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    目ざめよ! 1984 | 9月8日
    • れる。この計画には反対がないわけではない。米国科学アカデミーによれば基地の建設を行なう“科学的な必要性”はないとのことである。ある人々は,無人衛星を用いればその費用のごく一部で計画されている実験を成し遂げられると語っている。また,途方もない赤字予算のために社会福祉計画が削減されているその同じ時に,これほどの経費をかけることを嘆く人々もいる。国家の威信が,基地建設を正当化する唯一の理由であると言われている。レーガン大統領は次のように述べた。「我々は,自分たちが最初であり最高であると言えることを誇りに思う」。

      “急ぎ病”

      ● 南カリフォルニア大学の心臓学者,ガーション・レッサー博士は,“急ぎ病”がその犠牲者となる幾百万もの人々の命を奪っていると述べている。それは風邪,インフルエンザそして心臓病などを含む多くの病気を引き起こす“現実の病理学的存在”であると同博士は言明している。USAトゥデー紙に報告されているように,レッサーは今日の人々が,仕事の行き帰り,食事,雑用を行なうとき,そして休暇の時でさえも,どれほど絶えず急いでいるかに言及している。同博士は,「絶えず急いでいる状態にある人々は,慢性の化学的非常事態の状態にある。それらの人たちは,心臓血管系統に無理な負担をかけるアドレナリンの“急襲”を経験しており,究極的には心臓に,命取りになりかねないような強い負担をかけている」と述べている。中年になるとしばしば起こる心臓発作という代価を払うのを避けるため,同博士は次のことを学ぶよう勧めている。それは息抜きをすること,ゆとりをもって活動を計画すること,真に優先させるべきことに努力を集中すること,および手つかずのままになっている事柄があっても動じないことである。

      モーセ五書の登録

      ● トーラー,すなわちモーセが著した聖書の最初の五つの本の手書きの写しが米国にあるユダヤ人の会堂から姿を消している。過去3年間に,200以上の聖なる巻き物 ― 一つの巻き物の値段は平均2万5,000㌦(約600万円)― が盗まれた。それらは,一度覆いと支柱がはずされると基本的には,すべて同じに見えるため,そのほとんどは取り戻されていない。ユダヤ人の律法が,巻き物の上に目に見えるしるしを付けることを禁じているので,今までに行なわれた巻き物を鑑定する努力は,その大部分が成功しなかった。3年間の研究を重ねた今,権威者たちは何とか受け入れられる制度を提案した。今実施されつつある登録制度は,それぞれのトーラーの10か所に“極小の目うち”により,独特の方法でコードが付されるというものである。―目うちの八つの穴は非常に小さく,肉眼では見えないが,警察の装置を用いれば判読できる。こうして登録されたモーセ五書すべての,コンピューター化された記録は,警察当局がすぐに利用できるように保管されるであろう。

      半ペニー銅貨が廃止になる

      ● 英国の半ペニー硬貨は,704年間存在してきたが,もはや鋳造されなくなり,今年の終わりには法定通貨として回収される予定である。イングランド王エドワード1世により1280年に世に紹介され,当初は銀で造られていたが,半ペニーは落としてもわざわざ拾う人がいなくなるほどまでにその大きさや価値の点で小さくなった。今や銅貨を鋳造するにはその額面価格よりも経費がかかり,物の値段は最低1ペニー単位で上下するため,その硬貨を絶滅から救おうとする者はだれもいない。現在,25億個を超す半ペニー硬貨が出回っている。

      ハエたたき

      ● ハエを上手にたたくのはなぜそれほど難しいのだろうか。それは,ハエの目が情報をその脳に送るのに,わずか1,000分の1秒しかかからないからである。ロンドンの国立医学調査研究所のE・G・グレーは,今ではより良い方法があると述べている。チェンジング・タイムズ誌に報告されているように,同氏は両手のひらにティッシュ・ペーパーを1枚ずつ取ってハエに近づき,それぞれの手をハエから等距離のところで止めたままにしておくよう勧めている。それから手のひらの間隔を心持ち広げたり狭めたりし,そして両方の手でハエをピシャリとたたくのである。この方法はなぜ効果があるのだろうか。グレーによると,ハエの脳はその視野のうちの一つの領域から来る動きに対してのみハエを反応させる。「同時に近づいて来る二つのものにたたかれるとハエは動けなくなる。というのはハエの中枢神経系統は今やどの角度で飛び立てばよいか算定できないからである」とグレーは述べている。

