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    王国宣教 1980 | 5月
    • 支部の手紙

      王国伝道者のみなさん:

      海老名における新しい日本支部の建設工事は順調に進んでいます。この手紙がみなさんに届く頃には印刷工場はほぼ完成しています。外部のタイル吹付けが4月5日に終わり,今は周辺の整地に忙しく働いています。印刷・製本工場は間もなく,6月1日から正式の認可を得て使用が開始されます。なんとうれしいことでしょう! この日程を可能にしたのは魂をこめて自分をささげた400人余の働き人の努力と,全会衆で日夜ささげられた祈り,そしてエホバ神の霊によります。

      宿舎棟,事務所棟の工事も進んでいます。今年の12月頃にはそれらも使えるようになることを期待しています。兄弟たち,新しい日本支部の建設に関してわたしたちはみなさんに心から感謝しています。最近の協会からの手紙に答えて,みなさんからすばらしい支持をいただいています。特に土地の南側の部分の取得に伴う寄付や貸付けはすばらしいものです。本当に心強く思っています。使徒パウロと同じ確信をわたしたちも持っています。「わたしは,あなたが応じてくれることを信じて書いています。あなたがわたしの言う以上のことをもしてくれるのを知っているのです」― フィレモン 21。

      野外の伝道奉仕も豊かに祝福されています。2月の野外奉仕の報告は励みの多いものでした。伝道者は5万3,227名の新最高数で,昨年の平均を11%も上回るものです。それから,家庭聖書研究の数は今や,7万5,171件でこれは17%の増加です。区域の多くはとてもひんぱんに訪ねられていますので,多くの人々が聖書の知識の大切さをこれまで以上に感じるようになりました。正規開拓者も1月より100名ほど増加しました。これらすべては,あの寒い2月に成しとげられました。

      5月8日~17日の期間,統治体の成員の一人,M. G. ヘンシェル兄弟が20年ぶりに日本支部を訪れます。世界中で拡大や新しい支部の建設が行なわれていますので,同兄弟を通してそのニュースを聞けることを楽しみにしています。

      日本支部の兄弟たち

  • 信仰において結ばれた人たちに良いことを行なう
    王国宣教 1980 | 5月
    • 信仰において結ばれた人たちに良いことを行なう

      1 あなたは,会衆内の兄弟姉妹が霊的,物質的な面で何を必要としているか気付いておられますか。どのように援助を差し伸べたらよいか考えたことがおありですか,そうした人たちの必要を満たすために何かを行なえる立場におられますか。(箴 3:27)それとも,他の人々が面倒を見るのにまかせますか。

      2 資格を持つ兄弟たちが他の人々の必要に目ざめ,何らかの傾向のために霊的困難に陥ってしまう前にそうした人たちを援助しようと努めるなら,それは本当に立派なことです。賢い人にとっては,聖書から親切に思い起こさせてあげるだけで十分な場合が少なくありません。

      わたしたちにできる事柄

      3 霊的に資格を持つ兄弟たちの中には,王国会館で若い人たちに,それも特に家族が真理で結ばれていない家庭の若者たちに父親のような関心を示してきた人たちもいます。こうして,若者にありがちな幾つかの問題を避けるように彼らを助けたのです。これは,問題が起きてしまってから,その人が事を正すのを援助しようとするよりもずっと満足のいく結果をもたらします。

      4 ガラテア 6章2節で,パウロは,「互いの重荷を負い合い,こうしてキリストの律法を全うしなさい」と述べました。ここで「キリストの律法」が引き合いに出されていますが,それは弟子たちが互いに愛し合うことについて述べたヨハネ 13章34,35節のイエスの言葉と関連があるとされています。会衆内の他の人々の重荷を軽くする面で援助を差し伸べれば,励みになるに違いありません。

      5 会衆内で,援助できそうなことが分かっている人たちについて,わたしたち各自が数分を割いて個人的に思いめぐらすのは良いことです。その人たちの家を訪問したり,わたしたちの家を訪ねるように招いたりしたことがありますか。ある巡回監督はかなり長い間奉仕に参加していない一人の姉妹を訪問しました。そして,その姉妹に必要なのは援助だけであることに気付きました。援助が与えられ,姉妹はその週に奉仕に出ることができました。自分のことを心配してくれる人がいて,その週の後日彼女と一緒に食事をすることさえ取り決めてくれた時,姉妹がどんなに喜んだか想像してみてください。

