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    王国宣教 1982 | 6月
    • 支部の手紙

      王国伝道者のみなさん:

      海老名の新しい日本支部は日ごとにその美しい形をととのえています。大きな建造物を造ることはすでに終わっていますが,今日もブルドーザーの音がベテルの敷地で高く響いています。日本中の兄弟たちから贈られた樹木の植え替えと整地の仕事が残されているからです。あとほんのしばらくですべての仕事が終わるでしょう。支部で奉仕しているわたしたちは,以前の何倍ものスペースとより良い環境の中で働けることをみなさんとエホバ神に感謝しています。

      数百人のベテルの兄弟たちが建設を終えて野外で働くようになり,それが野外宣教にすばらしい活気を与えているかのように思えます。3月の報告はとてもすばらしいものでした。伝道者の合計は6万7,696人となり,それは前年の平均を12%も上回りました。今年度,全伝道者の約1%(約650-700人)が毎月増加していることを意味しているのです。このことに貢献している一つの理由は開拓者の増加でしょう。3月は再び全伝道者の35%にあたる人々が開拓奉仕をすることができました。合計で2万3,988人が開拓者として報告されましたが,「ものみの塔」誌6月1日号の「全時間戦士」という表現を思い起こさせられました。

      テモテ第二 2章3,4節のエルサレム聖書の訳によれば,「キリスト・イエスの良い兵士[でありなさい]。軍隊では,一般市民の生活に巻き込まれる兵士は一人もいません。その人は,自分を徴募した人の指図通りにしなければならないからです」とあります。確かに,兵士であるということは全時間の任務です。わたしたちのみながこの精神をこれからも保ち続けたいと願っています。そして,可能ならば文字通り開拓者となって,「前衛部隊」に入れるよう努力することは一層の喜びをもたらすことでしょう。

      引き続き主にあってなすべきことをいっぱいに持つようにいたしましょう。地域大会での霊の宴をみなさんと共に楽しみにしつつ,わたしたちのクリスチャン愛を送ります。

      日本支部で働くみなさんの兄弟たち

  • 「あなたの王国が来ますように」
    王国宣教 1982 | 6月
    • 「あなたの王国が来ますように」

      1 わたしたちすべては「あなたの王国が来ますように」と祈ってきました。主の祈りのこの言葉はあなたにとってどのような意味を持っていますか。(マタイ 6:10)わたしたちの多くはすぐに病気や死,汚染が終わることなど,個人的に影響を受ける事柄を考えたり,この地に楽園が来ることを考えるでしょう。(啓示 21:4。イザヤ 65:17)王国が来ることを望むべき他の理由もあるでしょうか。

      2 神の王国が来ることは,王の王による完全な政府をも意味します。エホバの主権が擁護され,サタンの支配が終わるのです。新世社会が全地にわたって栄えるのです。全人類の努力は神と隣人への愛を反映したものになるでしょう。幾十億という人々が新しい地に,そして愛する人々の待ち構えている腕の中に復活することをも意味します。(使徒 24:15)14万4,000人からなるキリストの共同支配者の輝くばかりの喜びが,今や完全に向かいつつある,地に住む幾十億もの王国の臣民のうちに表われる時でもあります。

      3 この明るい希望に感謝し,また他の人の福祉に関心を寄せて,エホバの民は「賛美の犠牲……すなわち……くちびるの実」をささげます。(ヘブライ 13:15)この地にはびこっているいまわしい状態のために「嘆息し,うめいている」人々を探し求める時,わたしたちは家から家の業を喜びと熱意をもって行ない続けるように心を動かされます。(エゼキエル 9:4)そのような人々を見いだす時,彼らが王国の希望を学び,その政府の臣民になるための必要な変化をするよう助けるべく,必要なら個人的な楽しみを犠牲にしてでも,自分を費やすことが求められているのに気付きます。

      4 6月中,わたしたちは関心ある人々に「王国が来ますように」の本と最新号の2冊の雑誌を求めるよう励まします。あなたの訪問を喜び,提供物に深い関心を示す人々に会うことでしょう。6月と7月,この同じ提供物を野外で用いるので,一層容易に,また効果的に提供できるでしょう。あなたは,家族の成員や会衆内の他の方々がこの業に6月中あずかるよう,援助できますか。そうしてみるよう,お勧めします。

      5 家から家の業に加えて,人々に王国について話す別の機会もあります。昼食や他の機会に人を会話に誘って,王国について話す機会としたことはありませんか。ある人は街路で人々に近付き成功を収めました。(使徒 17:17)「王国が来ますように」の本を携えてでかけるようにしてはどうでしょう。ふさわしいと思ったら,率先して会話に導きましょう。王国の良いたよりをこのような仕方で宣べ伝えることによって,多くの人々が真理を学ぶようになりました。

