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  • 両親よ,正確な知識によってあなたの子供の生命を守りなさい
    ものみの塔 1961 | 7月1日
    • すべきですか。ある人はそうして悲しい目に会いました。聖書の命令は,「主にある者と」結婚しなさい,ということです。(コリント前 7:39,新口)たしかに独身の状態は,多くの人の信仰をためす大きな試練となります。しかし,正義のために試練に耐えるなら神の祝福をうけます。外部の者を友にして付き合っている者は,真理にはいっていない者と結婚する結果になるでしょう。そのような不信者と結婚したために生ずる試練は,神の助言を無視したからです。そのような試練は往々にして人を霊的な病気にならせ,真理から離れさせます。それで,彼らは生命を失うことになります。ペテロは次のように語りました,「善をおこなって苦しむことは ― それが神の御旨であれば ― 悪をおこなって苦しむよりも,まさっている」。(ペテロ前 3:17,新口)試練をうけたときに耐え忍びなさい。エホバからの祝福があなたを待っています。

      20 ハルマゲドンがそれほど近づいて,約束されている新しい世はすぐ近くにあります。それで,「ヱホバの器をになふ者よ,なんぢら潔くあれ」。そうすれば,エホバはあなたを生きながらえさせて,約束された新しい世にあなたを入れるでしょう。あなたは新しい世で正義のうちに永久にエホバに奉仕するのです。それがあなたの幸福な生涯となりますように。―イザヤ 52:11。

  • 神の目的とエホバの証者(その21)
    ものみの塔 1961 | 7月1日
    • 神の目的とエホバの証者(その21)

      「『あなたがたは私の証者です』とエホバは言われる。」― イザヤ 43:10,新世訳

      エホバの怒りは支配者たちに対して表わされる

      ロイス: ジョンさん,今晩は1922年に始まった強烈な運動について話してくださるのですね。これは「万民運動」あるいは「ZG<ゼッドジー>」の配布と類似のものでしたか。

      ジョン: いいえ,それは特に七つの国際大会を中心としたものです。もちろん,この期間に興味と重要性が加わったいろいろの他の活動もありました。1922-1928年までの7年間に御国の宣明はどんどん行なわれ,神の裁きは告げられました。a 1922年9月5-13日にわたって,オハイオ州シーダー・ポイントで国際大会がふたたび開かれました。この2度目の場合のときにもエホバの活動力は,組織された御自分の民にそそぎ,それぞれの責任ある使命をなし行なわせるべく,権限と力を与えました。b

      最初の日から興奮の気持は高まっていました。そして特に金曜日に行なわれる集会に対しては鋭い関心が払われました。この金曜日は,「重大な日」と前もって定められていたのです。その名前はほんとうにふさわしいものでした。その興味を増し加えるため,会場のまわりの大きな記章には「ADV<エイデイブイ>」という文字が書かれていて,各人はいったいその意味が何かと推量し合っていました。

      このとき,エホバの民の前にはほんとうに心はげます新しい真理の御馳走がひろげられました。ルサフォード兄弟は,御国の主題を強調して,「御国」と題する歴史的な講演をしました。彼は次のように語ったのです。

      なぜ王は来たか。〔神の〕御国を設立して,王として支配するためである。しかし,彼の支配が始まる前になすべき仕事があった。それは,準備のわざである。彼の体の成員は彼と共に統治しなければならぬ故,これらの者たちは集められ,支配が始められることに備えなければならぬ……

      もちろん,主はサタンが地の国々を平和のうちにゆずり渡さぬことを知っていた。彼は大きな戦いがあることを知っていた。それで,彼はその戦いを準備しなければならぬ。1914年……異邦人の時は終わった……そして,その直後に世界大戦がつづいた。そして,その日以来地上の諸国民には苦しみと困惑がのぞんだ。いまはくらやみ,暗黒,そして苦しみの増し加わるときである。準備の日は1874年以降であったと事実は明白に示している。……その準備の日は1914年に終了し,1918年あるいはその頃に,主はその宮に来られた。宮にこのように来られたのはさばきをするためである。なぜなら,さばきは神の家から始まらねばならぬ。(ペテロ前 4:17)さばきは,真の教会とまた教会制度と自称するものの上にのぞむ……

