聖書の警告している「むさぼり」とは何ですか。
極端な利己主義です。普通以上に,そして必要以上にあるものを強く求めること,あるいは正当に他の人に属するものを強く求めることです。それは金,食物,飲物,名誉,評判,権力および性を愛することに示されます。―693頁。
[脚注]
a ページの参照は,みな1961年の「ものみの塔」のものです。