      6 6月と7月中,わたしたちは「王国が来ますように」の本を主な提供物として用います。この本は王国について優れた証言を行なっている本ですから,王国伝道者であるわたしたちすべては,この書籍の提供にことのほか熱心でありたいと思います。家から家の奉仕に定期的にあずかり,誠実な態度で人々の霊的福祉に対する関心を表わしてまいりましょう。「人類の唯一の解決策 ― 神の王国」という会話するための話題は大変用いやすいものであり,真理を求める考え深い人々の心に訴えるものとなるでしょう。話の仕方,出版物のどこを用いるかなど仲間の奉仕者とよく話し合い,練習し合って野外にでかけましょう。

      7 経験ある奉仕者は文書を提供する際,自分の言葉で多くを語るよりも,提供しようとしている出版物自体に多くを語らせています。例えばさし絵を効果的に用いたり,人々の関心を引く,心に訴える文章を一,二いっしょに読むなどして,提供しようとしている出版物が家の人に親しみやすいものであること,大きな益が得られるものであることを親切に示せるでしょう。伝道者各人がこの本を2か月間で何冊配布するか個人的な目標を立て,家から家の奉仕においてでも,または,非公式の証言活動においてでも,その目標に向かって一生懸命努力するのはよいことです。

      再訪問

      8 すでに提供物を関心ある人々に配布する面で成功を収めておられる場合,どうぞまかれた種のことを忘れずに,再び行って水を注いでください。そうすれば,成長することでしょう。(コリント第一 3:6)再訪問で何について話しますか。「話し合いのための聖書の話題」の中には多くの良い主題があります。聖書的な討議の土台としてそれらを用いてみるようにお勧めします。この優れた助けを活用すれば再訪問を成功させることができるでしょう。「王国」の項の聖句を討議すれば,直接「王国が来ますように」の本を用いる研究に導くことができるでしょう。

      9 わたしたちすべてがこの王国宣明の業に十分あずかる「必要」があります。(コリント第一 9:16)わたしたちの区域内の人々が神の王国政府の良いたよりを聞くのは重要なことです。(マタイ 24:14)わたしたちがこの音信を熱意とふさわしい緊急感をもって宣べ伝えるなら,エホバは引き続き祝福を加えてくださるでしょう。

  • 文書をただであげるべきですか
    王国宣教 1982 | 6月
    • 文書をただであげるべきですか

      1 野外で配布される文書のあるものがただで渡されているとの報告を協会は時々受けます。確かにある伝道者たちは,配布する文書に対する寄付を求めることを習慣的に差し控えています。伝道者たちがわたしたちの優れた文書を一般の人々の手に入れさせたいと思うのは確かにほめるべきことですが,いつでもただであげることは問題になり得ます。例えば,非常に限られた収入で生活している伝道者たちは,他の人たちが文書をただであげるのを見た時に,自分たちにはそうする余裕がないので動揺しました。ある人びとは,伝道者たちは野外奉仕で定期的に書籍をただで渡すものと思っています。時々,寄付について言われるとびっくりして,これまでの証人たちは出版物を無料でくれたと言う家の人たちがいました。

      2 訪問した時に,文書に対する寄付をする余裕の本当にない人々が幾らかいることは確かです。しかしわたしたちの国でそのような人々はごくわずかしかいません。寄付はできないと言う人の多くが,重要でないものにはお金を使うことで知られているのに気付いておられますか。それでは,わたしたちが家から家に行く時,文書をただであげるのは本当に賢明なことでしょうか。そうすることは,家の人が文書を正しく評価する助けになるでしょうか。もし文書に対する寄付をする余裕がないと言う人に会ったら,必ず読むと言う人には小冊子や雑誌の古い号1冊,あるいはパンフレットをあげることができるでしょう。または,提供物への寄付ができる時に再び訪問することを申し出られるかもしれません。

      3 出版物への寄付をするお金がないと言う家の人には「地球は瀬戸際に立たされていますか」というパンフレットを渡すことができるかもしれません。それから再び訪問してパンフレットの中の要点を話し合い,さらに聖句に注意を向けて,最初に示された関心を維持できます。

      雑誌の古い号

      4 時々ある伝道者たちは,留守の家がある時,雑誌の古い号を戸口に置いてきます。もちろんその際,雑誌が通行人の目に絶対に入らないことを確認しています。このことに反対はありません。しかし,区域をひんぱんに網らしている会衆で,見境なく,あるいはその区域を網らするたびに留守宅に雑誌を残し

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