      1878年以前は,自称の教会は地上で強大であった。1878年,神のめぐみはこの教会制度からはなれた。その時以来,ラッセル兄弟たちは,国内を伝道し,……キリスト教国の心を変えて,神に対する子供のごとき信仰を持たせようとつとめた。名前だけの教会は,それに注意を払わなかった。1914年,これらの制度は自分たちの力と影響をほこり,次のように語った,「我々は富んでおり,必要なものは,なにもない」。世界大戦が1914年に始まったとき,名前だけのキリスト教国は,大声をあげて戦争を支持したのである……

      世界大戦の大暴風は吹きやんで,しばらくのあいだ戦争は中止した。そして,しずまり返った諸国家は会合して,別の大戦勃発を食いとめようとした。いまや,名前だけのキリスト教国とその貴族,その牧師,その勇士たちは,成就された預言に示されたごとく,主は臨在されてその御国は近づいているということを戦争とその結果から学ばないであろうか。彼らはそのようなことを学ぼうとしなかった。彼らは戦争中に得た力と富で酔いつぶれてしまった。

      1919年の1月,国際連盟が完全に誕生する前,教会の連邦会議は次のようなぼうとく的な言明文を大胆にも出した……c

      ジャッジ・ルサフォードは,私たちが以前に読んだ言明文を引用しました。その言明文によると,牧師たちは連盟を「地上における神の御国の政治的な表現」としてほめそやしました。d 彼は次のように言葉をつづけました。

      かくして彼らは,主と人類を祝福する御国の来たことを否定した。そして,公然と悪魔の計画に参加し,ぼうとく的にもこれを主の前にささげようとした……

      主イエスとエホバのためにだれが行くか。いま,その唇が清められた者のたれが,音信を自発的にたずさえるか……

      主の預言者は,次のように答える,「目あれどもめしひのごとく耳あれどもみゝしひのごとき民をたづさへ出でよ 国々はみな相集いもろもろの民はあつまるべし,彼らのうち誰かいやさきに成るべきことをつげ之をわれらに聞することを得んや,その証人をいだして己の是なるをあらはすべし,彼らききてこはまことなりといはん エホバのたまはく,なんぢらはわが証人わがえらみし僕なり,さればなんじら知りて我を信じわが主なるを悟りうべし,我よりまへにつくられし神なく我よりのちにもあることなからん ただ我のみ我はエホバなり,われの外にすくふ者あることなし……なんぢらの中には他神なかりき,なんじらはわが証人なり,われは神なり,これエホバ宣へるなり」― イザヤ 43:8-12

      それで,今日の宮級の者は主の証者であると明白に示されている。彼らは慰めの音信を人々に伝え,天の御国が設立されていると述べ,そしていま生きている万民は決して死なないという音信を述べ伝える。かくして,神の目的は彼の名前があがめられ,人々が彼こそ主であると知ることである。神の目的は,この危難の時における地上にひとつの民を持つことである。彼らは他のすべての民から明白に分けられ,しるしづけられ,彼の証者として立ち,「天の御国は近づけり」という音信をおそれずに叫ぶ。……

      あなたがたはそれを信ずるか。栄光の王が臨在しておられること,しかも1874年以来臨在しておられたことをあなたがたは信ずるか。その期間中,彼はその収穫のわざを行なわれたことを信ずるか。その期間中,彼は忠実にして賢明な僕を持ち,その者を通して彼のわざと信仰の家の者を養うことを指示されたことを信ずるか。主はいまその宮におり,地上の諸国家をさばいているのを信ずるか。栄光の王は,その支配を始めたことを信ずるか。

