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  • 再燃する昔ながらの不寛容な精神
    目ざめよ! 1976 | 4月22日
    • 進歩に反対すること。特に,非常に繁雑な言葉遣いや儀式によるもの」と定義されます。しかし,事実は何を明らかにしていますか。

      アフリカ中の人々は,あらゆる種類の迷信から解放されるようすべての部族に属するアフリカ人を助けたのは,他のどんな宗教団体よりも,むしろエホバの証人であることを知っています。そうした迷信の中には,魔術,人をとりこにする儀式,伝統的な恐れ,部族のタブーなどが含まれます。証人たちは,人々が生活や生活上の問題に対して進歩的で実際的な取り組み方をするよう助け,一致した家族や責任感のある労働者そして思いやりのある平和な隣人を生み出すのに貢献してきました。確かに,それこそ,モザンビクだけでなく全世界の人々が,今日大いに必要としている種類の進歩や啓発なのです。

      それとは対照的に,物事をゆがめ,エホバの証人をその本来の姿とは異なったものであるかのように思わせ,少数者に対する憎悪をかき立てる宣伝によって論争点をうやむやにしようとする人々については何が言えますか。そうした人々こそ,「反啓もう主義者」の名にふさわしい者たちです。基本的な自由を残忍な仕方で弾圧するという挙に出る人々は,不寛容や残虐行為の歴史そのものと同じほど古い手口を用います。

      人間の自由を犠牲にしてでも国家の偶像化を推し進めようとする人々は,アッシリアおよびバビロニア帝国の時代まで幾千年もさかのぼる,古くからある行動様式に従っているのです。確かにそうした道は,真の進歩や知識の流布へと前進するものではなく,後退するものです。真理は確固としたものであるゆえ,そのような策略に訴える必要がありません。

      あなたは,国民すべてに対して全体的な思想統制を行なう権利が政治国家に与えられるべきだと考えておられますか。それとも,良心の命ずるところに従って崇拝を行なう権利が人民に与えられるべきだと考えておられますか。

      ある政治思想に順応するよう強いる全体主義的運動を非とされるなら,また,その良心的な信念を固守するゆえに苦難に遭っている人々に対する同情の念に動かされるなら,モザンビク人民共和国のフレリモ政府の高官一人かそれ以上に,訴えの電報を打つか,そうした手紙を書き送るかしたいと思われるでしょう。それらの高官の名前は,この記事と共に載せられています。

  • 強大なブェヘーモスをご存じですか
    目ざめよ! 1976 | 4月22日
    • 強大なブェヘーモスをご存じですか

      「ブェヘーモース」とは,3,500年の間,繰り返し写本され再写本されて保存されてきた記録の中のある動物に付けられている名称です。この語には,どうやら「巨獣」という意味があるようです。「ブェヘーモス」という古い名称に値するほどの巨大な動物は何でしょうか。それは皮膚の厚い,毛はないも同然の,河馬と呼ばれる哺乳類の動物です。「ブェヘーモース」が河馬であるということは,聖書のヨブ記に見られるこの動物の描写と一致します。

      その古い記述は一部次のようになっています。

      「これは……牛のように草を食う。その骨は青銅の管のようで,その肋骨は鉄の棒のようだ。これは酸棗の木の下に伏し,葦の茂み,または沼に隠れている。酸棗の木はその陰でこれをおおい,川の柳はこれをめぐり囲む。見よ,たとい川が荒れても,これは驚かない。ヨルダンがその口に注ぎかかっても,これはあわてない」― ヨブ 40:15,18,21-23,口。

      河馬は確かに『牛のように』植物を食べます。90㌔以上のやわらかい水生植物,草,葦その他の青葉が,毎日,その胃の中に入ります。河馬の胃は150ないし190リットルの受容力を持っていますから,これらの食物すべてを十分処理することができます。

      この動物は,十分成長すると,体長が3.7から4.3メートルくらいになります。捕獲されて飼われた一頭の雄の河馬は,体重が4,060㌔ほどになりました。この動物の短い足がこれだけの重量を支えることなどおよそ不可能のように思えますが,足の骨は「青銅の管」のように強いのです。外見は不格好でふとっていても,河馬は単なる脂肪のかたまりではありません。逆に,その重さの大部分は筋肉によって占められています。運動を妨げるほど重いということは決してなく,人間よりも速く走ることができます。

