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支部の手紙王国宣教 1981 | 6月
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も業はすばらしい拡大を見ています。南太平洋の島々における業の拡大,禁令下のアルゼンチンで伝道者が最高数に達していることなどに加え,オーストリアの大会に出席した東欧諸国の兄弟たちが真理に対して示した純粋な態度,そして彼らを無私の愛のうちに迎え入れたオーストリアの兄弟たちの深い愛に関する経験は,わたしたちすべての心を動かすものでした。わたしたちを霊的に鼓舞するこうした励ましを得て,わたしたちも任命された業を忠節に果たしてゆきたいと願っています。別の機会に沖繩の集まりに出席した方々を加え,合計6万1,832人がジャラズ兄弟の特別集会の益にあずかりました。
心からの愛とあいさつを送ります。
日本支部の兄弟たち
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神の言葉を大胆に語り続けなさい王国宣教 1981 | 6月
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神の言葉を大胆に語り続けなさい
1 「わたしは事物の体制の終結の時までいつの日もあなたがたとともにいるのです」。(マタイ 28:20)イエスのこの言葉は,神の言葉を大胆に語り続ける上で,エホバの証人に大きな励ましを与えます。
2 1世紀に,イエスの弟子たちは神の言葉を大胆に語りました。彼らは,神の王国と,神の目的におけるイエスの役割について教えられていました。そして,神のみ前に証しを行なう責任があることを自覚しており,そのことを大胆に行ないました。音信に対する反対のゆえに,迫害に遭うであろうことを彼らは悟っていました。それを予期すべきであるとイエスは言っておられたのです。―ヨハネ 15:20。
3 その音信が個々の人々に強力な影響を及ぼすであろうことを知っていた使徒たちや1世紀の弟子たちは,すべての人がイエスについて聞けるよう,自ら命の危険を冒して音信を広めました。使徒たちの活動の4章には,支配者たちの前で使徒たちが非常に力強い弁明を行なったことが記されています。音信の重要さを知っていた彼らは,宣べ伝え続けるための強さを与えてくださるようエホバに熱心に祈りました。29節ではこう述べられています。「それで今,エホバよ,彼らの脅しに目をとめ,あなたの奴隷たちがあらんかぎりの大胆さをもってみことばを語りつづけることができるようにしてください」。それから何が起きましたか。31節はこう述べています。「こうして祈願を終えると,彼らの集まっていた場所は揺り動いた。そして彼らはひとり残らず聖霊に満たされ,神のことばを大胆に語るのであった」。何という信仰でしょう!
4 彼らが神の言葉を大胆に語ったと言っても,それは彼らが,自分に頼る,僣越で,がん固な者になったという意味ではありません。むしろ,彼らは愛に動かされたのです。恐れを克服し,自分たちは神のご意志を行なっているのだとの自覚のもとに確信を抱きました。わたしたちも今の時代に同じ大胆さを必要としています。そして,次の重要な質問を自問できるでしょう。それはわたしたちの特徴となっているだろうか。
今日,大胆に語る
5 神の言葉を大胆に語るとはどういうことですか。それは,自信を持ち,自分たちのしていることがエホバの後ろだてを得ていることを全く確信することです。そういう事であれば,わたしたちが大胆であるべき三重の理由があります。(1)わたしたちは,自分の教えていることが聖書から出ていること,ゆえに,それが真理であることを知っています。(2)自分たちの行なっているのはエホバが成し遂げたいと欲しておられる業であり,したがってその霊の後ろだてを得ていることを知っています。(3)純粋の愛は,大胆に語ることによってエホバへの献身を示し,仲間の人間に援助を差し伸べるよう,わたしたちを動かします。
6 今日,人々の態度は冷淡になっているので,家から家の伝道でも,非公式な機会にも時折無関心な態度に面する場合があります。どうすべきですか。良いたよりを大胆に宣べ伝え続けるべきです。無関心に直面すると,しりごみしようとする誘惑に駆られるかもしれませんが,そのようにすれば神の言葉を大胆に語る上でイエスと使徒たちの模範に倣うことにはなりません。
7 ノアの時代に,無関心や嘲笑的な態度が見られました。現代のわたしたちも同様の態度を予期するようにと告げられています。ノアは「義の宣明者」としての評判を得ました。(ペテロ第二 2:5)わたしたちは神の言葉を大胆に語る必要があります。そうすることにより,神への忠実さと隣人への愛を証明するのです。
8 6月中,わたしたちは「最善の生き方」の本を野外で提供します。よく準備することにより,神のみ名と目的を区域の人々に大胆に宣明することができるでしょう。
9 終わりの時も残り少なくなるにつれ,わたしたちは良いたよりを告げ知らせ,神の警告を響かせ続けることを決意とすべきです。イエスは,エホバから行なうよう与えられた業を手がけ,成し終えました。(ヨハネ 17:4)わたしたちも,イエス,使徒たち,初期クリスチャンのように,『神の言葉を大胆に語り続け』ますように!―使徒 4:29。
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「マケドニアへ渡って来て,わたしたちを助けてください」王国宣教 1981 | 6月
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「マケドニアへ渡って来て,わたしたちを助けてください」
