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  • 神の霊感による聖書の全部はどのように有益か
    ものみの塔 1964 | 2月1日
    • に対する信仰によって救に至る知恵」を与えます。このように役立つ聖書は全く有益な本であり,他のどんな本にもまして有用な本です。それは最も貴重な本です。聖書は私たちの生活の中からよこしまな事を除くのに役立ちました。それで聖書を用いて他の人々を援助するとき,その人々もまた心を正しくし,道徳,宗教の面で生活をただすことができるようになります。また気落ちした人を立ち直らせることもできます。

      33-35 (イ)兄弟同志また外部の人に対して物事を正すため,神のことばをどのように使うべきですか。(ロ)パウロはテモテに対して,この事をどのように強調しましたか。

      33 ヘブル書 12章12,13節はこの事をするようにと告げています。「それだから,あなたがたのなえた手と,弱くなっているひざとを,まっすぐにしなさい。また,足のなえている者が踏みはずすことなく,むしろいやされるように,あなたがたの足のために,まっすぐな道をつくりなさい」。むかしシリヤのアンテオケで使徒パウロは,ペテロ(ケパ)と他のユダヤ人のクリスチャンが「福音の真理に従ってまっすぐに歩いていないのを」見ました。(ガラテヤ 2:14,新口)同様に私たちの兄弟も時に矯正を必要とします。クリスチャンの兄弟に対しても,偽善的なキリスト教国を含むこの世の人に対しても,神を喜ばせる道,そして唯一の正しい道に従って物事を正しくするには,神の霊感によって書かれた本を使わなければなりません。監督テモテは兄弟を助け,神を求める人を助けて,物事を正しくする務を持っていました。そこで使徒パウロはテモテに次のことを書き送っています。

      34 「あなたは,これらのことを彼らに思い出させて,なんの益もなく,聞いている人々を破滅におとしいれるだけである言葉の争いをしないように,神のみまえでおごそかに命じなさい。あなたは真理の言葉を正しく教え,恥じるところのない練達した働き人になって,神に自分をささげるように努めはげみなさい」― テモテ後 2:14,15,新口。

      35 物事をただす必要があるとき,真理をかくそうとしたり,信者や学ぶ者の信仰をくつがえそうとする言葉によって混乱させられてはなりません。むしろ神の「真理の言葉」によって物事を決定すべきです。それは正しい教理を教えることを意味します。そうすれば,恥ずべき結果になることはありません。

      「義を薫陶する」

      36 (イ)牧師は非聖書的なものを弁護するため,たいていどのように言いますか。神のことばは,このような場合何をすべきことを命じていますか。(ロ)父親に対するエペソ書 6章4節のパウロの言葉を説明しなさい。

      36 最後に霊感の聖書は「義を薫陶する」のに有益です。(テモテ後 3:16)宗教組織の要求また実践する事柄が聖書にのっとっていない場合,牧師はそれが教会の規律であると言って,非聖書的な事柄を正当化しようとします。しかし聖書と一致していなければ,それは義を薫陶するものではなく薫陶を受けた者を救う結果になりません。薫陶のおもな目的は教育であり,教えを授けることです。(使行 7:22)この教育が組織の一定の法や規律の下で行なわれることはあります。パウロが父親にむかって述べた言葉の中で,この組織はクリスチャンの家庭です。「父たる者よ。子供をいらだたせないで,エホバのこらしめと,権威ある教えによって子供を育てなさい」。(エペソ 6:4,新世)ここで言うこらしめは,クリスチャンである父親に服従しながらクリスチャンの家庭においてどう振舞うべきかを子供に理解させるため,子供を訓練し教育することです。このこらしめに従って行なうように援助するため,訓練の期間中,必要に応じて権威ある教えすなわち神の権威あることばからの教えと励ましを子供に与えます。従ってこらしめは,未熟な子供が勝手気ままに無分別な行ないに走ることをおさえ,クリスチャンの家庭で規則に従って行動することを学ばせます。

