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支部の手紙王国宣教 1978 | 10月
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に献身し,王国の良いたよりを人々にふれ告げているのだという確信です。
わたしたちを世に引きもどそうとするあらゆる圧力にわたしたちは確固とした態度で立ち向かい,世を征服する勝利の信仰をしっかり保ち続けましょう。
7月の奉仕はどうでしたか。7月ある方々は大会出席の準備に忙しかったことでしょう。過去2年間,7月には伝道者が新最高数に達せず,減少がみられました。しかし今年みなさんは助け合いながら定期的に奉仕することと,忘れずに報告をきちんと提出することの重要性を認識して,熱心に努力されました。その結果日本の伝道者合計は初めて4万5,000人を上回り,4万5,019人の新最高数に達しました。みなさん本当に良く努力なさいました。秋の月々,どうぞ補助,正規など開拓奉仕を熱心に取り上げ,王国の業にお励みください。心からの愛とあいさつを送ります。
共に働く,日本支部の兄弟たち
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あなたの奉仕会王国宣教 1978 | 10月
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あなたの奉仕会
10月1日に始まる週
15分: 102番の歌。支部の手紙の際立った点を論じる。4ページの発表および会衆の発表。4ページの国際大会の報告も含める。
20分: 神権家族の楽しい計画。
(2分)話。あなたの家族は,楽しく,くつろがせる,しかも健全で有益などんな事を共に行なうか。計画を立てず,ただめいめいが思い思いに気晴しを求めるままにするなら,霊的に害をもたらしかねない。また,家族がテレビの前で一日を終えることが多過ぎることはないだろうか。親が完全に統御することはしないで,導きを与えてくれる時,子供はその計画を楽しむ。その時,独創力や創造力を働かせる余地が残される。計画は子供の年齢に合ったものにすべきである。制御できないものになったり,費用のかかり過ぎるもの,時間を浪費するものになったりしないようにすべきである。
(16分)聴衆との討議。次のような計画はなぜ家族の益になるか。(1)父親が日曜日の「ものみの塔」研究の歌を,子供に十分意味を理解させるよう助けながら下調べする。全員で歌う。(2)朝食のテーブルでガラテア 5章22,23節を読む。一人の子供が,選び出した「実」をカードに書く。父親は子供たちがその実を示す機会を一日中うかがうようにさせる。夕食の時に全員が経験を語る。毎日または毎週繰り返して九つの「実」を網羅する。(3)地図を用いて,報告すべき国を選ぶ。子供たちは順々に,その地の兄弟たち,習慣,証しの業に対する障害,伝道者の比率を告げる。(4)家族で博物館,動物園,プラネタリウム,公園などに行く取決めを設ける。見る物を聖書と結び付ける。(5)子供たちはもしあれば過去に研究した「ものみの塔」の絵を集めてスクラップブックを作る。親に絵を説明することを学ぶ。(6)「終わりの時」の「しるし」のいろいろな面を選ぶ。子供たちは証拠としてニュース記事を集め,分類別の表示をした箱に入れる。(7)大工,家具作り,自動車の修理,料理,裁縫など将来の手仕事や家事に役立つ事柄を家族ぐるみで行なう。
(2分)家族が共に健全な事をする重要さを強調して結ぶ。―詩 127:3-5。
25分: 「喜びはエホバについて語ることから生じる」の記事に基づく,一部聴衆との討議を交えた話。「会話するための話題」で提案されている証言を実演で示す。10月号の雑誌から予約の提供で用いることのできる記事について聴衆の考えを述べてもらう。予約活動に熱心に携わるよう聴衆を励まして結ぶ。101番の歌と祈り。
10月8日に始まる週
12分: 70番の歌。「神権的ニュース」。会衆で成し遂げられている事についても簡潔に注解する。会衆の発表。
25分: 「その実によって彼らを見分けるでしょう」。
(3分)イエスは人がその生活の中で生み出された実,すなわち態度や行ないによって見分けられるという原則を定められた。(マタイ 7:15-20)その弟子たちは互いの間で示す愛によって見分けられることになっていた。―ヨハネ 13:35。
(20分)聴衆との討議。下記に出ている,聖書の中で述べられている態度や振舞いの型をどのように定義するか,聴衆から自由に注解を求める。各語の次に最初に挙げられた聖句は,聖書の中でその言葉が述べられている例を示しており,二番目の聖句はそれと対照をなす資質を示している。時間が許す範囲で,誤った態度や振舞いを避けたり克服する方法を,聖書的な例や提案を挙げて示してもよい。(この部分を扱う人は,用いられている聖句に通じ,言葉の意味を説明できなければならない。会衆に最も益となるものを討議する。三つか四つしか扱えないかもしれない。)
