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  • 神の目的とエホバの証者(その49)
    ものみの塔 1962 | 11月1日
    • のに十分の大きさのものであろう。

      工場の大拡張に伴い,必要となる更に多くの自発的な働き人は,ベテルの家に住み,食事をすることになる。従ってコロンビア・ハイツ124番地にある現在のベテルの家も拡張が必要になろう。そのうえニューヨーク市は,現在のベテルのうしろにスーパーハイウェイを建設することになっており,現在のベテルの建物のうしろ側を50フィートの巾にわたって取りこわすようになる。そのためベテルの収容能力は更に小さくなる。これに対処するため,理事会はコロンビア・ハイツを24番地に隣接する土地の購売を決定した。h

      大会の国際的な性格は次の日にも,はっきりと示されました。

      8月9日,金曜日は,国々の民の喜びの大会が,すべての民の大会となった日である。これはその日の主題に従ったもので,プログラムが「すべての国々の民の日」という主題に合うように組まれていたためである。まず水のバプテスマに関する話があって,2600人以上のあらたに聖別されたエホバの証者が洗礼を受けた。その中には色々な国々の人がいる。午前,午後,夜のプログラムは,一種の続きものになっていて,「すべての国々の民」という主題を終始,聴衆に銘記させた。午前のアラスカに始まって晩のアメリカ合衆国に至るまで31ヵ国の代表がそれぞれ経験を語って,聴衆を喜ばせた。しかし「すべての国々の民の日」は,「国々の民の喜び」という大会の名称とも完全に調和していた。すべての報告は,代表者を通してエホバの民と共に喜んでいた諸国民の喜びを伝えていたからである。事実,大会全体は,「あらゆる国民,民族,国語」の人々が神の民と共に喜び,一致を保って働いていることを如実に示すものであった。諸国家は国家的な障壁を除いて人類を一つの世界に一致させ,この核時代における滅亡を回避しようと空しく努めているが,その努力は水泡に帰している。しかしエホバの御霊のき働によって,エホバの見える制度の人々は,多くの異なった国々の者であっても一致しており,国家的また民族的な障壁は存在しない。i

      この日の別のおもな出来事は,288頁のスペイン語の聖書索引が発表されたことです。これは聴衆の中のスペイン語を話す証者たちによって熱心に迎えられました。

      8月10日,土曜日,「神の真実の日」になりました。その日の午後,協会の会長は6万7009人の聴衆に向かって話しました。「神を真とすべし」と題するこの熱烈な話の中で,エホバの証者の教義上の立場が確立されました。この話の終りに,6万7009人の熱意にあふれた聴衆は,イザヤ書 8章9,10節に述べられた神の御命令に従うとのエホバの証者の決意を表明した決議を,大きな声で一斉にハイと答えて可決しました。

      すなわちキリスト教国の人々に加わって,人々の不安と恐れをしずめるための世界をあげての反逆を擁護することを拒絶し,西歴1914年以来のキリストによる神の御国に代って世界の支配を人間の手に委ねようとする企てを拒絶する,

      また

      「公衆の前でも,また家々でも」聖書教育のわざをすすめることによって,律法と証し,神の言葉のすべてを人々に示すことを決意する,というものでした。―イザヤ 8:20。使行 20:20。j

      ついで「神を真とすべし」と題する新しい本が発表され,集まった人々は喜びに湧きました。

      大会の最高潮は,8月11日,日曜日,「宇宙の平和の日」でした。その日の午後,大会会場とトレイラー・キャンプに集まった8万人の聴衆に対して,協会の会長は広く宣伝された講演「平和の君」を話しました。その要約は大会を報じた「ものみの塔」に出ています。k

      この話の全文は「メッセンジャー」に掲載され,出席者はその20万部を早速求めました。その日の晩,閉会の言葉の中で会長は,オーストラリアとアジアで開かれる全国大会を発表し,会長の出席が予定されていることを述べ,またカリフォルニア州の太平洋岸で開かれる1947年の大会についても発表しました。

      大会のあと,大勢の支部の僕また海外の支部の仕事に任命された他の人々が,各国における御国の事柄につき,3日間にわたって協会の会長と協議するため,「ものみの塔ギレアデ聖書学校」に行きました。巡回の僕の兄弟たちに対するわざ,地域の僕のわざ,事務所の機構,開拓奉仕,宣教者の家,一般的な拡大など,多くの事柄が討議されました。この会議には54人の兄弟が出席し,その多くは大会後間もなく始まったギレアデ第8期のクラスにはいりました。l

  • 一牧師の不満
    ものみの塔 1962 | 11月1日
    • 一牧師の不満

      J・A・デイビッドソン牧師は,昨春カナダ連合教会の会議に1週間出席したのち,トロントの「グローブ・アンド・メイル」に寄稿し,その中で「これらたくさんの敬虔ぶった決議」と述べて,彼の不満を表わしていた。彼は英国教会,バプテスト派,長老教会派などに属する彼の友人たちと話し合って,「それぞれの教会の会合で敬神に名をかりた決議が一層多く作られても,それらはみなせいぜい人の心を無感覚なものにするにすぎない」,と言う事に気付いた。結論として彼は次のように勧めた,「『もし私がクリスチャンに,また教会員になっていなかったとすれば,他の何よりも教会員としての責任を引きうける事からしりごみさせるものは,どうにも救いようのない教会の退屈さであろう』と語ったステファン,ネイル牧師の言葉の意味を1日か2日ゆっくり考えてみればいいだろう」。

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