      溺れても生き延びる

      ● 低体温法の専門家であるミネソタ大学のロバート・ポゾス博士は,「だれでも,人が溺れたらそれでおしまい,その人は死んだとかつては考えていたが,今や我々は,人が冷たい水の中に1時間も完全に浸された後でさえ生き延びる可能性があること,したがってその人を生き返らすようあらゆる努力が払われねばならないことを知っている」と述べた。その原因となっている生物学的現象は,摂氏20度以下の水温によって引き起こされる“哺乳動物潜水反射作用”と呼ばれる。その作用によって血液は体の表面部分や先端部分から心臓や脳のほうに送り出され,それらを保護することになる。同時に,急速に体を冷却することは,重要な諸器官の機能を保護する上で重要な役割を果たす。脳の代謝の速度は急激に低下し,脳に必要な酸素の量を大幅に減らすのである。脳の損傷や他の病的な影響もなく溺れても生き延びた子供たちの最近の例は,― 臨床的には死を宣告され,生きていることを示す重要な兆候が見られなかったにもかかわらず ― 低体温で苦しむ,水に溺れた犠牲者たちのことをあきらめないようにということを医師たちに教えた。

      古代人の方法が最善

      ● 2,000年前にヘロデに仕えた技術者たちが,現代のイスラエルの建築業者たちの問題を解決した。ロンドンのサン・テレグラフ紙に報告されているように,1971年にアシュドド港に造られた防波堤が浸食され,ぼろぼろに崩れていた。問題を解決できなかったので建築業者たちは,ハイファ大学の海事センターに援助を求めた。同大学はその後,アシュドドの北方約80㌔にあるカエサレアにヘロデ王が建造した防波堤を調査した。同大学のアブネル・ラハンド氏は,「我々は,ヘロデに仕えた技術者たちが彼らの防波堤を,アシュドドで用いられたよりも進んだ技術と先見をもって建造したことが分かった」と述べた。しっかりとした,波にも崩れない土台を据えるために彼らが海底に石や小石を最初に敷きつめた古代の方法にしたがって,アシュドドの防波堤は建て直された。そしてそれはよく持ちこたえていると報告されている。

      部品は高くつく

      ● ますます多くの車が,事故に遭うと全く使いものにならないとみなされるのはなぜだろうか。全米保険業者連合会によると,それは部品を取り替えることが非常に高くつくからである。7,128㌦(約171万円)の輸入小型車の全部品を取り替えるなら2万6,787㌦(約642万円)もかかると言われている。それは豪華な車1台分の値段である。計算が合わないとはいえ,これは車全体の値段が部品の総額と同じではないことを示す一例である。

      病院の請求書は確かめるとよい

      ● 今度病院の支払いをする前に,その請求書を確かめるのは良いことかもしれない。保険業者のために危険管理<リスク・マネージメント>をする会社であるエキファックス・サービスが行なった最近の会計監査によると,余分の請求をされる少なからぬ可能性がある。ファミリー・ウイークリー誌が報告している通り,40の州で調べられたたくさんの請求書 ― みな1万㌦(約240万円)を超えるもの ― のうちの93%には誤りがあった。それらの誤りの4分の3は,二重に請求されたり,一度も行なわれたことのない診療に対して請求されたものであることが分かった。

  • カセットテープを用いてお子さんを教えましょう
    目ざめよ! 1984 | 9月8日
    • カセットテープを用いてお子さんを教えましょう

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      寄付として3,000円を切手または現金書留で送ります。ビニール製のケースに入った,「わたしの聖書物語の本」のカセットテープ6巻を送ってください。

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