      ささやかな援助でも

      6 わたしたちにできることが多いか少ないかが重要なのではありません。関心を示すことが真に大切なのです。一通のはがき,一度の訪問,招待,電話をかけること,もしかしたら電話で日々の聖句を共に考えること,身体面や霊的な面での必要な事に手を貸してあげること ― このすべては助けになることでしょう。

      7 奉仕に行きたいと思っている人に代わって,留守番と子守りをしてあげられる姉妹たちもいるでしょう。回り道してだれかを集会や奉仕に連れて行ってあげられる人は大勢いるに違いありません。病気の人や入院している人を見舞うことができる人もいます。そして,それを行なう時に,経験とか,詩篇 55篇22節や41篇3節といった聖句の考えなど,何か励ましになることを伝えるようにしましょう。そのような考えはとても信仰を強めるものです。また,わたしたちは互いのために祈ることができます。問題のあることが分かっていて,しかも自分としては援助できる方法を知らない場合には特にそう言えます。

      8 初期クリスチャンの示したもてなしの精神の模範は見倣うに値します。それはわたしたちの信仰を鼓舞し,愛のきずなを強めます。次のように述べたパウロは,この立派な資質を強調しているのです。「それで,りっぱなことを行なう点であきらめないようにしましょう。うみ疲れてしまわないなら,しかるべき時節に刈り取ることになるからです。ですから,時に恵まれているかぎり,すべての人,ことに信仰において結ばれている人たちに対して,良いことを行なおうではありませんか」― ガラテア 6:9,10。

  • 互いに助け合う精神を保つ
    王国宣教 1980 | 5月
    • 互いに助け合う精神を保つ

      1 聖書は,神への奉仕にあって個々の人々が共に働くのを楽しんできたことを示しています。ご自分に先立って70人の人々が様々な都市に行くよう取り決めた時,イエスは彼らを二人ずつにして遣わされました。(ルカ 10:1)宣教旅行に出掛けた折,パウロはテモテを援助者として同伴しました。(使徒 16:1-3)ソロモンも友の必要を認めて次のように言いました。『二人は一人にまさる そはそのほねおりのためによき報いを得ればなり』。(伝道 4:9)これは,良いたよりを分かつ場合,人は一人で働いてはいけない,という意味ではありません。奉仕において仲間と一緒に働き,互いに助け合うと多くの益があるということです。今日この精神を会衆内でどのように保つことができるでしょうか。

      あなたもあずかれる

      2 あなたは,ご自分の奉仕の様々な面を改善する方法について他の人と話し合うことをきまり悪く思ったり,恥ずかしく感じたりすることさえありますか。自分は神の言葉の教え手なのだから,あるいは,もうかなりの期間真理を学んできたのだから,ほかの人と働いても益は得られないだろうとお感じになりますか。アポロの模範を考えてごらんください。聖書は彼が「雄弁な人」で,「聖書によく通じていた」と述べています。それでも,アクラとプリスキラは,「彼を自分たちのところに連れて来て,神の道をより正しく説き明かした」のです。アポロは,アクラとプリスキラから真理をさらに教えてもらうことをそれほどきまりの悪いこととはみなしませんでした。彼は,自分はもう「会堂で大胆に」話しているくらいだから,これ以上知る必要などない,と感じて援助を拒むようなことはしませんでした。むしろ,それを受け入れ,「神の過分のご親切のゆえに信者となっていた者たちを大いに助け」ました。この記録は直接野外奉仕に言及してはいないかもしれませんが,そこには確かに,互いに助け合うという面でわたしたちが示したいと思う精神が表わされています。―使徒 18:24-28。

      3 ある人は文書を配布するのに大変有能であっても,再訪問をするのを難しく思うかもしれません。別の人は,再訪問は上手に行なうものの,最初の訪問を苦手としているかもしれません。聖書の精神は次のようなものです。「おのおのが受けた賜物に応じ,さまざまなしかたで表わされる神の過分のご親切を扱うりっぱな家令として,互いに対する奉仕にそれを用いなさい」。(ペテロ第一 4:10)異なる賜物を持つ人々は,一緒に働き,お互いに学び合うように勧められているのです。

      書籍研究の群れを通して

      4 10月号から2月号までの「わたしたちの王国奉仕」の中で,どのようにして互いに共に働き,相互に益を得られるかについて,優れ

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