思い煩い(マルコ 4:19。テモテ第一 6:8); 闘争心(ヤコブ 3:14-16。ローマ 12:18); 自己本位(ガラテア 5:26。フィリピ 2:3); 怠惰(箴 21:25。ローマ 12:11); 浮かれ騒ぎ(ローマ 13:13。フィリピ 4:8); 貞潔さ(コリント第二 11:3。エフェソス 5:5); 励まし(ローマ 1:11,12。コリント第一 10:10); もてなし(ペテロ第一 4:9。ヘブライ 13:5); 道理をわきまえていること(フィリピ 4:5。ペテロ第一 2:15)。
(2分)結びに,ガラテア 5章22-24節を簡潔に論じ,神を喜ばせるため生活の中で聖霊が自由に流れるようにする必要を強調する。
23分: 「今こそ特に受け入れられる時」! 1ページの記事を聴衆と討議する。予約を得た良い経験や野外や非公式の証言の経験を述べてもらう。週末の奉仕の取決めに参加するよう全員を励まして結ぶ。66番の歌と祈り。
10月15日に始まる週
18分: 52番の歌。「巡回大会はわたしたちの必要を備える」の記事を家族が話し会う。過去のプログラムから学んだ事柄を適用するために何を行なったか,父親が家族と話し合い,次回のプログラムに期待を起こさせる。会衆の発表と会計報告を含める。
25分: 家庭聖書研究を産出的に司会する(3)「司会者の準備」。以前に「見よ!」の小冊子や「真理」の本にまったく精通し,研究生に応じて自由に用いることのできた奉仕者の研究は非常に産出的であった。「良いたより」の本の内容を自分のものにして,研究生に応じて自由に用いることができるために準備が必要。特定の研究生を念頭において準備する。(「案内書」39ページ3節)資料を十分に理解,把握することはまず第一に肝要。研究生に応じた要点をノートに書き記し,強調すべき原則や例え,聖句などの部分は資料にしるしをつけ,復習の質問をノートに書いている奉仕者もいる。綿密に準備できる: 鍵となる聖句,その意味,資料との関連,研究生への適用など。研究生の年齢,能力,背景,進歩の度合いなどに応じてそれらを考慮しなければならない。初めての研究を司会している伝道者の準備を経験ある伝道者が援助している実演: 明日はいよいよ「良いたより」の10章を学ぶ。魂と霊,そして死と復活に関する正しい理解を是非研究生に与えたい。援助している奉仕者は,司会者自身が十分に理解しているか自問してみるように勧める。資料を見ずにそれらをわかりやすく説明できるか。死とはどんな状態か,魂とは何か,そのヘブライ語とギリシャ語の意味,霊について。復活はどのようになされるのか。それらをどんな例えで説明できるか。聖句はどのように述べているか。司会者は自分の言葉で言ってみる。これらすべてを是非強調したいと思う。しかし研究生を考慮に入れなければならない。老齢の婦人ゆえヘブライ語やギリシャ語の意味を覚えるように強調することは効果的だろうか。むしろ死後の状態や復活の希望などを強調し,先祖崇拝に意味がないことや神による真の希望を印象づける方が良いかもしれない。本文中の例えを時間をかけて扱うようにしたい。司会者は要点をノートに書き,強調したい聖句と例えの部分に鉛筆でしるしをつける。最後に復習の質問を準備する。組織の話も準備しましょう,というところで実演を終える。「王国奉仕」1977年6月号8ページ,8月号2ページをいつでも参照すると良い。準備の価値を再度強調する。
17分: 「あなたを神に引き寄せるものは何ですか」。1978年8月15日号「ものみの塔」の記事に基づく話。82番の歌と祈り。
10月22日に始まる週
15分: 74番の歌。会衆の発表。野外の監督は,週末,週中,晩の会衆における奉仕の取決めを聴衆と共に復習する。調整すれば取決めに対してもっと良い支持が得られるか知るために,聴衆から注解を聴きたいと思うかもしれない。群れの取決めを支持することの益を話し合う。また,良いたよりのより良い宣明者となる上で助けを必要としている人たちに愛ある援助を長老や奉仕のしもべが与える取決めについても話し合う。
25分: 家庭聖書研究を産出的に司会する(4)「心に達する司会」。(3)を扱った長老が扱う。先回(3)で考慮した準備に関して復習する。準備した「良いたより」の10章を用いて同じ研究司会者が模範的な実演を行なう。聖句を読むこと,その注解,資料と自分自身への適用,例えの意味などを特に十分扱う。聴衆と共にどのような点が心に達する仕方であったかを振り返る。要点は強調されていたか。聖句や例えの扱いは十分だったか。適用はなされたか。復習は多すぎなかったか。研究生に適当な程度に考えさせていたか。司会者が話しすぎていなかったか。付加的な質問は効果的に用いられていたか。研究生は行動に促されたか。研究の時間を喜びある時間にすることは大切。気持ちが重くなるような,あるいは冷たい,無味乾燥な時間であるべきではない。司会者と研究生は「良い事」に共にあずかっている。(ガラテア 6:6)司会する際に暖かさが必要。専門的な事柄を数多く質問するよりも,どう感じているかを尋ねる質問を含めた方が良い場合がある。聖句に一層多くの時間をかけるのはたいてい良い。そして資料だけに適用するのでなく,研究生自身に適用するならより研究は生きたものとなる。余り多くの事柄を研究生に要求しないことも肝要。例えば,全部の聖句をノートに書くことはほめるべきことだが,必ずそうしなければならないわけではない。前もって全部の聖句に目を通すように勧め,研究の際に再び共に聖書を開く回数を多く持つ方が良い場合もある。研究生に愛ある関心を示し,親しい友として励みを与えることは心に達する司会をするために不可欠な要素である。