      河馬の頭は確かにきわだった特徴を持っています。十分成長したものの場合,一㌧はあるかもしれません。90センチから1.2メートルくらいに大きく開く口の中を見ていると,ちょうどピンクの洞窟の中をのぞきこんでいるようです。特に目につくのは,牙,つまり下あごの犬歯です。長さはおよそ60センチ。重さはおのおの三キロほどあります。その強力なあごでかまれると,ワニの固い甲らも一度で突き破られてしまいます。

      河馬は水陸の生活によく適しています。皮膚の特に腹の部分は大変固くできているので,低い体が河床の大きな石の上を通る時にぶつかったり,すれたりしても平気です。皮膚にある特別な毛穴からは濃い油性の物質か分泌され,これは日光に当たるとピンク色を帯びます。この物質は皮膚が長時間空気にさらされる時に,それを湿った柔軟な状態に保つのです。動物が水中にいる間は,同じ分泌物が防護合板の役目をします。河馬の目は頭の正面の高いところに,そして鼻孔は鼻の先端にあります。この配置は,動物がほとんど完全に水中に没している間,見たり息をしたりするのを可能にします。河馬が水中に潜る時には,その耳と細長いすき間のような鼻孔は閉まるのです。河馬が,「葦の茂みに隠れて」一日の大半を水中で過ごすのはよく見かけられる光景です。20ないし30頭のこれら巨大な動物が群れをなしているところを一度に見られることもあるでしょう。巨獣であるために,聖書が述べている通り,洪水に直面しても恐れることはありません。頭の一部分を水面に出して,洪水に対抗して泳ぐことができます。また水中で走ることさえできるのです。「動物王国」という本は,河馬が,「湖の底を毎時約13㌔の速度で走る」ことができると述べています。

      強大なブェヘーモースは,確かに印象的な動物です。ブェヘーモースは彼なりの方法で,全能の創造者の存在を無言で証ししています。しもべヨブに次のように言われたのは,この創造者,エホバ神でした。「河馬を見よ。これはあなたと同様にわたしが造ったもの(である)」― ヨブ 40:15,口。

  • 聖書によって真理の道を見いだす
    目ざめよ! 1976 | 4月22日
    • 聖書によって真理の道を見いだす

      ● 自分の選んだ生涯の仕事によって真理の一端を探求しようとする人は多いようです。そのように努力している人の中には,聖書によって本当の真理の道を見いだしている人々が多くいます。ひとつの経験をご紹介しましょう。

      「私は演劇に青春のすべてをかけて,これこそ私の生涯の仕事だと心に決めて生活していました。なぜなら,演劇という芸術を通して真理の一端を探求することができると信じていたからです。したがって生活のすべては劇団の芝居作りのために調整されていました。

      「そんなある日,カトリック信者の妻から,聖書研究者の訪問を受けたことを聞きました。日ごろ私は妻に,全宇宙をつかさどる膨大なエネルギーを称して神というのなら,その神を素直に認めてもよいと言っていたのですが,その人が聖書の神はまさにそのような方であると言っていたと申しました。私は大きなショックを受けて,少なからぬ関心を持ちました。妻もまた,その伝道者の聖書からの矛盾のない見解に動かされて関心を持ちました。そして,もう一度お話を伺いたいと思っていた折に再訪問を受けて,1974年の7月に夫婦そろって研究を始めました。

      「研究が進むにつれて,その伝道者の巧みな励ましによって,エホバの証人の集会に出席するようになりました。そして集会の価値を認識するようになると今度は定期的に参加したくなりました。そのためには時間を買い取らなければなりません。私にとってこれが一番難しい問題でした。テレビ関係の仕事は時間が不期則で,それもいつなんどき入ってくるかわからないという,いたって不安定な職業だからです。もっともそのころまでには,真理の光に照らされて,演劇のかかえている矛盾が徐々に明らかになってきました。私たちが携わっていた現代演劇の大方は,人間の罪深さを賛美したり,あるいは真理と義を装った巧みな欺きで覆われていることがわかりました。それでテレビ関係の仕事を整理して,以前から手掛けていたある著名な著作権の管理の仕事のみにしぼって,定期的に集会に参加できるように生活を調整しました。そして1975年の定期公演を最後に,永年築いてきた舞台の仕事をやめる決心をして,次の目標である伝道の業に携わるための調整をしました。そして5月の『王国ニュース』の配布を機会に,宣べ伝える業にあずかる特権を得ることができました。

      「大勢のクリスチャン兄弟姉妹からの愛ある励ましによって妻と共にバプテスマを受けることができたこと,そして今,神のみことばを学んで以来,過分の祝福によって私たち家族が平和と一致のうちに暮らせることを喜びをもって心から感謝しています」。

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