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  • 塔71 3/1 153–156ページ
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  • 聖句を見つけるのはむずかしいですか
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1971
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1971
塔71 3/1 153–156ページ

聖句を見つけるのはむずかしいですか

捜している聖句が見つからなくて,少しいらいらした経験はありませんか。だれかと聖書について討議をしたり,個人研究をしたりしている時に,そのような経験をされたかもしれません。聖句を見つけたり,記憶したりする能力を改善することは,だれにでもできます。

聖句を見つける能力があれば,多くの祝福が得られます。たとえば,問題に直面したり,何かを知らねばならなかったりする時などには助けとなります。他の人から,ある問題に関する神の見方を尋ねられた場合もそうです。まして,クリスチャンであるなら,他の人々を教える際に聖句を用いる点で,すぐれた模範を示されたイエス・キリストに,当然注意を払うはずです。悪魔サタンから誘惑を受けた時,イエスは適切な聖句を3度引用して,「と書かれている」と言われました。―マタイ 4:1-11,新。

聖句を見つける助けにはどんなものがありますか。幾つかの事柄があげられます。

大要をつかむために聖書を通読する

まだなさっていないのでしたら,聖書を始めから終わりまで読んで,その大要をつかむことが,最初にできる事柄の一つです。それには時間がかかりますが,たゆまず努力するなら,聖書の内容が徐々にわかってきます。

はじめて聖書を読んだ時に一部始終が理解できるわけではありませんが,聖句を記憶したり,見つけたりするための骨組となるものを築いていることになります。

聖書を読んでいるうちに,覚えておきたいと思う聖句が必ず見つかるはずです。それを記憶するようにしてごらんなさい。もちろん,人の記憶力には大きな相違がありますが,他の人より健康なからだを持っている人がいるのと同じで,他の人に比べて記憶力のまさった人がいるというだけのことです。しかし,そうだからといって,記憶力を改善することが不可能だという意味ではありません。それは努力しだいで改善できるのです。

各本の分類を学ぶ

ほかにもできることがあります。聖書の66冊の本の分類に慣れることです。ヘブル語聖書から始めると,それは本来,三つに区分されています。つまり,(1)歴史書,(2)詩書,(3)預言書です。これはもちろん,おおまかな区分にすぎません。

歴史の部分には,創世記からエステル書に至る17冊の本が含まれています。詩書には,次の五つの本が順番に並んでいるので,容易に覚えられます。それはヨブ記・詩篇・箴言・伝道之書・ソロモンの雅歌です。預言の部分には,イザヤ書,エレミヤ記(哀歌も含む),エゼキエル書,ダニエル書の四つの主要な本が収められており,それら長い預言書に続いて,ホセア書からマラキ書に至る12冊の短い本が含まれています。

クリスチャン・ギリシア語聖書のほうも,三つの主要部分に区分できます。(1)歴史書,(2)手紙,(3)黙示。歴史の部分に含まれるのは,四つの福音書と使徒行伝で,手紙は特定の使徒や弟子たちのしるしたものが21通あります。最後は,ヨハネに対する黙示です。

こうした分類を知っておくと,聖句を捜すとき便利です。その聖句の出てきそうな区分が思い出せれば,その限られたところを捜せばよいわけですから,時間が節約できます。

聖書を開く練習をする

すばやく聖句を捜し出すことを学ぶには,練習が肝要です。必要な練習をする助けとなるのはなんですか。

聖書の講話を聞く時には,聖書を使いながら講演者の話についていく習慣をつけてください。重要な聖句を引けば引くほど,聖書中のそれぞれの本はもとより,特定の聖句をも見つけやすくなるでしょう。

主要な聖句にしるしをつける

聖句を捜すのに助けとなる別の方法は,ある聖句にしるしをつけることです。たとえば,聖書を読んでいて,ある聖句から深い喜びを受け,しかも,あとでもう一度その句をさがしたくなるに違いないと思うような場合,その聖句にしるしをつけるのは良いことです。だれかが指摘した聖句が将来必要になるだろうと思えるような時にも,同じく,すぐその場でしるしをつけてください。

言うまでもありませんが,乱雑にしるしのつけられた聖句を見せられる人は,しるしが付けられて見えにくくなっている箇所は,その聖書の持ち主が同意しない点なのであろう,とさえ考えるかもしれません。そうした印象は与えたくないものです。カードのような,しっかりした縁をもった,何か手ごろなものを使うほうが良いでしょう。そうすれば,傍線を施したいと思う部分に真っすぐな線を引くことができます。

また,線を引くにしても,聖句全体に線を引かないほうが,後に,早くその聖句を捜せます。その代わりに,どんな理由で将来この聖句が必要になるか熟考し,それに即して,重要な語や句だけに傍線を引くようにするなら,ある聖句が自分の使いたいものかどうかを確認するために,その句全体を読み直す必要はなくなります。かぎとなる部分がすぐ目に留まるからです。

さらに,関心を示す人に会った時,いつでも話ができるようにしておきたいと思う主題がある場合,特に適切と思われる二,三の聖句を選んでおくと有益です。それをどんな順序で読むかを決めたら,聖書の表紙の内側に,主題を書き留め,その横に,一連の聖句の中で最初に使うものの場所だけをしるしておきます。そうしておけば,その聖句を使って討議を続けるとき便利です。一連の聖句の中の最初の句の次に,2番目の聖句の場所,その次には3番目の聖句というように書き足していきます。

