ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 聖霊に満たされて大胆に神の言を語る
    ものみの塔 1964 | 5月1日
    • たものはありませんし,この国の記録上最大の大会となりました。

      雑誌は,人が真理を知る助けになります。しかし,御国の種が育つためには,その後つづいて援助する事が必要です。雑誌が2冊配布され,配布した姉妹はまた訪ね,婦人はさらに『楽園』の本を求めました。姉妹はそれで終りにせず,その本を十分に理解できるように使い方を説明し,それと同時に聖書研究を始めました。婦人はいつでもよく予習してあり,勉強の際には本を見ないで答えます。その事をほめると婦人は「本を見るのは正しい方法ではないと思いました」と言いました。その後,しばらく勉強が進んでから研究後の簡単な制度の話の際に,神権宣教学校について説明し,婦人も参加でき,それが宣教に役立つ事を話すと,婦人は非常に喜び,次のように言いました。「私もエホバの証者になる事について考えていました。宣教学校は私にちょうど役立ちます」。

      私たちは,奉仕年度を通して続いた霊的な繁栄に対し,エホバに感謝しています。また,ニュージーランド最初の国際大会のために奉仕したフランズ,スーター両兄弟にも感謝しています。

      クック諸島

      最高伝道者数: 6

      人口: 18,378

      比率: 3,063人に1人

      1962年,ラロトンガ島にニュージーランドの一家族が移住して以来,クック諸島の人々に神の御国の良いたよりを伝える仕事が始まりました。クック諸島は242平方キロの海域に散らばる15の島からなり,ニュージーランドに所属し,ニュージーランド政府が統治しています。ラロトンガ島には8676人が住んでいます。

      原住のポリネシア人は,ニュージーランドのマオリ族の言葉,マオリ語の一方言を用い,「新しい世における生活」のパンフレットがラロトンガ語に訳された事を喜びました。そのパンフレットが一般に発表されたのは,映画「幸福な新世社会」が上映された時です。この映画は6回上映され,全部で300人が見ました。これらの活動の結果,家庭聖書研究を望む人が多くなりました。映画を公開する前から,ニュージーランド人の特別開拓者二人が16の研究を始めていました。すでに土地の伝道者3人が『永遠の福音」を宣べ伝え,家庭聖書研究を司会しています。

      1962年の記念式の際,一人の善意者は,カトリック教徒であるその妻がおので自転車をこわすほどの反対をしたため,望みながらも出席できませんでした。しかし,この人は忠実に忍耐を続け,今では妻も真理を受け入れました。この二人が助け合って多くの人たちをさそったため,1963年の記念式には,24人もの人が集りました。

      オーストラリア

      最高伝道者数: 16,544

      人口: 10,869,475

      比率: 657人に1人

      オーストラリアのエホバの証者は,魂を得るに至る者となるため,退くことなくおし進んでゆく事を決意しています。1963奉仕年度中,オーストラリアにおいては,良い進歩が見られました。各地で新しい御国会館が建設されました。しかし,とくに顕著な出来事は,メルボルンで開かれた「永遠の福音」大会です。一人の人は言いました,「ここ1週間みなさんの集りのことがこの辺一帯の話題になりました。好意的な人もけなす人もありましたが,すべての人が一致してみなさんの行儀の良さをほめています」。支部の僕から送られた経験をいくつか紹介します。

      オーストラリアの兄弟のうち70パーセントが,奉仕年度の終りにメルボルンで開かれた「永遠の福音」大会に出席しましたが,出席した人々はみな,努力してメルボルンまできた事を喜びました。冬の天気の悪いことで知られるメルボルンで,8月に国際大会を開くことに多少の懸念もありましたが,大会初日の金曜日朝,兄弟たちが次第に集まるに連れ,そうした心配はきえてゆきました。全国的な一有力雑誌は,大会について次のような記事をのせました。「メルボルンにおいても大規模な国際的会合がいくつも開かれてきた。しかし,このたびのエホバの証者の永遠の福音大会のようなものは初めてであろう。オーストラリアには1万6500名のエホバの証者がいるが,そのうち,1万2000名以上がメルボルンに集った。特別列車やバスでどんどん証者が集まる様子はまさに見物であった。……この大きな会合はオーストラリア最大の建物,羊を集める大天幕で開かれた。羊を入れる天幕にエホバの証者を集めるとは中々の思いつきだ」。