      37,38 このような訓練は,父親と子供以外の者にもどのように及びますか。

      37 更に大きく,包括的な組織であるエホバ神の組織すなわち地上にあるクリスチャン証者の会衆においても,薫陶することが行なわれねばなりません。会衆は天の大いなる父の家すなわち「神の家」を表わします。その規則,規律,運営の方法は義に基づいており,それに一致して考え,行動するメンバーは義を学びます。

      38 私たちは神の組織の中でどのように振舞うべきかを,教えられねばなりません。パウロがテモテに次の教訓を与えたのはそのためでした。「わたしは……この手紙を書いている……神の家でいかに生活すべきかを,あなたに知ってもらいたいからである。神の家というのは,生ける神の教会のことであって,それは真理の柱,真理の基礎なのである」。(テモテ前 3:14,15,新口)パウロがテモテに与えた教訓は,霊感による聖書にいまおさめられています。そして神の霊感による聖書は,「義を薫陶する」のに有益です。

      39 ここでもこらしめを与える動機は何ですか。これはクリスチャンにとって何を意味しますか。

      39 敬虔な家庭においてもエホバの証者の会衆においても,クリスチャンのこらしめの背後にある動機は愛です。従ってそれは正しく確立され,また与えられます。神権的な律法と定めにのっとって施されるこの教育の方法は,霊感による聖書に明らかに示されています。それは救いを得させるための,愛に根ざした教育です。それでこらしめを受け入れる結果たとえ会衆の内外においてこの世の放縦な話し方,行動,生き方をすることが許されなくても,私たちはこのこらしめに服従しなければなりません。

      40 この世でどんな妨げに直面するかも知れませんか。しかしどんな喜びがありますか。

      40 このこらしめに従って行くとき,批判,反対,迫害を世から受けるかも知れません。しかしそのすべては私たちがこの世で受ける訓練の一部です。そのため,「永遠の福音」を公にも家から家にも伝道して,神から与えられたわざを行なうことがつらい経験になるかも知れません。しかしそれはよい訓練となり,ヘブル書 12章11節の述べるように望ましい結果となります。「すべての訓練は,当座は,喜ばしいもものとは思われず,むしろ悲しいものと思われる。しかし後になれば,それによって鍛えられる者に,平安な義の実を結ばせるようになる」。ですからその事のゆえに天の父なる神を愛そうではありませんか。

      41 「聖書すべて」に注意を払うならば,私たちは何になりますか。

      41 今日私たちは生き,訓練されたエホバのクリスチャン証者として全世界にわたるわざを一致して遂行しなければなりません。神の人,神に献身した民として行動し,奉仕しなければなりません。永遠の救いに至る知恵の道は,「永遠の福音」の本を忠実に学び,それを使うことにあります。それは「神の人が,あらゆる良いわざに対して十分な準備ができて,完全にととのえられた者になる」ため,愛をこめて私たちに与えられました。―テモテ後 3:17。黙示 14:6,新口。

  • 「聖霊に満たされて大胆に神の言を語る」
    ものみの塔 1964 | 2月1日
    • 「聖霊に満たされて大胆に神の言を語る」

      ― 1964年度エホバの証者の年鑑から

      日本

      最高伝道者数: 2,931

      人口: 95,750,000

      比率: 32,668人に1人

      日本には善良な人々がたくさんおり,エホバの証者はその人々を助けて,迷信的な慣習を取り除くためにできるだけの努力をつくしています。人々が,創造者のみこゝろにかなうべく,自分自身の心を変えてゆくには時間がかかります。それで,エホバの証者は,忍耐を働かせつつ,伝道や聖書研究にはげんでいます。1963年は,日本における証言の仕事が大きく拡大した年となりました。その上,京都市では「永遠の福音」大会が開かれ,大きな祝福となりまし

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