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貪欲に気をつけなさいものみの塔 1961 | 11月15日
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されました。
ですから私たちも始まり,つまり小さなことに気をつけ,イエスのつぎの警告をしっかりと心に留めておきましょう,「もし,あなたの片手があなたをつまずかせるなら,それを切り取ってしまいなさい。両手がそろったままでゲヘナに,消すことのできない火に行くより,かたわになって命にはいるほうがよい」。―マルコ 9:43,新世。
私たちの天の父は,私たちが肉の欲と戦う際の多くの助けを備えて下さいました。神の御言葉を個人的に研究することも大きな助けであり,神の聖霊を祈り求められることも大きな援助です。会衆の集会にまじめに出席し,それに参加することによって,神の見える制度が提供する援助を活用して下さい。エホバを恐れる心を養なって下さい。この恐れは,あなたをして悪を嫌悪させるようになります。知識を取り入れ,それを実行に移すことによって,あなたは信仰を強めることができます。強い信仰は金銭を愛する心を克服する助けになります。なぜなら,強い信仰は,あなたをして不安定な富よりもむしろエホバ神に信頼を置かせるからです。―箴言 8:13。テモテ前 6:17-19。
御霊の実である自制は,すべての者が特につちかわねばならぬものです。目をさましていて,話すこと,食べること,飲むことなどの小さなことにおいても,常に自制しなさい。そうすれば,人間行為のもっとむずかしい分野においても容易に自制することができるのを知るでしょう。これこそパウロのしたことです。「自分のからだを打ちたたいて服従させるのである」。―コリント前 9:27,新口。
ほかにも助けはあります。しかし,そのうちの二つは特に注意を払うに価します。つまり希望と愛です。義の勝利と,神の新しい世における祝福という希望を明るく保てば,自分の利己的な性質にとって非常に望ましく思われるこの世の事物も,正しく評価することができるでしょう。(ヨハネ第一 2:15-17)。なかでも愛は,すなわち,すべての心をつくし,魂をつくし,力をつくして神を愛し,また自分自身のように隣人を愛することは,すべての貪欲な傾向を克服するのに必要な自制心を働かすよう助けてくれます。―マルコ 12:30,31。
ですから賢明であって下さい。あなたがもし生きることを願われるなら,貪欲にならぬよう気をつけて下さい。
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共産主義者は聖書の真理をきらうものみの塔 1961 | 11月15日
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共産主義者は聖書の真理をきらう
エホバの証者に反対して特別の映画を作製
御国の音信を極度にきらう当局者たちは「化けの皮をはがれた使徒たち」という題のエホバの証者に関する映画まで作りました。これは,方々の町で上映されました。1台の宣伝カーが近くの町や村々を走り回って人々を映画に招待します。多くの人がこの映画を見ました。会場はたいてい満員になりました。新聞もそのことを書きたてました。
映画には,「ものみの塔」誌や出版されている小冊子,書籍,複写器,お金,金製品などが,さまざまなシーンの中に出てきました。そして彼らは,「エホバ派の指導者たち」について述べ,地下組織を指導しているとか言われている兄弟たちの名前もあげました。地下運動に使われる書籍は,アメリカのブルックリンという町から送られていると彼らは説明します。多くのシーンは,モルダビア,ザカルパシア,イルクーツクでとられています。彼らはまたひとりの兄弟を見せましたが,この兄弟は,奉仕に関する用事で国境を越えるため,バグ川を泳ぎ渡っていた時,国境警備員の弾丸に倒れたのでした。―1961年のエホバの証者の年鑑より
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異教の哲学で汚されたものみの塔 1961 | 11月15日
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異教の哲学で汚された
「教会における初めの頃の腐敗で,目立つものと言えば,福音の真理と一致させようとしてギリシャ哲学を持ち込んだことである。福音の真理は,ある人々にとってはばからしいものだったし,今後もばからしいものと見なされるだろう」。―「歴史の光」
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