概して,あまり多くの聖句を書き連らねないほうが賢明です。注意深く選んだ聖句であれば,数個でたいてい十分です。手始めに,他の人と最も楽しく話せる主題を四つか五つか選んで,その各にこれと同じような一連の聖句を準備してみてはいかがですか。そうすれば時経つうちに,いろいろな人が尋ねる他の主題に関しても資料を調べる必要が生じて,それを付け加えられます。しばらくする間に,主題と聖句の表は大きくなっていくはずです。

どの章かを覚えることに努力を集中する

かぎとなる聖句を記憶する助けになるのは,それが何章にあるかを覚えるよう努力を集中することです。節のほうには,見つけやすいようにしるしがついていれば,早く捜せます。

聖書には1,189章,3万1,173節もありますから,それを全部覚えるのはたやすい仕事ではないことがわかります。ですから,多くの人が経験しているとおり,かぎとなる聖句のある章を覚えるよう努力を集中することが,最善の方法です。たいていの人の記憶力には限りがありますが,どの章かを覚えることに努力を集中するなら,容易に捜しだせる聖句の数をふやせるものです。このように,たいていの人は,その聖句が何節かまでわざわざ覚えようとはしません。何章かがわかりさえすれば,捜している聖句は簡単に見つけられるからです。その聖句にしるしがついているなら,なおさらのことです。

助けとなる出版物

特定の主題に関して聖句を捜している場合,「すべてのことを確かめよ」と題する,464ページの本を利用できます。この本には,70の主題が取り上げられており,それに関連する聖句がそのまま引用され,しかも論理的な順序で配列されています。

「聖書の話の筋書」も同じく有益です。32ページから成るこの小冊子には,世界じゅうで最もひんぱんに聞かれる,聖書に関する数々の質問に答えられるよう,244の聖書の話が載せられています。ですから,「聖書の話の筋書」は,聖書の研究生が種々の題目に関する聖句を捜しだすための助けと言えます。しかし,聖句は参照されているだけで,引用されていませんので,各自が聖書を開いてその聖句を調べねばなりません。たとえば,神ご自身の定めの時に地球は一変して,全地が楽園になることを人に教えたい場合には,「地」という主題の下を見さえすればよいのです。そこには,「地に対する神の御目的」という見出しの下方に,「楽園は〔王〕国によって復興される。……マタイ 6:9,10。イザヤ 65:21-23」としるされた副見出しが出ています。今はそれだけの聖句で十分かもしれませんが,もっと多くの聖句が必要な場合には,同じ見出しの下に参照されている他の聖句を使えます。

英語の聖書で聖句を見つける際,最もよく使われる研究用の助けは聖句索引です。聖句を見つけるこの助けは,次のように定義されています。「アルファベット順に配列された語句索引。各主要語が聖書本文のどこに出てくるか,ならびにその文脈あるいは各についてその前後の語を示したもの」。厚い聖書語句大辞典もありますが,英語の聖書を持っているかたなら,後ろのほうについている小型の聖句索引を使っておられることでしょう。

しかし,聖句索引を使いはじめても,失望させられる人が少なくありません。捜している聖句がどうしても見つからないからです。聖句それ自体の中に出てくることばを思い出す代わりに,主題のほうが頭にあるから,そういう問題にぶつかるのです。それに小さい聖句索引を使っているなら,すべての聖句が記載されていないのは当然のことです。ですから,聖句の中に出てくると思うことばを引いても問題の聖句が見つからない場合には,他に思い出される名詞や動詞の箇所を調べてみるとよいでしょう。

たとえば,主の祈りがどこに出てくるかを思い出そうとしているとします。その際,新世界訳聖書(英文)の後ろの用語索引を見るなら,「父」(Father)「名前」(Name)「清められる」(Sanctified)「王国」(Kingdom)「意志」(Will)などの所にしるされています。

しかし,聖句索引を使って聖句を捜す前に,それが聖書のどの本に出てくるかを思い出すようにしましょう。だれがその聖句を語ったのか,と自問するなら,それがどの本に出てくるかがわかり,特に,大きい聖書語句辞典を使う際,時間を節約できます。

他の人に神のことばを教える

聖句を見つけるのに熟練する最善の方法の一つは,自分の聖書を使って他の人に教えることです。何事を覚えるにしても,練習することによって慣れるのが最善の方法です。ですから,聖書を使えば使うほど,聖句が見つけやすくなります。

たとえば,子どもは親にたくさんの質問をしますが,その際,親が時間をかけて,聖書から子どもとともに答えを得るため,聖書をその場で読むなら,子どもたちは神のことばに対して尊敬の念を持つよう助けられるでしょう。さらに親も,聖句を見つける能力を改善することになります。

また,聖書を読むことによって,平和な新秩序に対する自分の希望を友人とわかち合いたい,と思うようになるかもしれません。その時には,自分の聖書を使ってください。

神のことばに親しみ,それがどんなにすばらしい宝であるかを他の人々が認識するよう助けるため,聖書の使い方に熟達するにつれ,喜びはひとしお大きなものになります。(ヘブル 5:14)聖句を容易に見つけることができるなら,自分自身豊かな満足感を味わえるだけでなく,聖書の偉大な著者,エホバ神に誉れをもたらすことになります。

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