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  • まねごとをすることと,才能を伸ばすこと
    目ざめよ! 1974 | 12月8日
    • まねごとをすることと,才能を伸ばすこと

      多くの子どもに喜びをもたらす一つの源は映画です。子どもたちはまねごとをするのが好きですから,映画は虚構の世界へ逃避する手段となるのです。独りっ子だったある女性は,こう語りました。

      「幼いころ,わたしはよく映画に行きました。そして,自分がスターになったような気分になって,映画の中で女優がしたとおりのことを頭の中でまねたものです。もちろん,じきに元の自分に戻りましたが,当時,だれかのまねをするのはおもしろいことでした」。不幸なことに,一般的に言って現代の映画は年若い人々が思いめぐらしたり,生活上の手本として見倣ったりすべき健全なものをほとんど提供していません。

      しかし,どんな傾向のものであれ,生来の才能を伸ばす努力は,子どもに大きな喜びを与えるものとなります。絵の好きな,八歳になるある少女は,自分の描いた絵を他の人にあげることに喜びを見いだしています。その少女は感嘆の声を上げて,こう言いました。「わたし,お母さんの絵を書いて,それをお母さんにあげました。お母さんはそれを自分の部屋に飾ってくださったので,とてもうれしかったわ。だって,お母さんの部屋に行くたびに,わたしの絵を見ることができるんですもの」。

      子供がどんな才能を持っているにせよ,それを伸ばすよう励ますなら,自分のできる範囲で他の人に仕えられるよう備えをさせることができます。

  • 生命の神聖さに対する敬意は報われる
    目ざめよ! 1974 | 12月8日
    • 生命の神聖さに対する敬意は報われる

      神のことばは,まだ生まれていない子どもの命が貴いものであることを明らかにしています。(出エジプト 21:22,23)今日,多くの人々は,この重要な真理を学び,それと一致して行動したことを喜んでいます。

      ● これは,ウィスコンシン州ミルウォーキーのある婦人(エホバの証人ではない)の経験です。彼女は精神病医の助言に従い,中絶手術を受けるために入院しました。手術が行なわれる数時間前,彼女は病院の廊下を通って待合室まで行きました。そしてそこで種々の雑誌の中に,「いま生きている何百万もの胎児は,決して生まれ出ることはない」という記事を載せた一冊の「目ざめよ!」誌を見つけました。彼女はその雑誌をベッドに持ち帰りました。ちょうどそれを読み始めた時,一人の看護婦が来て,「あなたはエホバの証人ですか」と聞きました。しかしすぐに言いました。「そんなはずはありませんね。そうだとしたら,こんなことのためにここにいるはずはありませんものね」。

      その記事を読み終えてからこの婦人はしばらく考えたすえ,医師に会い,中絶することをやめて病院を出ました。家に着いてから,知っている証人の家族を呼びました。そして彼らを通して家庭聖書研究を始める取決めが設けられました。彼女は,聖書の助言が,わが子の命を断とうとしていた自分を阻んでくれたことを,とても喜んでいます。

      ● 南アフリカのある婦人も似たような経験をしました。1972年の始め,この人は腎臓病の注射をしました。一週間ほどのち,彼女はその時妊娠していたことを知りました。医師は,その注射をしたのでひどい奇形児か低能児が生まれる恐れがある,と言って中絶を勧めました。エホバの証人と交わっていたので,中絶は間違いであるとは思いましたが,数日考えてみたいと言うと,医師もそれに同意しました。

      夫は次のような反応を示しました。『エホバの証人に話して見たらどうだ。もし中絶が間違っていればやめればいい。わたしたちはエホバに頼ることにしよう。そうすれば,どんな子が生まれてこようとその子を愛する力をエホバが授けてくださるだろう」。

      妻は言われたとおり証人たちにその問題を話し,聖書に基づいた彼らの答えに力づけられ,励まされました。そして医師の所へ行き,どんな子どもが生まれてこようと中絶はしないという決意を伝えました。医師は尊敬の色を顔に浮かべ,「それこそ勇敢な女性です。その決意が遂げられるようできるだけのことをしましょう」と言いました。

      その後,土地の証人たちは,正しいことをする決意を固めて冷静にそれを守るこの夫婦を励まし続けました。ついに女の赤ちゃんが生まれました。しかもどこから見ても全く正常な子でした。彼らにとって何という喜びの時だったでしょう! 夫は言いました。「正しいことをしていなかったら何を失っていたか考えてごらん!」。

      命に関する神の見方と一致して行動するなら,今でも確かに良い報いが得られます。

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