20分: 「良いたよりを伝える ―『王国ニュース』第25号を用いて」。資料の1節と2節を聴衆と共に考慮する。次いで,3節で述べられている紹介の言葉を用い,4節に書かれた状況を扱うよく練習された実演を示す。この実演に続いて,5節に書かれた資料を用いて別の実演を行ない,「人生」の本の第3章を用いてどのように研究を始められるか示す。(家が留守なら,「王国ニュース」を置いて来ることも述べる。パンフレットが通りがかりの人の目につかないことを確かめるよう伝道者たちに勧める。会衆に最近働いてない区域があれば,「王国ニュース」第25号を用いてそこを網羅する取決めを聴衆に知らせる。)51番の歌と祈り。
10月29日に始まる週
15分: 79番の歌。会衆の発表。「質問箱」。質問と答えで討議し,最後に司会者は要点を要約する。
25分: 子供たちが学校で直面する問題。できれば子供に関して良い結果を得ている円熟した父親に割り当てる。
(5分)話。わたしたちの子供たちは,世の子供たちのいるところで毎日多くの時間を過ごさねばならない。このため時として問題や誘惑が生じる。親,長老その他の立場にあるわたしたちは,こうしたことに子供が首尾よく対処できるようどうしたら助けられるか。子供たちはどのように自分自身を霊的に強められるか。
(17分)長老は,学齢期の子供のいる二つの家族から成るグループをインタビューする。(前もって練習する。会衆の区域で別の問題のほうが一般化しているなら,それに代えてもよい。)(1)学校の友達がエホバの証人だと言ってわたしたちのことを嘲けるなら,どうすべきか。それは迫害だろうか。マタイ 5章10-12節のイエスの言葉を思い起こすならどのように助けになるか。最初から自分がエホバの証人の一人であることを生徒たちに知らせるなら,どのように保護になるか。嘲ける人たちがわたしたちにもっと敬意を示すようになるのにどんな事が役立つか。嘲ける人と友達になれないなら,わたしたちは何かを失っているだろうか。(箴 17:17)わたしたちを怒らせることができたと分かるなら,嘲ける人たちはどう出るか。わたしたちが感じないことが分かったならどうか。(ペテロ第二 3:3,7)(2)たばこや覚せい剤の使用。あなたの行っている学校ではこのことが問題となっているか。ほかの子供たちはどうしてあなたにこうしたことをやらせたいと思っているのか。たばこや覚せい剤などを使用するなら破ることになる聖書の原則を何か挙げることができるか。(コリント第二 7:1。マタイ 22:39。ペテロ第一 1:13。マルコ 15:23)それで,ご自分のしもべの一人がたばこや覚せい剤を使っているなら,神はどうお感じになるか。(3)中立を保つ。あなたの学校ではクリスチャンの中立を試みるどんなことが行なわれているか。中立の立場にいるべきどんな強力な理由を考えることができるか。(出エジプト 20:4,5。ヨハネ 17:16; 18:36)
(3分)若い人たちに忠実さを保つよう勧める簡潔な言葉を述べて結ぶ。エホバは彼らに自らの行状の責任も取らせるが,同時に,彼らを助け,その忠実さに対して報いてくださる。―伝道 11:9,10。
20分: 忍耐の必要に関する聴衆との討議。次の参照聖句を用いる。ヘブライ 10:36; 12:1-3。ペテロ第二 1:5-8。ヤコブ 1:2-4,12。ルカ 21:19。63番の歌と祈り。
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巡回大会はわたしたちの必要を備える王国宣教 1978 | 10月
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巡回大会はわたしたちの必要を備える
1 大会は神権的な里程標であることにお気付きですか。大会とそれがもたらす益を待ち望むのはいつも楽しいものです。大会は神の民の特別な必要を満たすものとなっています。あなたは先回の巡回大会のプログラムから特に益となった点を思い起こすことができますか。多分あなたは,「親しい交わりによって忍耐する」という主題のもとに与えられた数々の提案に感銘を受けたことでしょう。そして,家族として聖書朗読をするよう決意なさったかもしれません。また書籍研究の群れとして集まる取決めがどのようにわたしたちの益となり,野外奉仕を行なう上で助けになるか認識を深めることもできたでしょう。野外奉仕に集まる時,わたしたちがどのように協力できるか示したパントマイムを覚えておられますか。価値ある目標である開拓奉仕を目ざすよう励ましも与えられました。
