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  • 共産国の中で忠実を保つ
    ものみの塔 1962 | 10月1日
    • で発行されているロシア語の一新聞は,11月に開かれたソ連邦最高議会の報告をのせていますが,その中で,青年共産同盟の党幹部は,「宗教的地下組織」の危険を力説しています。なかでも次のように述べています,「最近,宗教とその帰依者たちが,活発に,ブルジョア的イデオロギーを広めているのがはっきりと分かる。この問題に関しては種々の宗派を分離しておく必要がある。その筆頭はエホバ派だ。彼らは自分たちを国のない国民と考えている」。

      エホバのしもべたちの忠実を打ち砕くために,残酷な手段が用いられました。伝道者たちは,工場もしくは工場の従業員,マネージャー,党幹部で成り立ついわゆる同志法延に引き出されます。そしてみんなの前でその組織を非難しそれを離脱する宣言しなければ,仕事,分配,家,年金その他を取り上げるぞとおどかされます。自分の立場を勇敢に弁護したある兄弟は,このほど強制労働収容所に送られました。

      神の御国を忠実に支持したために,伝道者のグループ全体が投獄されているという収容所もあります。彼らは,当局者によって,ほんとうの犯罪者よりもひどい扱いを受けています。ひどい働きをさせられ,そまつな食物をあてがわれ,手紙や小包を出すことも受けることも許されていません。彼らの中には,真理のために,すでにヒトラーの強制収容所で長い間服役し,スターリンの支配下で数年間を獄で過ごし,いままた汚い刑務所の中に監禁されている人々がいます。

      ひとりの姉妹が,共同法廷に連れてこられました。この組織から離脱させるためです。一群の女たちが出席していました。主宰者の幹部が,彼女をおどかし終わるや否や,女たちは,「そんな人民の敵は海に追い込むべきだ!」と叫びはじめました。姉妹は,静かながらしっかりとした態度でこう答えました,「私は宇宙の支配者である神への奉仕に献身しています。そしていかなる状態にたち至ってもその神を捨てることはありません。お望みならあなたがたは私を飢え死にさせることもできましよう。しかし私は信仰を捨てません。また信仰の問題については決して妥協しません」。彼女は法廷を出ることを許されました。そしてそれ以後は,彼女に対する反対行為は何も起こりませんでした。

      ロシアの兄弟たちは,昨年中も相かわらず忠実な忍耐と不屈の精神により,よいわざを行なって強力な証言をしてきました。共産主義者たちでさえ,神のしもべに反対する激しい宣伝を通し彼らの領域内で,エホバの御名を人々に知らせることに彼ら流の貢献をしました。

  • 牧師の道徳的指導が足りない
    ものみの塔 1962 | 10月1日
    • 牧師の道徳的指導が足りない

      「我々の時代における大きな道徳上の諸問題に関連して,教会が行なってきた事を振りかえって見るとき,二,三の称賛すべき,いや,英雄的とも言うべき例外を除いては,牧師は国民の道徳の指導者となってきていないことを人は告白しなければならない」。―1961年11月号「ハーパース」

  • 「自己中心の」教会
    ものみの塔 1962 | 10月1日
    • 「自己中心の」教会

      「メイン・ストリートの聖徒」と題する本の中で「リビイング・チャーチ」誌の編集長ピーター・ディが書いているところによれば,典型的な近所の教会は「自己中心」に陥っています。教師は,外の世界における「教会の任務」よりも「教会の仕事」に没頭しています。多くの教会は他の人々に奉仕することを殆んど考えていないと主張して,彼は次のように書いています,「教会生活は,いま非常に豊かである。その大多数は,あらゆる面において成功をおさめつつある。教区民の数は増加し,日曜学校は満員の盛況で,負債の支払いは順調に進み,新しい建築計画の資金は容易に集まる。男も女も教区の活動に参加し,多額の寄附も集められている。人々はかってないほどに祈り,学び,勤勉に働いている。しかしこのすべての営みには,ひどく自己中心のところがある。その典型的なものとして,教区の進歩は,社会および世の中に対する奉仕によって図られることなく,教区の大きさと資力が規準になっている。同じく教区民の有用さは,人類に対する奉仕ではなく,教区に対する奉仕によって図られる」。

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