      メルボルン大会出席の費用を得るために努力した兄弟はたくさんありました。80歳の老姉妹は,2年の間,年金を受けるたびに10シリングずつ貯えました。しかもこの姉妹はほとんど目が不自由です。11歳の男の子は毎朝5時に起き,登校前に空びんを集め,夕方には古紙を売り,芝生を刈るなど様々な仕事をして出席の費用をためました。9歳になるその妹は,花を育てて売り,近所の人の手伝いをしました。こうして二人はメルボルンまでの家族の旅費を補いました。

      4ヵ月にわたる「ものみの塔」予約運動期間に,予約の目標を達成する会衆がすくないので,協会は達成した会衆の僕から活動の様子をききました。僕の報告によると,その会衆では予約の目標を達成するために,次の八つの事柄を実行しました。(1)僕たちが率先する(2)会衆と群と個人の目標を定める(3)予約切れの再訪問を残さず行なう(4)大きな通りを開拓して新しい予約者を探す(5)いつでも予約のことを考える(6)集会で予約の経験を話して運動の雰囲気を高める(7)御国会館の掲示板を利用して視覚の助けを用いる(8)いつも兄弟たちを励ますために,エホバの祝福を祈り求める。この会衆で得られた116の予約のうち,40は9人の僕たちによりました。

      年の聖句を日毎に思い出すなら,忠実に奉仕を続ける勇気が出てきます。一人の伝道者は次のように語りました。「金曜日の晩,会衆の監督は,翌日の土曜日に街頭伝道がある事を発表しました。私はこの特別の機会に喜び,参加する準備をしました。翌朝,たくさんの雑誌をもって集合場所に行きましたが,だれも来ていません。私はがっかりして,家に帰ろうと思いました。しかし年の聖句を思い出し,ともかくやってみることに決めました。その日に私は52冊の雑誌を配布し,たくさんの再訪問をし,研究を一つ始めました。その研究はずっと続き,よく進んでいます。私は街頭伝道の大切さをよく知りました。そして,自分ひとりでもゆくつもりです。」

  • 覚えていますか
    ものみの塔 1964 | 5月1日
    • 覚えていますか

      最近の「ものみの塔」誌の記事をお読みになりましたか。以下はいずれも大切な点です。覚えているかためしてごらんなさい。

      ● 信仰はどのように生活にあらわれますか。

      振舞に,人に真理を分つことに。―658a

      ● なぜ,大きな罪を犯した人はクリスチャンの監督に告白すべきですか。

      それによって監督が罪を許すからではなく,エホバがそれを要求しておられるから。問題が正されないかぎり,罪を犯した者はいつまでも自責の念に苦しむから。そのままの状態では奉仕をしてもエホバに受け入れられないから。罪を犯したなら,エホバがそれを知っておられ,もし罪を犯したものがエホバからのこらしめを避けて誤ちをかくそうとするなら,神が真の悔い改めと謙遜の不足を見られ,心を改めないかぎり,やがて,神がそ者のを御自分の制度から取り除かれる。―661,662b

      ● 両親は子供の訓練をいつから始めるべきですか。

      モーセの両親と同じく,ごく幼いころから。―683c

      ● 聖書の中に使われる「霊」という言葉には,いくつの意味がありますか。

      すくなくとも七つ。エホバ神イエス・キリスト,御使,地上生物の生命力,人の気質,霊感された表現,神の活動力。―700d

      ● 御使は,神の御国の福音宣明に参加していますか。

      している。宣明の仕事は御使の指示の下に行なわれている。―42,43e

      ● ペルガモが,「サタンの座」のある所と言われているのはなぜですか。―黙示 2:12,13。

      皇帝崇拝の率先者となったから。―91f

      ● 黙示録 15,16章に出ている七つの災いとはなんですか。

      神の怒りを表明し,世界の状態に対する神の考えを明らかにする数々の裁きの音信。―110,111g

      ● 「この世の霊」とはなんですか。

      心の持ち方,心にある考え,サタン悪魔の配下にある人類世界を支配する精神。―105h

      ● 黙示録 17章5節の「大いなるバビロン」とはなんですか。

      古代バビロンの宗教に基礎をおく偽りの宗教の世界帝国。―186i

      ● 創世記 3章15節に初めて出てくる神の「女」とはだれですか。

      天の被造物によって構成され,神の妻にたとえられる組織。―204j

      ● 神の女の敵となる女はだれですか。―ミカ 7:8

      偽りのバビロン的宗教の世界帝国。―206k

日本語出版物(1954-2026)
ログアウト
ログイン
  • 日本語
  • シェアする
  • 設定
  • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
  • 利用規約
  • プライバシーに関する方針
  • プライバシー設定
  • JW.ORG
  • ログイン
シェアする