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『日ごとに彼の救の良いたよりを宣べ伝えよ』ものみの塔 1957 | 4月15日
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は教会の下働きでした。そして大そう悪徳な牧師の下で忠実に働きました。その牧師は父の仕事に対して1年間に20ズローチ(約5ドル)を与えると告げました。(これは20年前のことです)その年が終つたとき,その牧師は20ズローチは払えない,5ズローチだけ払うと父に言いました。父がでは5ズローチを頂きたいと言つたところ,怒つたその牧師は連発拳銃をつかんで,怒鳴りました,『お前は神に仕えながら報酬を得ようというのか。俺がお前に償いをしてやる』父は逃げ帰つてその後は一生の間(15年間)二度と教会に行きませんでした。その牧師はこの事が知れ渡るのを恐れて父に謝まりましたが,それは何の役にも立ちませんでした。真理はどこかにある,しかし教会にはない,と父は屢々私たちに語りました。「子供たちよ」と父は語りました,「真理を探し求めなさい。目を覚ましていなさい。イエスのしたように,人々が出かけて真理を伝道する時がくるだろうから。しかし,それらの人々は憎まれるだろう」父は死にました。そして私たちの家族は父の言葉をよく想い出していました。そしてあなた方が真理を伝道している方々ではないかと思つたのです』行き届いた証言を聞いてその婦人は,父親の語つていた人々に,本当にお会いしたことを確信しました。
また,牧師自身が説教壇からヱホバの証者について好意ある言葉を述べました。そのような例も幾らかあるのです。牧師の一人は語りました『ヱホバの証者に反対してはいけない。我々とヱホバの証者と何れが正しいか,まだ確かではない。聖書を読みなさい。そうすれば聖書が正しい道を教えてくれるだろう』巡回の僕は次のような報告をしています,ある会衆を訪問したときに,ヱホバの証者の会衆に見なれない人が来ている,と誰かが牧師に話しました。牧師は会衆の僕に手紙を出して『兄弟を訪問する僕』に会いたいと告げました。巡回の僕はその招待を受け入れて牧師に徹底的に証言しました。次の日曜日の説教の中で牧師は巡回の僕と論じた多くの問題を述べました。その牧師は今後も来て頂きたいと頼みました。
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巡回大会ものみの塔 1957 | 4月15日
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巡回大会
5月の巡回大会の取極は次の通りです。第1巡回区の大会は,5月10日から12日まで,千葉市吾妻町3丁目36番地の千葉県自治会館で行われ,第2巡回区の大会は,5月24日から26日まで,岡山市後楽園の鶴鳴館で行われます。宿舎を請求する方は,左記に申込書を送つて下さい。
千葉市弁天町134高橋巳之吉様方関文子様方 丘田雅良
岡山市4番町42ノ2中西一郎様方平谷恵美子様方 山野欽司
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『ものみの塔』研究ものみの塔 1957 | 4月15日
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『ものみの塔』研究
5月19日: もてなしの道と他の人々と物を分ち合う 1-6節。146頁
5月26日: 他の人々と物を分ち合う。7-33節,151頁
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読者よりの質問ものみの塔 1957 | 4月15日
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読者よりの質問
★ 悪魔について述べているヘブル書 2章14節によると,悪魔は『死の力』を持つています。もし,これが絶対の力であるなら,悪魔は何故ヱホバに仕えるすべての者たちを亡ぼさないのですか。どの程度まで,サタンは『死の力』を持つていますか。―アメリカの一読者より。
サタンの『死の力』については,どうぞ新世訳(英文)によるヘブル書 2章14節を読んで下さい。この聖句は,イエスについて述べているものですが,こう記されています,『(彼は)死をもたらす手段を持つ者,すなわち悪魔を,御自分の死によつて亡し』悪魔は『死をもたらす手段』を持つています。サタンが欺瞞を始めたその最初から,サタンの噓と導きに従う人類は死ぬことになりました。それは,アダムからの罪とサタンの残虐な地上の僕たちの両方に起因するのです。サタンの僕たちは,キリスト・イエスの場合の時のように,時々真の崇拝者たちを迫害して死にいたらせます。しかし,このことから,サタンは,誰でも彼でも,すべての人を好き勝手に殺せ得ると結論してはなりません。ヱホバは,御自分に属している者たちを保護します。そして,真の崇拝者を地上から絶滅させることをサタンに許し給わないでしよう。迫害がなされること,そして,サタンの極悪な攻撃の結果,真の崇拝者たちの幾人かが死ぬようになることは,神の許し給うことです。特に,1914年,キリストが天で王として即位して以来,そしてサタンが天から追い落されてからは,サタンの力は制限されています。今日,キリスト・イエスは,サタンとその制度の両方に死をもたらす力を持つています。そして,ヱホバの御予定の時が来ると,イエスはその力を行使するでしよう。
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あなたの記憶調べものみの塔 1957 | 4月15日
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あなたの記憶調べ
この号の『ものみの塔』を読んで後に,次のことを憶えていますか。
✔ もてなしをする,とはどういう意味ですか。146頁,2節。
✔ 今日,誰が霊的なもてなしを示し,誰が示しませんか。148頁,13節。
✔ クリスチャンのもてなしと,この世のもてなしには,どんなちがいがありますか。150頁,1節。
✔ ルデヤは,もてなしを示すどんな良い模範を残しましたか。154頁,17節。
✔ 物質を分け与えることだけは,なぜ十分でありませんか。156頁,31節。
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