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  • 脾臓 ― おどろくべき臓器
    目ざめよ! 1971 | 6月8日
    • からです。これは実験でわかったのですが,ネコを追い回す習慣のあるイヌの脾臓は,ネコに触れたはたきのにおいをかぐとか,ニャーという鳴き声を聞くと,収縮して,それが含む血液をイヌの血流中に放出します。

      調子が狂うと

      今からおよそ40年まえ,ひとりの外科医が,溶血性貧血の患者の脾臓をはじめて摘出しましたが,結果はよかったようです。この手術の結果,脾臓の研究がたいへん盛んになりました。またそのために,脾臓の摘出が一時流行したようです。しかし今日では,脾臓を取り除くことは,ずっと少なくなりました。それはひとつには,脾臓を取り除くと,からだが不良赤血球を生産することがわかったからです。

      とはいっても,脾臓が病気にかかると,とくにひどく肥大すると,医師は脾臓を取るようにすすめるかもしれません。170㌘の脾臓が9㌔に,つまり50倍に肥大したケースが記録されています。その女の人は,おなかの中に大きな赤ちゃんをかかえているように見えました。しかし,こういうことはめったにありません。事実,脾臓に腫瘍ができることはごくまれなので,脾臓は抗ガン性をもつ,と言われてきました。

      今日行なわれる脾臓摘出手術はほとんど,自動車衝突事故かスキーの事故のためです。脾臓嚢が破れると,血液が腹部に流れ込みますから,患者を出血多量で死なせないためには,手術が必要かもしれません。また嚢の内側がつぶれ,そのために血液が嚢内に充満し嚢が破裂し,同様の致命的結果を招く可能性もあります。他方,一見なんの理由もないのに血の気がなくなり,患者が死人のように蒼白になって気を失うショックの場合は,脾臓が血液で膨張することが知られています。

      たしかに脾臓は重要な目的のために奉仕しています。脾臓が取られれば,からだはそれに応じて調節できるとはいうものの,脾臓は重要な働きをします。脾臓はたしかに『製造工場であり,浄水場であり,廃物処理・利用工場であり,貯蔵所』です。こうしたことはすべて,人間の創造者の知恵をあかし,わたしたちのからだは実に,『おそるべく,くすしく造られている』と言った詩篇記者ダビデのことばを裏づけるものです。―詩 139:14。

  • 家族の他の成員を助ける
    目ざめよ! 1971 | 6月8日
    • 家族の他の成員を助ける

      ● 昨年モーリシャス島では自分たちの家族が真理を知るようエホバの証人が努力したことから,大きな増加が得られました。あるエホバの証人は次のような手紙を寄せています。「妻とわたしのふたりは,真理を知って以来,親族にも真理をわかつことを自分たちの務めにしてきました。3年たってもほとんど反応がなく,そのままでしたらわたしたちはおそらく落胆していたことでしょう。ところがわたしの弟のひとりが,25年間アドベンチスト派に属していた人を父親に持つ女性と結婚しました。弟はまもなく,わたしから聞いていた事柄と義理の父親が彼に教えようとすることとの間に違いがあることに気づき,義理の父親に答えができるようわたしと研究することに同意しました。彼はどちらの教えが真理であるかをすぐに悟りました。それから彼は家族の他の者にも証言しはじめ,それによってわたしの一番上の姉が研究に同意しました。わたしの妻がその姉の3人の子どもたちと聖書を研究しています。次に,いとこが自分と5人の子どもに聖書を教えてほしいと申し出ました。わたしは自分の職場で3年間証言した結果,わたしのそばで働いている一番下の弟が,会衆と交わる特別開拓者との聖書研究に同意するのを見る喜びを得ました。このように家族の多くの者が聖書を研究するのを見て,わたしの一番下の妹も,夫が反対するにもかかわらず,自分と聖書研究をしてくれる人はないかと願い出ました。妻の親族の方については,わたしたちふたりは兄とその妻が研究を始めるのを助けました。わたしたちは互いに比較的近くに住んでおり,全員が定期的に集会に出席するという良い習慣を持っているので,わたしたち22人がそろって王国会館に到着すると目だたざるを得ません。これまでのことはすべてエホバのご援助によって成し遂げられたものですが,家族の中には,まだ,手おくれにならないうちにエホバのもとに来るよう助けなければならない者が数名残っています。ですから,わたしたちはこれで仕事は済んだと満足するわけにはゆきません」。

      ― エホバの証人の1971年度年鑑より

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