      それでは,あなたがた最高の神の子らよ,武具を身につけよ! 野外に戻れ! 心をひきしめ,警戒をはらい,活動的で,しかも勇敢であれ。主の忠実な真の証者であれ。バビロンがまったく荒廃するまで戦いに前進せよ。音信を遠くひろく述べ伝えよ。エホバが神であり,イエス・キリストが王の王,主の主であると世界は知らねばならぬ。今日こそ,あらゆる時代のうちで最も重大な日である。見よ,王は支配しておられる。あなた方は彼の公の代理者である。ゆえに,王とその御国を宣伝せよ,宣伝せよ,宣伝せよ。e

      トム: あなたのお話しされた記章についていた「ADV<エイデイブイ>」は「ADVERTISE<アドバータイズ>」(宣伝せよ)という言葉を略したものだと思います。

      ジョン: そうです。しかし,興味をひきおこして音信の重要性に兄弟たちの心をひきつけたもうひとつのものもありました。それは協会の図案家のつくったものですが,長さが約10米もある3色の大きな記章でした。それは講演台の上にくくられていて,その心理的な最高潮の瞬間にいたるまでだれもそれを読めませんでした。ルサフォード兄弟が御国を宣伝せよという心はげます劇的な言葉でその強烈な講演を終えたとき,記章を巻いていた紐は切られて聴衆は「王とその御国を宣伝せよ」という言葉を読みました。この記章の真中には,イエスの大きな絵が画かれていました。

      ロイス: それはほんとうに心わかす時だったにちがいありません。ジャッジ・ルサフォードは,主の証者であるということを繰り返し強調しておられるのに気づきますわ。

      ジョン: しかし,別の特筆すべきことは日曜日にきました。1万8000名の出席者は,公開講演の終りにひとつの決議を熱烈に採決しました。後に,この強烈な告発状は3500万部も印刷されて,キリスト教国内で配布されました。f その二,三の点を次に記します。

      この大会に集まった万国聖書研究生は,この音信を地上の諸国民に伝えることを義務および特権と見なす……神の御言葉およびキリスト・イエスを通して人類とむすばれた神の御処置にもとづき,われわれエホバの証者は次のことを信じ,証言する,すなわち……

      4 ながい期間この世の神であったサタンは為政者,財界人,および牧師をあざむき,次のことを信じさせた。つまり国際的な同盟や他の結合した努力により彼らは全国民の欲望を成就させるということ

      5 世界の現在の全制度はサタンの帝国または制度の見える部分を構成し,サタンの帝国はいま栄光の王の前進の前にくずれるにちがいないということ

      6 それ故に,国際連盟契約をふくむ国際会議や国際条約と契約は,失敗に終わるにちがいない。なぜなら,神はそれを定めたからである。

      7 宗派的な教会制度,その牧師,その指導者,およびその同盟者が,地上の事態を救って再建し,平和と繁栄をもたらそうとあらゆる努力を払っても,それは失敗するにちがいない。なぜなら,彼らはメシヤの御国のものではないからだ……

      その後の節は,さらに牧師の不忠実を暴露したものです。なぜなら,彼らは戦争に参加して,神の御国を否定し,そして国際連盟がその御国である。あるいはその御国の政治的な表現であると,世界に向かって大たんに発表したからです。g

      神の御言葉とすべての人の知る事実に立脚したこれらの厳然とした,しゅんれつな真理は,神からきた破壊的な怒りのようであり,サタンの全世界に霊的な死をもたらすものでした。これらの真理は,次のことを示しました,すなわち宗教,政治,および地上の支配者と著明な指導者たちによる商業的な要素,および彼らが世界にさしのべていた新鮮な新しい希望は,いまや燃しつくされたということです。それはキリスト国の牧師にのぞんだ霊的なライ病に人々の注意を引いていました。彼らは1919年に国際連盟が採用されて以来,その状態に落ちこんで,死に向かっていました。これらの指導者たちを支持する者は,みなサタンの世の精神的な不快,霊的な不快に参加するでしょう。