2 特別の必要を満たすためもう一つの巡回大会のプログラムが取り決められ,9月から始まっています。それを逃したいとは思われないでしょう。その主題は,「良いたよりのためにすべての事をする」というものです。いくつかの目立ったどんな点がありますか。良いたよりを宣べ伝えることの重要さについて,コリント第一 9章に基づく話から学ぶことができます。また,家族として野外奉仕に参加するよう親がどのように率先できるかを示すインタビューもあります。別のインタビューは,野外奉仕や学校での証言に活発でありたいと願っている若い人たちにとって興味深いに違いありません。世の霊をどのように避けるべきかに関する教訓的なプログラムもあります。あなたのために用意されている有益な糧を逃さないために,次の巡回大会にはすべてのプログラムに出席するよう是非計画なさってください。
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会衆の書籍研究王国宣教 1978 | 10月
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会衆の書籍研究
「聖霊」の本による会衆の書籍研究
10月 1日に始まる週 60-68ページ*
10月 8日に始まる週 68-75ページ
10月15日に始まる週 76-84ページ*
10月22日に始まる週 84-91ページ
10月29日に始まる週 92-99ページ
* 副見出しの前まで。
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日本の野外奉仕報告: 7月王国宣教 1978 | 10月
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日本の野外奉仕報告: 7月
平均 平均 平均 平均
伝道者 時間 再訪問 研究 雑誌
特別開拓者 923 136.6 63.8 4.7 167.8
開拓者 5,686 77.3 33.8 3.5 57.1
補助開拓者 3,316 63.2 27.4 2.4 41.8
伝道者 35,094 14.2 6.4 0.8 12.2
合計 45,019
新しく献身しバプテスマを受けた人: 284
昨年の平均に対する伝道者の増加: 12%
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質問箱王国宣教 1978 | 10月
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質問箱
● 野外奉仕において提供する文書の価格についてどのように考えるべきですか。
ある伝道者たちからなぜ『寄付』という言葉を使うべきなのかと尋ねられています。ある方々は,ほとんど寄付という言葉を使いません。これは必要なのですか。
まず第一にわたしたちの行なっている業の機能的な面はすべて兄弟たちや聖書に好意をもつ人々の自発的な寄付によって支えられていることを認識すべきでしょう。協会はそれが行なう業務から「利益」をあげ,それによって運営されているのではありません。ベテルで奉仕者たちが働くことにより安価な費用で文書類を人々の手に渡すことが可能なのです。しかしそれらはいわば利潤をあげるために販売されるのではありません。特に日本では非常に多くの人々に生産の実費以下の少額の寄付で本が配布されています。
それでわたしたちは野外で聖書文書を求めたいと思う人々に,ごく少額の寄付によってそれが求められることを告げるのです。一般の販売のように,あたかも利益を含んだ『定価』として文書の代金を告げるのではないのです。
このことは法律的に見てもふさわしいことです。政府の役人のある方は証人たちの行なっている文書配布が何か商業的な活動であるとの印象を受けるようです。しかし決してそうではないのです。そうした誤解をなくすためにも,わたしたちは文書を勧める時,それがそれぞれふさわしい額の『寄付』により求められることを告げるのです。
ニューヨーク本部や各支部で働く献身的な奉仕者たちの努力により立派な聖書文書をごく少額の寄付で人々の手に渡せることを正しく認識いたしましょう。
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会話するための話題王国宣教 1978 | 10月
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会話するための話題
正しい人には将来がありますか。―箴 2:21,22。
1. 正しい人は今も将来も祝福を受ける。
2. 神は悪を滅ぼすことを約束しておられる。
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