1 わたしたちは大抵,上に引用されている言葉やその言葉の背景を知っています。(使徒 16:6-10)パウロとバルナバは人々を愛しました。進んで自分を与えようとする気持ちは二人の行動を見れば明らかです。今日エホバのしもべたちの間にも,それと同じ進んで自分を与えようとする気持ちが見受けられます。(詩 110:3)みなさんのうちの多くの方々は,ほとんど網羅されていない区域で伝道し,励ましの源となれるよう別の会衆に移りました。また援助を必要としている区域に移った方々も少なくありません。パウロやバルナバと同様,このことを行なった人たちは豊かに祝福されたに違いありません。
2 必要のより大きな所で奉仕するために移動するのは,長老や開拓者だけであるなどと考えてはなりません。会衆を励ますとともに,区域の網羅を援助できる家族に来てほしい旨を記した手紙を協会はしばしば,巡回監督や会衆から受け取ります。
3 必要のより大きな所で奉仕するため移動することを決定するに際し,一番大切なのは正しい動機です。わたしたちが引っ越す理由は,助けになりたいというものでなければなりません。妻や息子と共に,助けを必要とする幾つもの会衆で長年奉仕してきた一人の兄弟は,多くの場合,自分の生活水準を下げることが必要であると述べています。その兄弟は次のように述べています。「自分の好みに合うように会衆を変えようとしてはなりません。むしろ会衆と共に働き仕事や住まいなどの点ではエホバに依り頼んでください。エホバが備えてくださるものを進んで受け入れてください」。これは本当に良い提案です。
4 また,助けが必要とされている大抵の地方では,多くの場合,世俗の仕事がごく少なかったり,住居費や他の生活必需品が高かったり,天候が厳しかったりすることを考慮に入れてください。移動する前に祈りのうちに十分慎重に考えてください。費用を計算してください。(ルカ 14:28)家族としてエホバに依り頼み,その指導と導きを願い求めるのは大切なことです。また,家族の成員一人一人が取決めを支持することも大切です。あなたは進んで犠牲を払い生活を調整されますか。
5 もしあなたが新しい会衆に移ることを決めるなら何をすべきですか。まず最初に「組織」の本の134ページと135ページに述べられている事柄をもう一度読んでください。それから手紙を書いてそれを奉仕委員に渡してください。奉仕委員は次いでその手紙を協会へ送ります。
6 「組織」の本の中に書かれている事柄に加え,あなたがどの地方で奉仕したいと思っておられるかをどうぞ協会にお知らせください。あなたが会衆へ直接手紙を書いて必要な付加的な情報を得られるようにするため,協会はあなたに住所と名前をお送りします。
7 夏の月々,会衆としてあるいは何人かのグループで未割当て区域での奉仕を計画することができるかもしれません。1980年4月1日付の協会からすべての会衆にあてられた手紙と共に,全日本の未割当てとなっている町村のリストが送られています。その後,いくつかの町村は会衆や群れに割り当てられましたが,まだ700ほどの町村は未割当てとなっています。『マケドニアに渡って助ける』という精神を持ち,このような町村で未割当て区域の奉仕を行なえる立場にあれば,会衆として,または開拓者のグループとして,そのような奉仕を申し込むことができます。ご希望のいくつかの町村を手紙で協会に知らせ正式な割当てを受けることができるでしょう。1980年12月号「王国奉仕」4ページには励みとなる経験がでています。
8 現在の古い体制に残されている時が短くなっていることを考えると,兄弟たちや,いまでも真理に飢え渇いている他の心の正直な人々にとってわたしたちが助けになれるなら,それは本当に有益なことです。わたしたちはこの大切な事柄においてみなさんのために祈っています。わたしたちすべてが良いたよりを大胆に宣べ伝える点で努力するとき,エホバが導きを与えてくださいますように。―使徒 4:29。
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会衆の書籍研究王国宣教 1981 | 6月
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会衆の書籍研究
「千年王国」の書籍による会衆の書籍研究
6月 7日に始まる週 122-129ページ*
6月14日に始まる週 129-136ページ
6月21日に始まる週 136-144ページ
6月28日に始まる週 144-152ページ*
* 副見出しの前まで
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会話するための話題王国宣教 1981 | 6月
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会話するための話題
新しい事柄に関する神の約束。―ペテロ第二 3:13。啓示 21:1,4。
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日本の野外奉仕報告: 3月王国宣教 1981 | 6月
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日本の野外奉仕報告: 3月
平均 平均 平均 平均
伝道者 時間 再訪問 研究 雑誌
特別開拓者 854 136.4 69.5 6.0 96.9
開拓者 9,634 86.1 36.5 3.5 42.2
補助開拓者 8,934 62.3 22.9 2.0 25.5
伝道者 41,091 14.5 5.7 0.7 8.4
合計 60,513 書籍配布: 108,891
新しく献身しバプテスマを受けた人: 518
昨年の平均に対する伝道者の増加: 11%
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