      エホバの僕たちは御国の召しに答え応ずる

      トム: それは証言のわざをいっそう活気づけたものにちがいありません。

      ジョン: その通りです。実際のところ,大会の1日は特に証言の日とされました。そして,報告の示すところによると,たくさんの自動車の群れはその機会を利用して,エホバの御名をあがめ,エホバの目的を述べ伝えました。

      10月になると,聖書文書を提供する家から家のわざは,「キャンバス」(運動)と最初呼ばれた協会の準備した証言を使用することにより,兄弟たちにとって簡単なものになりました。「ブルティン」(掲示)と題された奉仕の指示書は,1922年の10月以降の毎月1度発行されました。それは「勇壮な兵士」なる全部の者をはげまし,これらの証言を記憶させて,御国の音信を全世界にわたり統一するようにしました。1922年,協会は工場をコンコード・ストリート18番に移転しました。h 協会はこの6階建の建物の中の4階までを占有することによって,増加した文書の需要に応ずることができました。年月が経つにつれて,協会は別の2階をも使用し,さらにマートル・アベニューの建物をも紙と文書の倉庫に用いました。1922年にはまた,「ものみの塔」の群れの研究がはじめて会衆内で組織されました。助けとして質問が印刷されました。i

      そして,1923年になると,わざはさらに進歩しました。5月1日以来,毎月の最初の火曜日は「奉仕の日」と定められました。これによってクラス奉仕者たちは,協会の任命した管理者ともに野外奉仕に参加することができました。その当時には,彼らはこれを「本の販売」と呼んでいました。j 同年,協会は1年の中の2,3の日曜日を「世界的な証言」の日として,全世界中が一致した努力を払って公開集会を同時に開くようにしました。すべての者は,「現存する万民は決して死することあらじ」の講演の宣伝に参加するよう励まされました。k このわざをはげますため,および兄弟たちをいっそうはげますため,このときから以後は毎水曜日の夜に開かれていた会衆の祈りの集会のプログラムの半分は野外でのわざの証言を語ることになりました。

      第2番目の音信は区分を示す

      エホバは御自分の制度により,諸国民の期待すべきことを明白に言明されました。その年以来,諸国家には挑戦の言葉が高らかに告げられたので,これら世界指導者たちの責任は,ますます増加しました。しかし,エホバの証者は,これらにせの世界建設者たちが平和を設立することを待っていませんでした。彼らは,指導者たちがエホバの道をうけいれないことを知っていました。それで,彼らは自分たちの王キリスト・イエスを待ちのぞみ,彼の指示に従いつづけました。そして,神のさばきを告げ,将来のために建ておこすというふたつのわざをしました。

      1923年の夏には,エホバの処罰を告げる別の音信が述べられました。それは8月18-26日,カリフォルニア州,ロサンジェルスでの大会でした。協会の会長は,すばらしい聖書の話をしましたが,彼は次のことをはじめて聖句から示しました。すなわち羊と山羊についてイエスの譬話に出てくる羊とは,キリストの千年統治以前のいまこの地上に住んでいる善意者の群れであって,彼らはいまキリストの霊的な兄弟たちに善を行なっています。ついでですが,彼の話には「羊と山羊」lという題がつけられていました。彼は次のように語っています。

      羊は諸国家の全国民を代表する。彼らは御霊によって産み出されていないが,正義を愛している。彼らはイエス・キリストが主であるとあたまの中で認め,彼の支配下における良い時を待ちのぞみ希望している。山羊は,クリスチャンと称する級のもの全部を表わす。彼らは,キリストを大いなるあがない主,および人類の王と認めず,むしろこの地上にある現在の悪い組織制度がキリストの御国であると主張する。a

      大会の最高潮は,ジャッジ・ルサフォードが公開講演をしたときにふたたび来ました。3万人の熱心な聴衆は,ロサンジェルスのコロセウムをうめつくし,別の歴史的な決議を採択するため熱烈な態度で起立しました。これはキリスト教国に対する神の第2の怒りの表明になりました。私は特別な注意を払うため2,3

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