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  • どの神を崇拝するかは重要な問題
    ものみの塔 1966 | 2月1日
    • に行き,労作を残して死にました。ジェロームは当時のバビロンが荒れはて,その城壁もペルシャの王侯の猟場である森の囲いに過ぎなかったことを述べており,神の預言の確かなことを示しています。城壁はやがてくずれ,1811年に英国の旅行家クローデアス・リッチがバビロンをおとずれた時にはその跡さえ残していませんでした。c マクリントック,ストロング百科事典第1巻(1891年発刊)596頁aには次のことが出ています。

      25 1811年クローデアス・リッチの見たバビロンは,どのように完全な荒廃に帰していましたか。

      25 バビロンに臨んだ荒廃は比類のないものである。リッチはその巨大な城壁の跡さえ発見できなかった。バビロンの遺跡のありかさえも論議の的であった。リッチによれば,「古木のほか,バビロンの遺跡には生える木さえなかった」。そのことは荒廃をいっそう明らかにした。硝石を含む塵から成るバビロンの廃虚は,人のなせるわざではない。

      26 バビロンは今日に何を残しましたか。かつての大いなる都の跡に何が立っていますか。

      26 バビロンが今日に残したものは廃虚に過ぎません。その発掘は1899年以来,考古学者の手ですすめられています。今日バグダッドからバスラに通ずる鉄道が,バビルと呼ばれる丘から数メートルと離れていないところを通っており,英語とアラビア語で「バビロン仮駅。列車は乗客を乗せるためここに停車します」としるされた木の掲示板がそこに立っています。そこに住む人はいません。聖書の預言にたがわず,そこはアラビア人さえ天幕をはらないところになりました。―イザヤ 13:20。

      27 (イ)どの神を崇拝するかが大きな相違をきたすという事実を,バビロンはどのように証明していますか。(ロ)バビロンが忘れられたことは何を示していますか。(ハ)大いなるバビロンはいまどんな状態にありますか。またその前途には何がありますか(ニ)大いなるバビロンにとらわれていた人々にいまどんな機会がありますか。

      27 バビロンは,どの神を崇拝するかが大きな相違をきたすことを証明する明白な事実を示しています。どんなに偉大な,あるいは権力のある人でも,宇宙の主権者エホバ神の道と詔にさからって利を得ることはありません。バビロンが海に投げ込まれた石うすのごとく忘却のかなたに沈んだように,現代の大いなるバビロンすなわち偽りの宗教の世界帝国も同じ運命をたどるのです。バビロンは間違った宗教の教え,また神と神のことばへの敵対によって多くの人を無知の中に閉ぢ込めてきました。また今なお多くの人を束縛しています。西暦1914年,神の国はみこイエス・キリストの下に建てられました。大いなるバビロンは1919年に倒れ,解放を望む人々にとってその束縛は砕かれたのです。以来多くの人がその偽りの宗教制度を離れました。大いなるバビロンは神ののろいを受けて滅びに定められており,大いなるバビロンに執着したり,それを救おうとする者,それから何かを得ようとする者は同じ滅びに落ち込むでしょう。大いなるバビロンはおとろえつつあり,全き滅びを間近かにしています。真の神エホバの崇拝にのがれ,すでに建てられたイエス・キリストの国の下にきて永遠の生命の祝福をうけて下さい。

  • 実を結ぶ偶然の証言
    ものみの塔 1966 | 2月1日
    • 実を結ぶ偶然の証言

      ◆ あらゆる機会を用いて伝道する時,ふつう会えない,興味のある人を見出すことがときどきあります。パキスタンの一宣教者と仲間の奉仕者が,ある家のドアをノックして待っていると,そこを通りかかったおばあさんから奥さんはいまそこにいないと知らされました。その家の奥さんがどこにいるかを尋ねた機会に,二人は近くのおばあさんの家に立ち寄るようにすすめられました。二人は,神のことばを聞いてとても喜んだおばあさんと,「御国の良いたより」の冊子を用いて勉強する約束をしました。76歳になるまでほとんどの期間をメソジスト教会の信者として過してきたおばあさんは,新しく学んだことにとても感謝しています。勉強する時にはよく,「奥さん,これは大変貴重な時間です」と言いました。死者はハルマゲドンが過ぎるまで墓に眠ることを学んでのち入院した時に「もし病院で死んでもエホバは本当に復活のときにおぼえていて下さるのですね」と言い,いま持っている自国語の「神を真とすべし」の本を「貴重な宝」と呼んでいます。

      ― エホバの証人の年鑑から

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